TOKIO機動ポリス
ストーリー・2034年・・・東京は凶悪犯罪のるつぼと化していた。民間警備会社TPPでは、犯罪に対処するため新型機動メカによる特別部隊を編成する。そのメンバーとして配属された伊吹紀子だが、隊内は個性的すぎる同僚ばかりで・・・
・葉影立直氏がナポレオン文庫で発表した小説が原作で、元々は「熱砂の惑星」等と同様ビームエンターテイメントから二巻構成で発売されていましたが、その後グリーンバニーレーベルから全話収録版のDVDが発売されました。(オイラはビームエンターテイメント版をジャンクセルのビデオで視聴) 「熱砂の惑星」も陳腐な内容でしたが、この「東京・・・」はそのさらに上を行くスカスカ作品です。こんなモノを誰が見たがるのかさっぱり分からないほどです。いやヒドイ。 そもキャラやストーリーが腐りまくっておりまして、全くドラマ内に入っていけないのは困りものです。 ヒロインはすぐ横で女性がレイプされていても素知らぬ顔をしているというタワケであり、ハードボイルドならばそういうニヒルなキャラがいても良いですが、本作は単純なアホコメディなので、その不自然なまでのクールさは反感を買うだけでしょう。 ストーリーの方はあからさまな「パトレイバー」のパクリですが、それならせめてメカアクションを充実させれば良いものを、小学生が学級新聞に描くマンガレベルのベタベタぶりであり、見ていてウンザリしてしまいます。 エロとしても弱く、そもそもどこにリビドーが込めてあるのかサッパリという散漫ぶり。ヒロインが貧乳のため、そういう属性が好みの人にはややアピールするかもしれませんが、それでも抜くのには使えそうにないレベルであると思います。よって「抜ける度」は1。 ちなみに例によって高田の姉御が出ておりまして、彼女の演じるニンフォマニアのキャラがヒロインを百合開発するシーンがエロいと言えば一番エロいかもしれません。 (彩雲11型)
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