堕落 女教師破壊 〜下巻〜

 ストーリー・再び反撃に転じたキリコは、三人組に重傷を負わせ、その場を逃れ出た。しかし先に負傷させたレイプ犯仲間2人が復帰し、またも彼女を捕らえてしまう。5人となった暴漢に輪姦され、遂にキリコは・・・




 ・シリーズの最終巻です。
 冒頭、イラマチオをさせられていたキリコ先生が相手のチンコを噛みちぎりかけ、次いでもう1人の目玉を突いて失明させるというショッキングなシーンから始まります。
 しかるにその後の展開はまたぞろグダグダで、再び縛られた彼女が輪姦される様と、過去にもレイプや痴漢の被害に遭ったという回想シーンがサンドイッチ的に配されてハイオシマイ。
 本巻独自のエロシチュとして、浣腸、脱糞がありますが、それが被虐性を出していない上、オイラは個人的にスカがダメなので、興奮するよりも逆に萎えてしまいました。
 さて、シリーズを通巻で評価しますと、
 (1)山場も何もないダラダラした展開。
 (2)キリコ先生が、激しい官能に煩悶しながら堕ちていくというカタルシスに乏しい。
 (3)レイプ魔たちのベシャリがグダグダとウザイ。
 という三点で、ああエロいなという気分にはなれない凡作と感じます。
 そもそも原作が退屈な作品なのかもしれませんが、ならばアニメの方で演出をもっとシャープにしたりという努力が欲しかった。
 具体的に改善するべき点を挙げますと、まず尺を縮めて冗長な印象を無くし、その分エロのテンションを上げるべきでした。
 またキリコ先生が堕とされるという展開に説得力や迫力を持たせるために、媚薬投与などの工夫をするべきだったと思います。
 本作では、逆にレイプ魔たちが自身に媚薬を打ってポテンツを上げるのですが、そんなんでウハウハ言ってる変態どもなんか絵として見たくないですよ。
 三巻の「抜ける度」は2。
 ちなみに作画だけは、相変わらず(ファイブウェイズ作品としては)まずまずです。
(彩雲11型)


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