雪夜一夜物語 第三夜 「愛辱の花嫁」

 ストーリー・ある武家に、美しい姫・千代が輿入れした。殿様は千代を溺愛するが、やがてサディスティックな性癖を顕わにし始めて・・・・




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schoolzoneレーベルによるシリーズの3作目で、2005年に発売されました。
 シリーズはこれで完結のようですが、当初から三部作の予定だったのか、あるいはセールスの関係で終了となったのかは分かりません。ちなみにこの第3巻だけは少し尺が長く、約20分間あります。
 内容については、殿様が美しい妻を寵愛するも、根がドSなのでついつい変態プレイに興じてしまい、耐えられなくなった奥さんはイケメンの家臣と出奔、殿様は悲嘆にくれるというだけのオハナシです。
 前2巻と比してヒネリが弱く、文芸的にはややグレードダウンしているように感じました。それを語る側室の思惑を色々と想像させたりするようにすれば、もっと面白くなったように思うのですが・・・
 エロとしては三部作中最も濃くて、変態オヤジが貞淑な奥さんを苛めまくる様を堪能できます。泣いて拒む人妻を責めていくようなノリがお好きな人なら、まずまず楽しめるのではないでしょうか。
 「抜ける度」は2。
 ちなみに作画も本巻が最も良いように感じました。
(彩雲11型)


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