シオン
Vol.01 残酷な魔法の天使
ストーリー・恐るべき時空侵略者ガイストがこの世界へ侵入を始めた。ガイストと戦う下級戦士リディアは、彼らが潜む学園に潜入するも、捕虜となってしまう。淫靡な触手責めにさらされた彼女の運命は?・・・
・PIXYレーベルから4巻構成でリリースされた作品の1巻目で、2008年に発売されました。 作品の背景やストーリーについては↓下でtoshi様が書いて下さっているので割愛します。 本巻のエロシーンは大きく分けて2つあり、 1)異世界の戦士リディアが魔物に触手責めされる。 2)爆乳の女教師が主人公の男子(?)にパイズリフェラ。 となっています。 2)の女教師のシーンはなかなか良くて、最初はM男クンをリードする感じでプレイが始まるのに、次第に主従が逆転し、最後は男にイラマで支配されているようなノリになります。 その微妙な空気の転換が面白く、女教師の作画やCVもエロっぽいので楽しめました。 一方で、1)の戦士拷問シーンには難があります。 toshi様が書いておられるように、このシーンはアニメオリジナルだそうで、つまり導入部をなるべく派手にしたいということから挿入されたのだと思われます。 その演出意図は良いと思うのですが、どうもエロとしてのノリが悪く、結果として後付け感、齟齬感ばかりが強調されてしまっている気がします。 このリディアという戦士は人造人間らしく、だから感情も無く拷問などムダだと主張するのですが、触手責めが始まるとすぐにアヘアヘ感じまくりで、「お願いヤメテ!」などと降参モード。 感情が無いどころか感情山盛りだろと突っ込みたくなってしまうのであり、そうした設定と演出の混乱は、やはりこのシーンが後付け、ヤッツケだからだろうと感じてしまうのです。 オリジナルの導入部を入れるなら入れるで、視聴者にそうした裏事情を見透かされないよう、もっと丁寧に演出をしてやるべきではないかと感じました。 この一巻の「抜ける度」は2.5。 作画は上でも書いたように悪くありませんが、モコモコとボンレスハム調のグラマー描写には好みが分かれるかも知れません。(彩雲11型)
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