シークレットアニマシリーズ Vol.9

LOVE2ポリス(ラブラブポリス)

 ストーリー・199X年、凶悪化する犯罪に対抗するため、政府は秘密捜査官のチームを結成した。危険を顧みずに潜入捜査を行う、何と若き美女3人からなるこの特殊チーム・・・誰が呼んだかLOVE2ポリス!!




 ・TDKコアから頒布され、恐るべきクォリティの低さで市場の度肝を抜いた(失礼)シークレットアニマシリーズ。本作は、恐らくその最終作ではないかと思われます。
 どこぞで連載されていたマンガだかテキストだかが原作のようで、内容的には女性エージェントたちの潜入捜査、捕まり陵辱モノです。と書くとちょっと美味しそうですが、これがとんでもない地雷・・・なんて言うと地雷に失礼じゃないかと思うほどヒドイ作品。さすがはシークレットアニマシリーズです。
 そもヒロイン3人のキャラからして味も何もなく、ステレオタイプの権化のような半裸のクソ女たち。どこが捜査員なんだよ。
 それでもまあ、リーダーのインテリ女はまだ良いでしょう。捜査に頭脳は欠かせませんから。
 副リーダーの姉ちゃんが、元レディースのトップだというのもまだ許せます。腕っぷしの強いヤツは役に立ちますし。
 だがしかし!「何か未知の能力を持っているかもしれない女子高生」っていうのは何なんだそりゃ!そんな海のものとも山のものとも分からんヤツスカウトすんな!基地外の巣窟か、警視庁。
 そういうクソキャラどもがノンキに潜入捜査に出かけ、すぐに捕まってエッチなことをされたり、それはそれで楽しんだりという緊張感の欠片もない展開が続き、最後は白痴の犯人がアッサリ捕まって終わり。全くトホホなお話しです。
 その上作画状態がハンパじゃなく悪く(シークレットアニマシリーズでは毎度のことですが)、エロ絵としても楽しめないのは難であります。ディルドー責めや薬物レイプなどのシチュもあり、作画さえ良ければもうちと見れる作品になったと思うのですが。
 「抜ける度」は1.5。チープなキワモノを笑って楽しむという向き以外にはオススメできません。
(彩雲11型)


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