ドラゴンピンク(全三巻)
ストーリー・勇者サンタ、戦士ボボ、魔女ピアス、そしてネコ奴隷のピンクは連れだって冒険を続けるパーティーだ。しかしお調子者のサンタのおかげで、一行はトラブルに巻き込まれてばかり。果たして彼らの運命や如何に。
・ITOYOKO氏による人気コミックをアニメ化したもので、ピンパイレーベルから計三巻が頒布されました。 原作マンガは、軽妙なコメディタッチのパートと濃厚な濡れ場パートがバランス良く配されており、またITOYOKO氏の素晴らしい画力もあって、かなりの人気を誇った作品です。 その原作の魅力がアニメでも上手く再現されているかというと、どうもイマイチ力不足というのがオイラの印象です。 ピンクとサンタのかけ合い等、そこそこに楽しさや可愛らしさは出ているものの、少々テンポに難があり、見ていて強く引き込まれるということがありません。 濡れ場もストーリーの合間に短く挟んであるだけで、テンションも低く、それぞれのシーンで「エロい!抜ける!」という気分にさせてもらえないのは残念です。一巻に出てくる寄生生物のエピソードなんか、作りようによってはすごくエロくなると思うのですが・・・ 想像ですが、原作が人気なんだから、ただそれを動かせばイイやというユルい取り組み姿勢が、製作陣にはあったのかもしれませんね。 作画状態は、一巻はメタメタですが、2、3巻はかなりシャープで良くなります。 全巻通しての「抜ける度」は1.5。 ちなみにサンタの声が矢尾一樹らしいのは楽しいです。それと、原作でもアニメでもボボってイイ人だなあ・・・(彩雲11型)
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