真・淫獣学園1
ストーリー・巫女のクラスに転校生がやって来た。吹雪と名乗るその少女は、何故か巫女を敵意に満ちた目で見つめる。そして巫女は、吹雪の罠に堕ちて深層催眠をかけられてしまうのだった。いったい吹雪の目的は何なのだろうか?
・巫女ちゃんシリーズの5作目で、タイトルに「真」が付いたりしてはいますが、内容的にはこれまでのものからさほど大きく飛躍しているわけでもありません。ただ、このシリーズはずっと2本で1エピソード完結という体裁をとってきたのに、本作は1本で完結ということになっているのがちょっと変わっています。 今回は、前回までのサブヒロイン夜久ちゃんに代わり、吹雪という新たなくのいちが登場します。夜久ちゃんは巨乳でワーウルフという、ビジュアル的にしっかり立ったキャラだったのに対し、吹雪ちゃんはルックス的には地味め。しかしその性格というか人となりは相当に強烈です。 何しろこの娘、自分が最強のくのいちとなるために巫女を倒そうと色々画策するのは良いですが、では何故そんなにくのいちにこだわるかというと、「幼い頃からくのいちに憧れていた」という理由だけ!そのために独習(!)で淫術を身に付けたというのだから開いた口がふさがりません。くのいちオタクと言えばまだ聞こえは良いけど、世間一般では○○○○と言われても仕方ないような。世の中には色んな人がいるもんだなあ。 エロシーンはかなり多いですが、どれもパンチはイマイチのような印象がなきにしもあらず。 冒頭、吹雪が巫女を薬で弱らせていたぶり、催眠にかけるシーンや、女体育教師が吹雪のテクでメロメロにされて奴隷化されるシーンなどが美味しいところでしょうか。どちらも百合レイプっぽい味なのがなかなかですが、時間的に短く、突っ込んだ表現になっていないのが惜しいところです。 クライマックスでは、驚いたことに吹雪も女人棒を繰り出し、巫女と女人棒同士の墜とし合戦が繰り広げられます。すごいエロシーンという見方も出来るでしょうが、どっちかというと怪獣とかサイボーグ同士の超能力合戦みたいなノリなので、エッチな気持ちには全くなりません。まあキャットファイトみたいなネタが好きな人にはアピールするかもしれませんが。 ちなみに今回は久々に色魔淫界のからむ話で、巫女の両親も登場しますが、相も変わらず夫婦で淫蕩に明け暮れており、まったくもってどうしようもないダメ親です。巫女はよくグレもせずに育っていると感心しますよ。 「抜ける度」は2です。(彩雲11型)
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