ゆめいろBUNNY
ストーリー・モテなくって、道行く女の子にセクハラしまくりで、ろくでなしのほんっっとにどーしよーもない、たくみクンは、ペットショップで二万円で売られていたウサギ(どう見てもウサ耳・ウサしっぽ少女だが。)を、額をごまかし200円で購入する。それから女運が妙につきまくることになるのだが。
・新くりいむレモン第五回作品。発売当時、どういう経緯だったか一度は見たはず…なんだよ。そのころに友達がダビングをして持ってきてくれたのか、それから幾年かして、自分から借りて見たのか、はっきりとはしていないがな。それとも、それすらも記憶があいまいで…だが、明確に「見た」のは97年ごろに発売されたビデオCD版だった。ビデオCD版、買った分は全て見た。でも中身自体も記憶に無い、とにかく覚えてなかった印象の薄い、そんな作品。 ・う〜ん、どう言えば良いのか。タダの穴埋め作品?四頭身くらいのショボイデザインに加えて、さらにろくでもないアホな男主人公だから、それだけでエロ度が少し下がり…おまけに絵柄がどうにもならんしし…違う、そうじゃない。さらにはギャグのやりすぎで…違う、そうじゃない。18禁らしいシチュエーションはあるけど、だからラブホ入ったりとか、でも、一体どんな作品を見たのかさっぱりな感じ。おっと、作品の初めに「このテープを巻き戻していただきますと、もう一度ごらんになれます。」っておいおい、何てこと書いてんだよ、当然だろ?でも、テープ…時代だね。あれ?でもこの頃には、それなりの層にはLDが浸透していたんぢゃなかったっけ?そちらへの配慮…なしかよ。 あぁ、そう言やこれのフィルムコミックスが発売されんかったのは動物愛護教会からのプッシュがあったとか無かったとか…ホンマかよ?ウソだろ?ただの発行ミスぢゃねぇのか? ・抜ける度は1。ただのエロネタもあるアニメ。抜きどころは…そんな上等なもん、あったか?18禁としてのネタ的なものはいくらかあったが、見る時に見たなら「テレビで放送しても判らんのぢゃなかとぉ?」つまりはエロアニメとして発売されたからこそ「1」と言う数字を与えただけであって、内容からすれば「なし」と言い切る。このデザインでは抜けん。いや、エロシーンすら…違う、エロシーンになってすらなかったのだ…なりす以下。なお本作は、もともとモザイクは一切入ってませんでした、念のため。 ・アニメとしてのお勧め度は1。エロアニメとしてはどうにもならん。変なアニメとしてなら、変なアニメとしてっ!ならっっ!!それでも2。ワル乗りのやり過ぎに加え、色の塗りわけもほとんど無いなど、一本のOVAとしても値段の分の価値があるのかすら怪しい。 入手に関して言えば、VTレンタルがあれば、それで済ましてくれ。それ以上は勧めない。DVDでは「サマーウインド」とのカップリングの単品の奴を。この作品はまだしも「サマーウインド」は…えっちシーンにおいては多少は満足を得られるかと。もっとも、そちらの内容も絵柄など含めて好みでない場合は、二作品とも「はずれ」、つまりはカップリングのこの一本自体が「はずれ」になるのですが。(輝川流一)
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