輪罠(わな)〜白濁まみれの放課後〜(上・下巻)
ストーリー・三沢来果は男装をして男子校に通っている少女だ。したくもない男装を彼女がしているのには事情があった。それは・・・・
・2011年に鈴木みら乃レーベルから2巻構成で頒布された作品で、原作としてPCゲームがあるそうです。 内容的にはよくある学園鬼畜モノであり、学校内を陰で牛耳っているレイプ犯組織があって、ヒロインらが彼らの餌食になっていく・・・というステレオタイプのドラマが描かれます。 ヒロインの兄が学園内で謎の死を遂げており、ヒロインはその黒幕を探るというミステリが味付けとなってはいますが、そんなモン最初から正体はミエミエであり、ドラマの牽引力たり得ていないのは難と言えましょう。 エロとしては、主人公が男子生徒に変装しているため、男装の麗人モノとかがお好きな向きを狙っているのかとも思いましたが、実際見てみますとその点でのアピールは弱く、ごくフツーの学園レイプアニメという感じです。 他にも巨乳のメガネ教師ですとか、そのロリっぽい妹ですとか、マニッシュな養護教員ですとかが犯されて賑やかではありますが、どれも濡れ場としての印象は弱く、ティンコへの訴求力もイマイチ。 作画には大きな乱れはありませんが、毎度のこのレーベルらしい、四肢や首が細くて頭が大きい独特なプロポーションには好みが分かれましょう。 全体に、過不足無く作ってはあるけれど、どうもスタッフの意気が感じられない、薄弱な印象の作品となってしまっていることは残念です。 「抜ける度」は2。 ちなみにやたらと人死にが出る陰惨なラストは、個人的にバスしたいと感じました。(彩雲11型)
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