対魔忍アサギ vol.03 姉妹、相打つ!

 ストーリー・アサギとさくらの姉妹はうち続く陵辱に疲弊しきっていた。そこへ朧はある提案をする。アサギとさくらを競わせて、勝った方を自由の身にしてやるというのだ。




 ・人気シリーズの三巻目です。
 一巻ではアサギが、二巻では妹のさくらが捕らわれてズコズコ犯されたり改造されたりというお話しでしたが、本巻ではその2人が一緒に犯されたり競わされたりという展開を、制作側としてはウリにしたいようです。
 具体的に内容を書いてみますと、
 (1)つかみのシーンとして、さくらちゃんが輪姦され続けている様子が映る。
 (2)アサギとさくらが再会。
 (3)朧、ナゾの男(組織のボス?)と痴女ファック。
 (4)朧が2人を競わせる提案をする。ついでにさくらを鞭打ち。
 (5)アサギとさくら、ヘンなジジイに散々犯される。
 (6)アサギとさくら、怪物化した恭介(アサギのフィアンセ)に犯される。
 (7)敗れたさくらが輪姦され続けるシーンで「つづく」。
 といった感じです。
 (1)のシーンは導入部としては非常に濃厚で、さくらちゃんは犯されまくりますし、魔乳化したお乳から噴乳させられたり、オシッコをかけられたりもします。
 (2)〜(4)は事実上ストーリーパートという感じですが、さくらちゃんが身の不幸を嘆いてアサギに食ってかかったり、いつもよりは心情描写が多いので面白いです。
 (5)〜(6)はクライマックスとなり、ジジイ(のように見えるが本当は魔物らしい)やモンスター恭介によってアサギやさくらがグチャグチャにされます。
 シチュもイラマチオありスペルマ飲みありクンニあり触手ありとバラエティ豊か、かつ濃厚でまずまずでしょう。
 かよう、オイラ的には、少なくとも二巻よりは良い内容と感じられたのですが、しかし本シリーズ特有の味はいつも通りなので、どうもノレないのもまた事実。
 それは「むらかみアニメ」独特の演出がオイラ個人的にダメということであり、要するに好きずきでありますから、氏のファンの人たちにとっては本巻も大いに楽しめる内容に違いありません。
 その上で、あえて個人的な印象を書かせていただきますと、氏のウリである高速ピストンやヒョットコフェラや壊れ顔アクメ等はもはや記号化の限界というところまで来ている感があり、もっと言えば「どのシーンも全部同じ顔」という気がしなくもありません。
 いわば「むらかみテンプレ」に当てはめて全部のシーンが作画されているようなモノですから、いかに作画自体が上質であっても、次はどんな絵が見れるんだろう?とワクワクする心境にはまるでなれません。これはやはりマイナスであろうと思うわけです。
 そんなワケで、「抜ける度」はオイラ的に2.5とあまり高くありません。ファンの人ゴメンナサイ。続巻でもっと盛り上げて欲しいな。
 ちなみに「さくらの乳は魔乳にしてもヒドすぎる、逆に萎える」という意見がネットでは多く見られましたが、オイラ的にはOKだと感じました。
 「肉体改造をされた」というシチュを分かりやすく見せるためなのですから、ああいう極端な絵にした方が良いと思うのです。せっかくアニメなのですから。
 むしろ問題は、そんな身体にされたことへの絶望、自身の肉体への嫌悪というさくらの心情描写が弱いことであり、そういう文芸としての丁寧さを欠くことの方だと思います。
 一方で、イラマチオの際にちぢれたチン毛を作画するなという意見には賛成。アレは萎えますよ実際。
(彩雲11型)


→戻る