それでも妻を愛してる(全三巻)


 ストーリー・ななみは若く美しい人妻だ。優しい夫と二人、円満で幸せな日々を送っていたが、そんな日常に暗い影が忍び寄ろうとしていた・・・・



 ・2011〜2013年にかけてこっとんどーるレーベルから三巻構成で発売された作品です。原作はPCゲームで、ジャンル的には人妻寝取られモノというヤツです。
 このアニメ版はちょっと変則的な構成になっていて、ヒロインは1〜3巻まで共通(ななみさん)していますが、一貫したストーリーにはなっていません。
 では各巻ごとに別々のエピソードが入っているのかと言えばそうでもなく、1巻はななみさんが完堕ち状態、つまり寝取られ完了でアヘアヘ悶えまくっている様子が描かれます。
 2巻では時系列がちょっと巻き戻り、何故ななみさんが1巻のように寝取られてしまったかという前日譚が描かれます。
 3巻目はガラリと設定が変わり、ななみさんが寝取られる経緯も、寝取る相手も1、2巻とは違う、つまり全く別のエピソードが描かれます。
 こういう変則的な構成によって、視聴者がオッと引きつけられたり面白く感じたりするなら結構ですが、本作の場合はただゴチャゴチャと分かりにくく、まとまりの悪い印象に見せているだけなのは勿体ないと感じました。
 3巻目は30分の尺で完結しているため、1、2巻と比べてキビキビと引き締まった展開であり、この密度で1巻ずつのオムニバスにすれば、かなり印象が改善されたのではないかと思います。
 
「抜ける度」は1〜2巻が2、3巻は2.5とします。
 作画はまずまず良く、ヒロインのななみさんも可愛いですし、彼女が間男やレイプ魔にセックス調教されて堕ちていく様子も悪くありません。声優さんも熱演ですし。
 それだけに、上で書いたような構成上の難点が残念に思えた作品でした。
(彩雲11型)

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