蛙雷(あらい)氏・作

 蛙雷様から「ファイヤーエムブレム」の鬼畜エロパロSSをいただきました!美しく成長した龍族の女王、チキ。その彼女を王宮から拐かし、惨たらしく辱めてゆく男たちの正体は?て感じ〜。


「 序 」




 龍族…すなわちマクムートとは、滅び行く種族であった…
 すでに種としての進化は限界に達し、彼らの種族に残されたのは長く漂うような滅びの日々を黄昏に向かい進んでいくことだけといえた。
 しかし、そのなかでも定められた滅びに抗う者立ちもいた…

 最後の聖龍の女王たるチキは、マルス王(シーダ姫との婚姻により王として正式に即位した)の庇護の元にアリティア王国にて龍族の女王としてではなく、一人の少女として王宮にて生活をしていた。
 それは最後の聖龍族の女王として生きることよりも、一人の人間の少女として生きていくことがチキの幸福につながると考えたマルス達の深慮と言えた。

 しかし…運命は常に裏切るものであった…英雄戦争より数年…少女から花開く娘へと成長したチキがアリティアの王宮より何物かに連れされてしまう…

「 辱 」



 …新しき血を…聖龍の血を…我ら龍族の未来のために…
 祭壇を模した台の上にチキが縛り付けられている…少女から娘の肉体へと変化した身体…やわらかな乳房は膨らみ、身体の線も曲線が優しげなラインが服の上からでも見て取れる…
 「なにを…なにをする気なの!」
 縛り上げられたチキが叫ぶ…周りには十数人のフードをかぶった男達がいる…
 男達の手にナイフが握られる…
 ビリッ!
 縛られているチキの服が、ナイフにより引き裂かれる…衣服の両袖の部分が、両方ともに切り開かれる、衣服の前の部分も大きく切り裂かれ、下着が剥き出しになって行く…さらにナイフは動き、チキに身につけている衣服を細分化しながら、ボロ切れと化して行く…
 祭壇に燈されている黄色い光が、剥き出しになったチキの素肌を薄黄色に染めて行く…
 カチカチと歯を鳴らしながら、チキは首を左右に振る…髪飾りのとれた緑の髪が、まるで別の生物のように踊る…
 ナイフが、チキの着ている下着の下に滑りこまされ、大きく引き裂く…大きく広がった下着の中から、小粒なピンクの乳首をのせた白い乳房が剥き出しなり男達の目に曝される…
 「いや…いやぁぁ―――!!やだ!お兄ちゃん!マルスのお兄ちゃん!たすけてぇぇーーー!」
 恐怖に泣き叫ぶチキをフードに隠された顔の奥から見ながら、男達はボロ切れと化している衣服を完全に、チキの身体から剥ぎ取って行く…やがて、チキは下半身の下着…のみを残して、全裸にされた。
 下着の下にナイフが挿し込まれて行く…切り裂かれたチキの下着が、腰から剥ぎ取られる…

 「うぅぅ…やだ…やだよぉぉ――!!」
 祭壇の上…全裸にされたチキ…男達はフードを脱いで行く…男達は衣服を身につけていなかった。
 「ひっ!」
 十数人の全裸の男達に囲まれたチキ・・・これから何が行われるのか・・・理解してしまう・・・
 「やだ…やだよぉぉ―――!!マルスのおにいちゃ――ん!!」
 男達はチキを犯し始める…しゃぶらせる…捻じ込む…手でしごかせる…ヴァギナ…アナル…口…全ての穴に突き込まれるペニス…男達の身体に変化が起こり始める…火龍…水龍…飛龍…氷龍…地龍…魔龍…男達は龍族本来の姿に戻りチキを犯していく…
 「あっ…ああっぁ…おにい…ちゃ…ん…マル…ス…お…にい…ちゃ…」
 龍達に犯されながらチキは消えて行く意識の下…自分に笑いかける優しいマルスの笑顔を最後に見たような気がした…

「 余談… 」



 全てに気がつきチキを救出する為に、その場所にマルスがあらわれたのは、チキが誘拐されてから2年の月日が過ぎ去ってからであった…
 何頭ものマクムート達を倒し、たどり着いたマルス達が見たものは…

 豪奢な一室…そのベッドの上でチキは、小さな龍の子供に乳を与えていた…大きな腹…光の無くなった瞳…チキはつぶやく…
 「ふふふ…このこはね…まるすというの・・・おにいちゃんと・・・すきだよ…まるす…にいちゃん・・・ふふふふふふ・・・」
 チキは笑う…笑いながら自分の生んだ龍の子供に乳を与えつづけていた・・・


                                  了


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