美樹原愛×朝日奈夕子

 その日・・・きらめき高校二年生の美樹原愛ちゃんは、少し風邪気味で微熱があり、午後の1時限目を休んで保健室で横になっていました。

 養護の先生は出かけていて、部屋には愛ちゃん独りです。ついうとうとしかけた時・・・

 ザーッ!

 仕切りのカーテンを乱暴に引き開けて、ベッドの側に立った人がいました。

 「あれェ、誰か寝てんじゃんか」

 何か不服そうな鼻声で言い、こちらを見下ろしているその女生徒を、愛ちゃんは知っていました。クラスは違うけど、同じ学年の朝日奈夕子という生徒です。

 「ええと・・・」

 愛ちゃんは、戸惑った視線を隣のベッドに向けました。そのベッドは空なので、使うのならどうぞそちらを、というつもりでした。しかし朝日奈さんは、

 「ちょっとさァ、アンタ、そこどいてくんない?」

 「え・・・」

 「そこはさァ、私が毎日サボりに使ってるベッドなの。指定席っつーか、慣れてるとこで寝たいじゃん。常連に譲りなよ」

 「は、ハイ・・・」

 愛ちゃんはちょっと怯えた声で答えました。

 理不尽な要求だとは思いますが、この朝日奈という娘にはちょっと不良っぽい雰囲気があり、人一倍気の弱い愛ちゃんには、とても逆らう勇気はなかったのです。

 「あ、ちょっと待って」

 起きあがりかけた愛ちゃんを手で制して、朝日奈さんは不意にベッドに上がってきました。

 「な、何ですか?」

 思わずギョッと身を引く愛ちゃん。

 「アンタさァ、美樹原愛さんでしょ?J組の?」

 「そうですけど・・・」

 「私はI組の朝日奈っての。まあそれはどうでも良いんだけど、アンタ、A組のイカくさい君(注・作者がいつもゲームキャラに付けてる名前。イカが名字でくさいが名前)と付き合ってるでしょ?」

 「えッ!?」

 愛ちゃんは仰天し、身を固くしました。

 イカくさい君は、愛ちゃんがずっと憧れていた男子生徒です。それが思いがけず向こうから告白してくれ、晴れてステディカップルとなったばかりなのでした。でも何故それを、朝日奈さんが知っているのでしょう?交際は秘密にして欲しいと、恥ずかしがり屋の愛ちゃんはイカ君に頼んでおいたのに・・・

 「実はさあ、私もイカ君のこと前からイイなって思っててさァ」

 朝日奈さんはフテ腐った口調で言いました。

 「それで勇気出してコクったんだけど、あっさりフラれちゃったの。何か好きな娘がいるって言われてさァ」

 「・・・・・」

 「んで先週、気分直しに友達と遊園地行ったらさァ、アンタとイカ君が仲良く観覧車に乗ってるとこを見ちゃったんだよね。アレってデートなんでしょ?アンタがイカ君の彼女なのね?」

 「それは・・・」

 愛ちゃんは口ごもりました。そうだと認めたら、学校中に噂を流され、冷やかされたり中傷されたりするのでしょうか?そんなことになったら、気の小さい愛ちゃんにはとても堪えがたいことです。

 「ちゃんと答えなよ。それとも何?私に気ィ遣って、恋人宣言を遠慮してくれてんの?それってゴーマンじゃん」

 「そんな、私は・・・」

 「気取ってんじゃねーよ。何かムカつく、アンタ」

 朝日奈さんは自分の言葉で段々興奮してきて、ついに愛ちゃんの胸元を強く突き、ベッドの上に押し倒しました。

 「キャッ!」

 「キャッ、だってやんの。何だよそのブリブリ声。それでイカ君もその気にさせたワケ?こりゃあお仕置きしてあげないとね」

 朝日奈さんはイヤがる愛ちゃんをベッドに組み伏せ、制服をたくし上げにかかりました。

 朝日奈さんは160センチくらいで並みの身長ですが、愛ちゃんは150センチとひどく小柄で、体つきも華奢。力では到底かないません。必死に抵抗しようとしましたが、アッと言う間に胸元をはだけられてしまいました。

 「可愛いオッパイ〜。いわゆる貧乳?」

 「・・・・・」

 「イカ君に揉み出しでおっきくしてもらったら?もうエッチしてんでしょ?」

 「してません!私たち、そんな・・・」

 「何それ、純愛ってヤツ?じゃあ私がアンタにエッチを仕込んであげるよ」

 「やッ、何するんですかッ!」

 泣きじゃくって抗おうとする愛ちゃんの胸に、青い電動ローターが押し付けられました。何でなのか、朝日奈さんはいつもそんなモノをポケットに携帯しているようです。

 「イヤだと言いながら、もう興奮してきてるじゃん。身体が熱いよ?」

 「違います!熱があって・・・」

 「じゃあもっとお熱が出るようにしてあげる〜」

 ローターの淫靡な動きでたちまち小さな乳首がしこり、赤みを増して立ち上がり始めました。

 「あッ・・・あッ、あッ・・・」

 「や〜らし〜、もうエッチな声出してんの。・・・コッチはどうなってるかなァ?」

 「あ、イヤッ!」

 パンツが乱暴に引き抜かれ、ベッドの外に投げ捨てられました。ついで朝日奈さんの指が、恥ずかしい部分をヌルリとかき分け、這い込んできます。

 「ホント、まだ新品みたいね。ヘアも薄くて、中学生みたい」

 「ゆ、許して下さい。おねが・・・あッ、怖いッ!」

 「破いたりしないからそんなビビんないでよ。でもせっかくエッチの手ほどきしてあげてるんだから、もっとジャンジャン濡らしなさい。言うこと聞かないと・・・」

 「あうッ!・・・」

 膣口をこじられ、愛ちゃんは恐怖のあまり、朝日奈さんの言う通りに、様々な痴態を取らされ、感じたくもない性感を味合わされ、女体の隅々までを携帯のカメラに収められてしまいました。

 「何だかんだ言って、結局イッちゃったじゃん」

 無理やりオルガにまで導かれてしまい、半裸にされた身体を縮めてすすり泣いている愛ちゃんを見下ろしながら、朝日奈さんは酷薄な口調で言いました。

 「でも面白かった。アンタ、明日もこの続きをしてあげるから、同じ時間に保健室に来なさいよ」

 「も、もう許して下さい、どうか・・・」

 「ダメ!言う通りにしないとヒドイよ。今撮ったアンタのエッチな写真、写メで全校中にバラまいちゃうから」

 「そ、そんな・・・」

 泣きながら哀訴する愛ちゃんを残して、朝日奈さんはほくそ笑みながら保健室を出ました。

 (あ〜、チョ〜良いオモチャが手に入った〜、みたいな)

 クスクスと笑いを噛み殺しながら、

 (明日はディルドーでバージン破いてやろうかな。そして毎日レズごっこで狂わせてやる。それも写真に撮って、イカ君に見せちゃおうか。彼、ゲンメツするよね。いずれにしても、当分楽しめそう!・・・)

 愛ちゃんの地獄は、まだまだ始まったばかりなのでした・・・・

(オシマイ)


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