装甲騎女イリス

vol.03 戦士から悦虐娼婦へ

 ストーリー・イリスは娼婦として連日客を取らされ続けていた。人とは程遠い、異形の種族との交わりに、イリスの精神は疲弊しきっていく。そして脳をコントロールされながらの特殊ファックも強いられて・・・・




 ・シリーズの3巻目です。
 シリーズスタートから3年目となり、この巻からは監督さんが交代になっているようですが、それで面白くなったかと言えば全く逆で、ドラマ運びも濡れ場のテンションもダメダメの凡作となってしまった感があります。
 今回の濡れ場は、
 (1)リルルがイリスを連れて外出。アヒルみたいな宇宙人の集団にイリスを輪姦させる。
 (2)娼館に戻ったイリス、今度は昆虫型エイリアンとファック。この昆虫はサドだそうで、イリスをツメでメッタ切り。
 (3)エイリアンの科学者が客としてやって来て、イリスと自分の脳を接続。快感を共有してファックする。
 ・・・という感じになっています。
 色々バラエティを持たせて盛り上げようという壮図は分かるのですが、どのシーンもテンションがイマイチでして、これなら濃いいシーンを一つだけ入れてくれた方がマシだなあなんて気分になってしまいます。
 いつも書くことですが、「ここで絶対視聴者を抜かせるゾ!」という執念のようなモノが、製作者側に欠如している感が・・・。それではポルノとして寂しいでしょう。
 またPIXYさんの常ですが、ヒロインがかなり早い段階で「堕ち」状態となってしまうため、「ヒロイン捕まりモノ
というジャンルならではの醍醐味がスポイルされてしまっています。
 つまり、気高く凛とした女戦士が、必死に抗いながらも快感に打ちのめされていく・・・というヤツです。それが無いと、わざわざこんな設定でポルノを作るのは虚しいように思います。
 ちなみにイリスはすでに「堕ち」状態なワケですから、「オ○ンコキモチイイ!チンコちょうだい!」とのべつに大騒ぎでして、だから淫語関係のお好きな人にはアピールするかもしれません。オイラは大嫌いだけれど。
 三巻の「抜ける度」は2。
(彩雲11型)


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