シークレットアニマシリーズ Vol.8

ピアニスト

 ストーリー・未来の世界・・・・出生率が極端に低下したため、人類はアンドロイドを広く利用するようになっていた。ピアニストのセイジも、ユナという美しいアンドロイドをメイドとして使っている。彼にとってユナは、かけがえのない存在なのだ。




 ・いつもこのシリーズに関してはキツイことを書いていますが、ホントにもうシークレットアニマシリーズってば、エロアニメというジャンルにとっての黒歴史と言っても過言ではありますまい。それくらい低レベルの作品ばかりがラインナップされている感があるのです。
 シリーズ8作目となるこの「ピアニスト」は、人気コミックが原作としてあるそうですが、やはりシークレットアニマの呪い(笑)からは逃れられなかったようで、頭痛がしてくるくらいに空疎な内容です。
 30分の尺を使って何を語るかと言いますと、「気に入りのダッチワイフを紛失してしまって困ったが、2、3日探したら無事見つかってああ良かった」というだけのお話しでして、もう面白いとかつまらないとかいう以前に、脚本家の正気を疑いたくなりました(失礼)。
 エロとしても非常に薄味で、主人公がヒロインのアンドロイドとハメまくるシーン、そして名もない脇キャラたちが飲み屋でハメるシーンがあるくらい。どちらも抜くのには全く使えますまい。
 おそらく原作コミックでは、ドラマにもエロにもそれなりに意が払われていたのだと思いますが、こんなろくでもないアニメ化では、どんな視聴者のハートにもアピールは難しいでしょう。
 「抜ける度」は1未満。
 ちなみに作画レベルは低いですが、このシリーズの中では比較的まともな方とも言えます。
(彩雲11型)


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