DETECTIVE(ディテクティブ)file.1〜禁断の愛

 ストーリー・私立探偵東野は、ある日少女が暴漢に襲われている現場に出くわし、彼女を救った。少女は秋本彩音という資産家令嬢だった。驚いたことに、東野は彼女の兄に瓜二つだという。その兄は行方不明となっており、背後には遺産相続にからむ陰謀があるようだ。迷った末、東野は彩音を守るために秋本家へ潜り込むことを決意するが・・・・




 ・世紀末にビームエンタテイメントを版元として発売された作品で、深田拓士氏のコミックスが原作です。アニメ版の制作はあのあかとんぼですね。

 見てみて思いますのは、一体何を考えてこんなもの作ったのだろう?ということです。要するに、失礼ながら、ぶっちゃけつまらなすぎます!
 ストーリーにはビックリするほど何のヒネリもありませんし、キャラも全然つまらない。その上オチがどうしようもないんですから見るところありません。大体ヒロインが基地外っていうのはどうかと思うなあ。
 エロシーンはそこそこ多いですがテンションが低く、あまり興奮できるような内容ではありません。緊縛レイプとか色々ありますが、女性側のリアクションがヌルくてちっともノレないのです。しかも作画が悪く、女の子が可愛く見えないのが難ですね。
 アニメにしようという企画が通るのですから、原作のマンガは面白かったり人気があったりしたのかもしれません。しかし少なくともこのアニメ版はダメダメです。30分を無駄遣いした気分になってしまいました。
 「file・1」としてシリーズ化を目論んでいた節がありますが、その後続きが発売されていないところをみると、市場の評価もきっと振るわなかったのでしょう。
 「抜ける度」は1.5です。
(彩雲11型)


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