ストーリー・主人公、最初弌は高校二年生。水泳部の彼は、転校生の少女、水島朝と激しく肉体を求め合う。しかし同じく転校生である空山菜摘芽も、また弌と痴態を繰り広げるのだった。三人の共有する関係とは・・・
・ストーリーやエロシーンの構成などについては下で↓テケメケ様が書いて下さっているので割愛します。
テケメケ様が高評価をされていますし、色んなエロ板でも非常に評判がイイので、遅ればせながらオイラも見てみました。
いやなるほど力作です。抜けるかどうかはまた別として、作品の完成度では「ひまじん」レーベルの最高峰と言えるかもしれません。
ストーリーやキャラ説明を思い切って端折っている本作が、ではどこで視聴者にアピールしようとしているかと言うと、ズバリ「濡れ場への愛!」です。
単に作画のグレードが高いというだけでなく、構図、動き、色づかい等、全てに演出家の強いこだわりが感じられます。
例えばオッパイを揉むシーンにしても、その肉の「柔らかさ」だけでなく、「硬さ」までもが表現されている。文章で書いてしまえばただそれだけのことですが、なかなか一朝一夕に出来ることではありません。
世の中にはリピートばかりのヤッツケなエロシーンしかない作品も多いのに、愛撫によって女体の筋肉がキュッと緊張する様、イクときに腰が踊るように浮く様を、これほど丁寧に描いているアニメは本当に貴重だと思います。
ストーリーで魅せる作品ではないですから、抜けるかどうかは個人差が大きいと思いますが、そうした高密度かつ上質な濡れ場を見てみたい人にはオススメです。
「抜ける度」はオイラ的に2.5ですが、その評価とは別に、ポルノ好きの個人としてDVDをコレクションしたくなりました。(彩雲11型)
・ひまじんレーベルの作品、原作は同名のパソコンゲーム(Ciel販売)です。
さて内容ですが、ゲームと違い主人公は最所弌と水島朝、空山菜摘芽の三角関係を描いた作品になっています。そのためゲームでもう1人の主人公を演じた海野十三は出ていません。
まず三角関係と書きましたが、どろどろとした内容のものではなく、限られた時間の中で少しでも弌と一緒にいたい、相手を邪魔しようとはしない、そういったさわやかな三角関係の物語になっています。ですのでどろどろとした三角関係を期待される方には少し物足りないものがあるかもしれません。
そういった三人に関係もあってか、モノローグはあるものの時間の殆ど8割以上がエッチに裂かれていてエッチシーンだけを楽しむならば十二分か構成だと思います。またエッチの内容も制服やスク水、浴衣とバリエーション豊富。場所も部室であったり(他の人が入ってきて必死に声を殺そうとする朝が可愛いです)、プールであったり、部屋であったりこれも様々です。前知識なしに見ても十分に楽しめるかなり濃い内容の作品になっています。
エッチの比率は6:4(それ以上かも?)で朝のほうが多いですが、どちらのキャラも質の高いエッチシーンを見せてくれます。絵も綺麗ですし、声、音楽共に問題の見当たらない近年では久しぶりの当たり作品ではないかと。
点数は高く付させていただいて4.0くらい。
絵柄が嫌い、三角関係はどろどろしたものが好き、という方以外は必見ではないかと・・・
実用性は高く十分に抜きどころがある作品だと思います。(himhim)
・Cielから発売された同名のPCゲームを“ひまじん”がアニメ化したものです。夏の初めに転校生してきた少女、水島朝(“あさ”という名前)と主人公との関係を描いています。
ストーリーは、最初からいきなり主人公とヒロインは肉体関係にあり、5分程度の回想シーンで主人公とヒロインの馴れ初めをさっさと紹介。残りはひたすらエロシーンというかなり思い切った構成です。
残り十分程度のところで新たなヒロイン棗(なつめ)が登場しますが、これも極々最低限の紹介でさっさとエロシーンに突入。実際、観賞中ずーっとエロシーンを見せられているような印象でした。
この作品の特筆すべきはなんと言っても作画。単純に絵が上手いというのはもちろんですが、エッチ中のヒロインの仕草、ぷるぷると弾む乳房、水着跡や汗までしっかり描かれていて、そしてカット数が多い。…作りが本当に丁寧です。
“ひまじん”は時々こういう非常に高い作画レベルの作品を作る会社で、僕が別のレビューにて作画を高評価している『秘湯めぐり』を作った“Amour”も、この“ひまじん“の兄弟会社です。さすがにこれだけのクォリティを常に保っているわけではなく、時には酷い出来の作品も出します。しかしそれでも大体4本に1本の割合でこういった他社を大きく上回る作画を誇る作品を出してくれるのは大きく評価して良い点でしょう。
ヌケる度は3〜4。声優の演技も悪くないので実用性は高いでしょう。(ただし、特殊なプレイは無し)
惜しむらくはちょっとばかしストーリーを削りすぎたかもしれないということでしょう。下手にストーリー重視を装ったせいでエロは薄くなり、しかも尺の関係で結局ストーリーもおろそかになってしまった作品よりは、徹底してエロを描いただけ遥かにマシですが、この作品では逆にストーリーを削りすぎて主人公とヒロインの関係が見えないのです。回想シーンでは転入してきた朝に主人公がしつこくアタックした、ということしか描かれておらず、朝がどういう性格、どういう境遇なのかサッパリなので感情移入しづらいわけです。棗にいたっては「昔から主人公が好きだった」ということ以外は全く不明なくせに、主人公とは愛称で親しげに呼び合っているので「ああ、二人は幼馴染か何かかな?」と、こちらが勝手に推測するしかありません。原作を知っている人ならスムーズに入れるのでしょうが、それ以外のユーザーを置いてけぼりにするのはちょっといただけません。劇中、エロに関しては十二分に描かれていたので、あと5分…いや、3分だけ、キャラクターのバックボーン紹介にあててくれれば、個人的には完璧と呼べる出来でした。(テケメケ)
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