TOWER of Etruriavol.1

 ストーリー・騎士アルビオンは、魔術師エトルリアによって塔に幽閉された王女セシリアを救出に向かう。彼女を救えば妃として与えるという約束を王とかわしたからだ。首尾良く塔の最上階に達したアルビオンだが、そこに待っていたのは・・・・




 ・ひよひよ氏のマンガ原作をミルキーがアニメ化したものです。
 まず本作は「看板に偽りアリ」的な作品であることを申し上げておきましょう。と言いますのも、パッケージを見ますとヒロインのセシリア姫が触手や何やらで陵辱されている図版が多数載ってまして、アオリにもそれらしい記述があります。で、「お姫様陵辱モノ」が大好きなオイラはやれうれしやとレンタルしてみたのですが、中身はちっともそんなのでなくて、コメディ調のスラップスティックでした。つまりアホなキャラクターたちがナンセンスなドタバタを繰り広げ、その合間にチョコチョコとエッチシーンを差し挟んであるという感じです。
 そんな内容ですから、原作を読んでいないでこのアニメを見た人は「パッケージに騙された〜」という心境になるでしょうし、事実オイラもそう思いましたが、しかしそれでひどく不愉快になったかというとそうでもないのが奇妙なところ。
 確かに期待していた中身とは違うんですが、まあこれはこれで良いかという感じです。ギャグやストーリーは実にありきたりで陳腐なんですが、それなりに楽しい雰囲気が出ていて憎めないと言いますか。チンチンへの訴求力は無いに等しいですが、たまにはこんなのを気軽に見てみるのも良いかも知れません。
 気になるのは作画で、ミルキーのいつものレベルからすれば特に不良というわけでもないんですが、シーンによっては女の子の体型が実にヘンな感じでへこみます。ズドンとした幼児体型でしかもデブという、信じられないような体型の作画になることが何度かあります。これはもしかして原作の味なのかな?触手シーンもありますがエロさはほとんどありません。「抜ける度」は1ですが、脳天気で罪のない作品と言えると思います。
 ちなみにシリーズものの一作目という体裁ですが(ラストに「続く」と出ます)、ミルキーのカタログではシングル作品に分類されており、続編は打ち切りになったのかもしれません。
(彩雲11型)


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