彩音氏・作

 気鋭の女流作家彩音様からオリジナルのエロ小説をいただきました。

 謎の人物にさらわれた裕子ちゃんは、淫蕩な客の集うオークション会場にて、処女の肉体をジワジワとセリにかけられていくのでした。被虐味満点の内容、そしてテキストの素晴らしいキレをお楽しみ下さい!


 最初はただのブルセラかと思った。だから裕子は軽い気持ちで頷いた。
 『いまどきパンツ売るくらいたやすいものよね。若いうちしか売れないものだし。』
そう思ったのだ。
だから、男が裏路地に入っても不思議に思わなかったし、そこで下着を脱ぐんだろう、程度にしか思わなかった。全く人通りのない狭い路地で、男は裕子を振り返った。
「裕子ちゃん、処女?」
「え?」
唐突な質問にかなり面食らって裕子は目を丸くした。
「それで値段も変わるからさ。教えてもらえないかな?」
ああ、そういうものなのかも。
男の説明になんとなく納得して裕子は答えた。
「処女よ。」
「16歳の処女かあ。いまどき結構貴重なんだよね。しかも可愛いときてる。」
うんうんと男は満足げに頷いて裕子を改めて頭のてっぺんから爪先までじっくりと眺めた。その視線になにやら裸を見られているような気分になって裕子はそわそわと男に尋ねた。
「あの・・どこで下着を渡せば?」
「ああ、ただ売るんじゃなくてね、オークションなんだよ。」
「オークション?」
鸚鵡返しに尋ねる裕子に男は頷いた。
「うん、そう。だからこっちに来て。」
言われるままに男についていくと路地の出口に黒塗りの車が止まっている。おまけに窓はスモークで中が見えないようになっている。
・・・もしかして・・やばい・・?
「じゃあ、行こうか。」
「いえ・・やっぱり・・。」
バチッ
なんとなく危険を感じて断ろうとした裕子を軽い痛みとショックが襲う。
「な・・・?」
裕子がその痛みを不思議に思う間もなく。スタンガンの電流は、その意識を暗闇の淵へと引きずり落としていった。
そこへ車の後部座席のドアが開く。
「なかなか上玉じゃないか?」
中から聞こえた声に男は満足そうに頷いてぐったりとした裕子を抱えた。そのまま車に乗り込んだ男と裕子を乗せて、車は夕暮れの町を何処かへと去っていった。

そこは、どこかの高級クラブのようであった。高級なソファセットがいくつも並び、それぞれに身なりのいい男性客と、それを接待する女たちの姿があった。薄暗い照明の中、大量のアルコールにドラッグが横行し、各テーブルでははや女の喘ぎ声が上がっているところまである始末である。
そう、ここはまともなクラブではない。上流階級の男達が色欲を満たすために整えられた場、裏世界とも言うべき世界であった。高級な女を抱くだけならどこか上等のソープなりクラブなりにいけばいい。だが、ここに集まる男たちはそんなものでは満足しない。ここは、そんな男達が満たされる特殊な場所であった。
唐突に店内の奥にあるステージに照明が煌々と灯され、その眩いばかりの光の中にマイクを持った黒服の男が登場した。それを合図に男たちは皆一斉にステージに注目し、皆一様に期待の篭った眼差しでステージを見つめる。
『大変長らくお待たせいたしました。お集まりの皆々様方におかれましてはメインイベントとも言える、オークションのお時間がやってまいりました!本日も質の高い商品を用意してございますので、どうぞ、思う存分お楽しみくださいませ!』
男の口上が終わると、二人の屈強な男に抱えられた裕子が気を失ったまま運び込まれ、椅子に腰掛けさせられる。それを見た客の間からおお・・と軽いどよめきが起きた。さらさらの少し茶色がかった髪。目を開けば恐らくくっきりとした二重の目。さくらんぼのごとく愛らしい唇。白い肌に適度に張り出した胸。制服の短いスカートから伸びた細い足。何より、まだかなり若い。
椅子に腰掛けた裕子を見た客の反応を見て再び男がマイクを口元に構えた。
『名は裕子。16歳の正真正銘高校1年生!おまけになんと、処女です!』
「おおお・・!」
最後のコメントに店中がどよめき、一斉に色めき立つ。こんな美少女がオークションにかかることは久しい。それが処女となると尚更に。
黒服の男は少女のブレザーを指して声を張り上げた。
『ではまず、このブレザーからいきましょう!1万から!』
そう。このオークションでは着衣からオークションにかけられるのである。面倒くさいとの声もある反面、徐々に晒される商品の肌に興奮する客も多い。ここでは、服を競り落としてしまわないと本体のオークションには移れないのである。ただの制服のブレザーに信じられない額がどんどんついていく。だが、その競りに決着をつけたのは奥に座っていた初老の男だった。
「制服一式に1000万!」
『一式に1000万!他にありませんか?』
会場全体がその額にどよめく。マイクの男が会場を見回し、声をかけても誰も声を上げるものはいなかった。
『では1000万で一式161番の紳士が落札です!』
ハンマーが打たれると落札した男はステージに上がり、徐々にその制服を脱がしていく。ここでは、競り落とした本人が服を脱がす特権を手に入れることもできるのだ。まずはブレザーを取り、そしてスカートのホックに手がかかる。スカートをゆっくりと脱がすと、淡いピンクのレースの下着が露になる。ブラウスのボタンを一つ一つ外し、ショーツとお揃いのブラがかなり大きな胸を押し包んでいるのを見るにつけ、男は生唾を飲み込む。ブラウスを脱がす振りをしながらその滑らかな肌に手を触れ、堪能する。本来競り落としたのは服だけなので肌に触れるのは許されないが、高額で競り落としたのだ。多少は見逃される。男は名残惜しむようにしながら控えていた部下に制服を渡し、元の席に戻っていった。
『続いては靴下です!定番ともいえるルーズソックスは5000円から!』
靴下にも法外な値段をつけられていく。結局これもかなりの高値で小太りの中年の男に競り落とされ、足を舐めんばかりに撫でられながら裕子の靴下が抜き去られていった。そして、男の手が名残惜しげに裕子から離れたころ。
「ん・・・・。」
裕子の唇から僅かな呻き声が上がり、その首が緩く動いた。それを見た黒服の男が素早く反応して二人の男たちに裕子の体を押さえさせる。
『やっと商品が目覚めたようです。皆様、これからが競りも本番でございます。どうぞ気合を入れて臨んでいただけますようよろしくお願いいたします!』
男の口上に裕子は思い瞼をうっすらと押し開けた。
ん・・・な・・に・・・?
眩しいほどの照明に目を細める。すぐには自分の置かれた状況がわからずに、裕子は目を擦って身を起こそうとした。が、動かない体に不審に思って周りを見回す。
「・・・・きゃあああっ!」
むくつけき大男が二人も自分を椅子に押さえつけていた。おまけに、着ていた筈の制服がなく、下着だけの格好である。
「いや!いやああっ!」
パニックに陥って暴れる裕子を男二人ががっちりと押さえ、その後ろからマイクを持った男が、どこからか取り出したギャグを裕子の口にはめていく。
「んーー!!ふ・・ううう!!」
涙を流しながら必死で首を振り、暴れる裕子に男はいやらしい笑みを浮かべて耳打ちした。
「今、オークションの真っ最中なんだ。よかったね。君の制服にさっき1000万がついたところだよ。今靴下も売れてね。今からやっと下着だ。」
その言葉を聞いてさらに裕子は暴れるが全てが遅い。裕子の意識が戻り、その大きな瞳が開いたことで客の視線はその愛らしい顔に集中していた。美少女がギャグを噛まされ、涙ながらに必死で抵抗するその姿は男達の劣情を煽った。自分を見る男達の目が血走っているのに気づいて裕子は必死で暴れる。その姿がなお情欲を煽るとは思いもせずに。
『さて、それでは続いてまいりましょう。続いての商品は、ブラジャーです!ブラジャーは2万から!』
商品が意識を取り戻し、なおかつこれを剥げば胸が見られるということもあって男達の声にも熱が篭る。涙を流して暴れる裕子をよそに、ブラジャーはとてつもない値段で落札された。
嬉々としながらブラジャーを落札した男が歩み寄ってくる。
「さて・・そのブラジャーを貰おうか・・。」
涎でも垂らしそうな禿げた男の顔に、裕子はこれ以上ないほど激しく首を振る。涙が飛び散って男の服を濡らすが、男は裕子のそんな表情すら楽しんで背中に手を回し、ブラジャーのホックを外す。ついでとばかりに裕子の耳を舐め、温もりと甘い香りが移ったブラジャーを胸を揉むようにして包みながら外すと、会場全体から溜息が漏れた。大きい割に乳房の形がよく、つんと上を向いた乳首は綺麗なピンク色で、はりと艶を持っていた。触ればなんとも弾力があって、それでいて若い硬さも残していそうで。

いや・・いや・・・。
見知らぬ、しかも大勢の男の前で胸を晒す。いくら裕子がいまどきの女子高生で、パンツくらいは平気で売ろうともこれはかなり恥ずかしかった。羞恥に顔を紅く染め、涙を流しつづける裕子の姿を客人たちが舐めるような視線で見ている。
『さあ、続いては前半最後の商品。パンティーです!!パンティーは3万から!』
羞恥と混乱で朦朧とする裕子の耳に、とんでもない金額が飛び込んでくる。やがて決着がついたのか、脂ぎった親父がハンマーも打たない前からステージに上がってきた。
「へへへ・・・じゃあ裕子ちゃん。おじさんにおま○こ見せて貰おうかな。」
「ん・・・・んんんーーーー!!んんーーーーー!!!!!」
必死に首を振り、涙と鼻水と涎に塗れた顔で懇願しようとも聞きいえてもらえるはずもなく、暴れる足をもがっちりと押さえられて裕子の最後の砦は取り去られていこうとしていた。ショーツを脱がしながら裕子の秘裂を親父の目が間近でじっと眺める。やっと生え揃ったばかりの恥毛。その下に見えるピンクの割れ目。今にも舐めそうなその視線にさらされながら必死で足を閉じようとする裕子の努力も空しく、ショーツは裕子の足から抜き去られていった。
そして、さらに裕子を地獄に追い落とすべくマイクの男が口上を述べた。
『皆様のご協力のおかげをもちまして、競りの前半は無事、終了することができました。それでは後半に参ります。』
こ・・今度は一体何を売ろうって言うの・・?
全て取り去られ、裸のまま裕子は男二人に抱え上げられる。そこへ、産婦人科などで使われる内診台がステージに運ばれてきた。
「んんっ!ん!ううんんーーーーーっ!!」
暴れる裕子をものともせず、裕子の体は内診台に大股開きに固定されていく。もう服を脱がしてしまたので、手足を開放しておく必要がなくなったのである。どれほど暴れようが裕子の体は微動だにすることなく、頑丈なベルトにその動きの全てを封じられることとなった。裕子のまだ誰にも触れさせた事のない、ましてや他人の目になど晒されたこともない綺麗に整ったピンクの秘裂が露になる。もはや裕子は、涙と鼻水と涎を垂れ流し、身を震わせて泣くしかできなかった。裕子が完全に股間をさらけ出して縛り付けられたことを確認すると、マイクの男は口上に移る。
『では後半最初の商品です!女子高生!しかも処女のおしっこ!これは5万から!』
思いもよらぬ商品に裕子は自分の耳を疑った。
お・・おしっこですって?
競り落としたのは比較的若い感じの男だった。いやらしい笑みを浮かべて裕子の傍に歩み寄る。
「力を抜かないと痛いよ。暴れたら膀胱に傷が入るからね。膀胱炎になりたくなかったら暴れないことだよ。」
客がステージに上がったのを見るとマイクの男はにやにやとしながら細い管を持って裕子に歩み寄る。先端に麻酔と消毒効果のあるゼリーを塗ると、裕子の割れ目を押し開き、怯えて震えるクリ○リスの下の小さな尿道にするすると差し込んでいく。
「んん!!」
裕子がかすかな痛みと恐怖にわずかに背をそらせるのと同時。
チョロロロロ・・・・
カテーテルを伝って尿が瓶に詰められていく。その様子を買った男はにやにやとしながら嬉しそうに眺めていた。

こんなの・・狂ってる・・・。
強制的にさせられる排泄に気が狂うほどの羞恥を覚えながらも自分の意思で止めることはできない。自分でもわからないうちに放尿は始まり、そしてわからないうちに放尿は終わっていた。カテーテルを抜かれると、裕子は呆然として天井を眺めていた。その裕子に客はニヤニヤと言う。
「美味しく頂かせてもらうよ。」
その言葉に吐き気すら覚えたが、裕子には何の反応もできなかった。
『それでは続いて、メインイベントです!貫通式!これは10万から!』
さすがに裕子にもそれがどういうことかわかる。自分の処女が奪われようとしているのだ。白熱する競りの中、必死に逃げようと暴れるが自分の体を固定するベルトはびくともしない。やがて長引いた競りに決着がつき、裕子のショーツを競り落とした親父が再びステージに上がった。
い・・いや・・・こんな親父に処女を奪われるなんて・・。
「ううーーー!うううーーーーーーー!!」
必死で首を振る哀れな商品を横目にマイクの男は客にオーダーを尋ねた。
「濡らしてやりますか?それとも濡らさずに?」
「やっぱり最初は気持ちいいほうがいいだろうからねえ。」
にやにやと答える客にマイクの男はさらに尋ねた。
「ご自分で濡らしてやりますか?それともこちらで?」
「おっぱいだけ任せるよ。私はおま○こを気持ちよくしてあげようかね。」
客のオーダーに応じて、控えていた男が裕子の傍に歩み寄る。裕子の処女を買い取った客は裕子の股間に陣取り、ピンクの襞を押し広げて綺麗に閉じ合わさった膣の入り口を熱心に眺める。
「さて・・お嬢ちゃん、気持ちよくしてあげようか。」
まずは小手調べ、という感じで男の指がクリ○リスを挟み込んだ。その様子は詳細にビデオカメラで写され、各テーブルに設置されたモニターに映し出されていく。ぐしゃぐしゃに汚れた裕子の顔も、男に捏ねまわされて形を変える乳房も、吸われて硬くなる乳首も全て余すところなく。くにくにとクリ○リスを揉み込む動きに裕子の腰がわずかに震える。自分で触ることはあるが、他人に触られるとまたかなり感触が違う。裕子は与えられる刺激に抗おうと必死で頭を振るが、縛られ、声を封じられていることがさらに性感を高めて徐々に濡れだしてくる。さらにこの異常な環境。衆人環視の中で体を弄られ、裕子は確実に快感に体をさらわれようとしていた。
「お、少しずつ美味しそうに濡れてきたよ?」
親父の言葉に耳を塞ぎたいがそれすらもかなわない。やがてねっとりとした感触が秘裂を覆い、そこが舌で舐められていることを裕子に伝えた。
「んん!!ん・・・んううう!」
処女の裕子に親父のテクニックでは話にならない。おまけに別の人間からは胸を揉まれ、吸われ、舐められている。どれだけ嫌だと思ってもあっという間に裕子の肉芽は硬くしこり、フードからその先端を覗かせた。
ぐちゅ・・ちゅ・・じゅる・・・
剥けかけたフードを指で剥き上げ、襞の間の恥垢を丁寧に舐め取りながらしつこく舐めしゃぶる。まだ硬い膣口に指を1本入れてゆるゆると掻き回しながら肉芽を唇に挟んで吸うと、じゅぷじゅぷと淫猥な音を立てて白っぽい愛液が出てくる。
「いかせておいてやろうねえ。」
その言葉に違わず、親父は熱心に愛撫を繰り返す。膣壁を指でまさぐりながら舌でやわらかく肉芽を吸い、舐め上げる。程なくして、衆人環視の中、初めて他人の手による絶頂が裕子に訪れた。
「んうううううっっ!!」
がくがくと腰を震わせ、どぷっと大量の蜜を吐き出す。まるでひきつけでも起こしたようにしながら裕子は絶頂を迎えた。
「さて・・・じゃあ戴くとするか。」
朦朧とした意識の中、秘められた部分に熱い塊があたる。それが男のペニスだと認識する前に、それは裕子の狭い襞に一気に押し入ってきた。
「んんーーーー!!んんぐうーーーーーっ!!!」
涙を撒き散らして裕子がくぐもった叫びを上げる。そして直後。
ぽた・・ぽた・・・。
ステージの床に愛液と混じった紅い液体が雫を作って落ちていく。
『皆さん!処女喪失の瞬間です!』
口上が響き渡り、モニターにグロテスクな男根に犯された哀れな襞が血を流している様が大写しに映される。
『後ほどこれはビデオにしまして皆様方にお渡しいたしますので!』
裕子にはそれを聞いている余裕すらなかった。身を引き裂かれるような痛みに引き攣る体に構うこともなく男はどんどんと腰を突き入れてくる。その一方で相変わらず胸は弄られ、肉芽は指によって弄くられ続けている。やがて、裕子の体に徐々に痛みの中から快感が生まれ始めた。
「う・・うう・・ん・・ん・・・」
恍惚とした裕子の表情にマイクの男はにやりと笑い、ギャグを外す。すると、その唇から紛れもなく快楽の喘ぎが漏れ出した。
「ぁ・・あん・・あ・・や・・いや・・。」
拒絶の言葉は紡ぎながらもそこには力は篭ってはいない。
腰を振る親父をよそに、マイクの男は最後の競りを始めた。その手には、紅い皮製のベルトとエナメル製のボンテージが握られていた。
『それでは最後です!最後の商品はこれをこのメス奴隷に着せる権利を!1000万から!』
現在進行形でステージで行われている痴態も相まって競りは最高潮に白熱する。最初に制服を競り落とした初老の男が裕子の所有を決めたころ、やっと親父は裕子の腹の上に白濁を吐き出していた。
ぐったりとした裕子の体が内診台からおろされ、競り落とした客、いや、もうすでに主人と呼ぶべきだろう。主人の手によって首輪をはめられていく。もう、裕子に抵抗する気力はなくなっていた。無理やり立たされるようにして腰にぴったりと張り付き、剥き出しの胸と股間を強調するように作られたボンテージをつけられる。
マイクの男が裕子に言った。
「さあ、ご主人様にご挨拶をしなさい。『どうか、いやらしいメス奴隷の裕子を存分に躾て、可愛がってください』とね。」
い・・や・・いや・・
言葉にならない拒絶は裕子の首をひたすら振らせる。が、男は容赦なく裕子の剥き出しの尻を打ち据えた。
パンッパンッパンッ!
小気味いいほどの音が響き、裕子の尻がだんだん赤くなっていく。
「痛いい!痛い!やめてえ!!」
「素直にご主人様にお願いしたら、ご主人様も優しくお前を躾てくださる。さあ、言うんだ。」
尻を叩く手は緩めずに男が促すと堪えきれずに裕子はその言葉を口にした。

「い・・痛い・・!言うから止めてえ!!・・どうか・・いやらしい・・ぐすっ・・め・・メス奴隷の・・裕子を・・・存分に・・ひっく・・・し・・・躾て・・可愛がってください・・。」
「よしよし。そうして素直にしていたら可愛がってやろう。」
裕子の言葉に満足そうに主人が頷くのを見てマイクの男は最後の口上を述べた。
『本日のオークションはこれで終了いたします。皆様、本当にありがとうございました。また次回も素晴らしい商品をご用意して、皆様のお越しをお待ち申し上げております!』
その日から、裕子の姿を見たものは誰もいない。


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