恥熱カルテ The Devilish Cherry(上、下巻)

 ストーリー・巧は某医院に長期入院している少年だ。可愛くあどけないルックスから、看護婦たちの興味を惹くが、彼には驚くべき裏の顔があった。それは・・・・




 ・2009年に鈴木みら乃レーベルから2巻構成で頒布された作品で、原作はドリルムラタという人の人気コミックだそうです。
 ジャンル的にはナースものということになりましょうが、犯されるナースたちよりも、主人公の少年のキャラ性に重点を置いた作りになっています。
 「
Devilish Cherry」という副題は、「悪魔の童貞小僧」とでも訳すべきだと思われ、つまり彼の悪魔性・・・・他者を魅了し、支配する恐るべき才能が、ドラマを強く牽引する要素となっています。
 よってそういう「悪のカリスマ」ものっぽいドラマがお好きな向きには強くアピールするでしょうが、強いキャラ性を持った男性キャラなどジャマだ、ヒロイン側を重点的に描くべきだという好みの人には、逆にノレない作品と言えるかもしれません。
 エロとしては、清純派、淫乱女、インテリ女医という3人の異なるタイプのヒロインがバキバキ犯され、調教されていく様子に迫力があり、見ていてなかなか飽きさせません。
 特に、主人公にお灸を据えるつもりが、逆にマゾ性を開発されて奴隷となっていくインテリ女医さんのエピソードはエロく、オイラは結構引き込まれてしまいました(この女医さんは、もしかしたら天野さんCVかなという気がします)。
 「抜ける度」は3に少し足りないくらいか。
 ちなみにビジュアルはなかなか上質で、豊満な女体がヌルヌルにされていく様が上手く作画されており、見ているだけでエロい気分になってくるのは価値でありましょう。
 強烈な抜きポイントこそ欠きますが、丁寧に作られた良心的な作品であると評価します。
(彩雲11型)


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