堕靡泥の星 第1部・悪霊誕生

 ストーリー・良家の子息である神納達也は、ふとしたことから、自分が元華族令嬢である母と脱獄囚との間に生まれた子供であることを知ってしまう。呪われた血を自覚した達也は、悪行の限りを尽くす旅に出る。




 ・佐藤まさあき氏の古い古〜い人気劇画をアニメ化したもので、アポロンから四部構成で発売された作品。原作は確か松竹などで映画化もされている。
 内容的に古いことは仕方がないし、ストーリー的にはしっかりしているのだが、凄まじいまでにチープな作画が全てを台無しにしている。何しろほとんど動かないのだ。
 エロのキモは冒頭の陵辱シーンとその後の折檻シーンだが、作画のひどさの方に気が行ってしまって全く入り込めない。
 主人公の異常性などなかなか良く雰囲気が出ているだけに、とにかくキチンと作画さえされていればと残念になる作品である。「抜ける度」は1。
(イボイボ)


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