相姦遊戯(前、後編)
ストーリー・ゆうじはある日、道で知らない男から双六の試供品をもらった。この双六で遊んだ人は、仲良しになれる魔力があるという。ゆうじは半信半疑で、母を相手に双六を始めるが・・・・
・バニラレーベルから2007年に2巻構成で頒布された作品。原作としてPCゲームがあるそうです。 内容はタイトルのまんまで、魔力のこもったスゴロクで遊んだ少年が、そのために近親者とハメちゃったり!というスラップスティックになっています。 1巻ではお母さんと、2巻ではお姉さんとハメるという構成になっていて、それぞれ「お母さんに甘えたいマザコン君」、「強気のお姉さんにイジメられたいM男君」という風に、アピールする視聴者をキチンと決めてあるのは良いことだと思いました。 2人のヒロインも可愛らしく、お母さんはロリ顔で純情そうなのにムチムチグラマー、お姉さんはヤンキーっぽいツンデレ娘というように、ステレオタイプながらキャラが立っていることも美点でありましょう。 エロとしての見せ場も、魔力に強制されて裸になったりオナらされたりという導入部から、次第に感極まってグチョグチョ近親セックスになだれ込むという展開が丁寧に描かれていてまずまず及第。 タブーネタなのに、最後はマターリほのぼのして終わるのも、コメディとして悪くありません。 絵はこのレーベルの常であまり高品質とは言えませんが、バニラ作品の定番として使われるチャカポコチャカポコ♪というBGMとは良くマッチしていて好印象でした。 「抜ける度」は2に少し足りないくらい。 コメディなので、抜き用としては弱いですが、近親相姦モノはどうしてもイヤだという人以外はヒマつぶしに見てみるのもアリかと思います。(彩雲11型)
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