DISCIPLINE 零(前、後編)
ストーリー・聖アルカディア学園の支配者として闊歩するドSの森本姉妹! この物語は、彼女らの支配が始まる前日譚を描くものである・・・・ ・2010年にWhite Bearレーベルから2巻構成で頒布された作品です。 以前に長十郎様が評してくださった「DISCIPLINE」のビフォーストーリー的内容であるらしいですが、別に原作ゲームがあるわけではないオリジナル企画のようです。 オイラは本家「DISCIPLINE」は見たことがないのですが、オリジナル外伝であれば本家を知らなくても大丈夫だろうと思い、またグラマーなキャラが散々緊縛されているサンプル画にも惹かれて見てみることにしました。 しかし予想と違い、本家に出てくるのであろうキャラが大勢出演しますし、彼らのキャラ性を視聴者が既に知っている前提で語られるシーンも多い。 いきおい、オイラのようにいきなり本作から視聴した者にはピンと来ない部分も多々あって、いささか置いてきぼりな心境にさせられました。 つまり本作は、やはり本家「DISCIPLINE」のファン向けに作られたサービスフィルムの色合いが強いと思われ、最初から見る人を選ぶのではないかという気がします。 エロとしては、女の子を縛って犯して浣腸して屈服させてという鬼畜調教モノの要素が強い一方で、男の子が縛られてチンコをイジめられたりというシーンもあるため、S嗜好の人だけでなく、M男クンにも楽しめる内容になっています。 しかしいずれのシーンでも、人をマジでいたぶり尽くすと言うより、どこか脳天気でコメディ調の空気が感じられ、陰惨さがあまり無いのは個人的に良いと思いました。 作画はまずまずですが、女の子でもかなりマッシブな体型に描かれており、柔らかさや可憐さが感じられないことには好みが分かれましょう。 「抜ける度」は2.5とします。(彩雲11型)
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