ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様によるエロパロ短編です。

 御本人によると、

アニメ「ブレイブリーデフォルト」のエロパロ小説です。
 アニエスがティズと性教育の本を読んで発情したところで…というお話です。

 ということです。

 ↓のキャラ絵もゲスリーナ様の手になります。



ダークブラウンの髪を腰あたりまで伸ばし黒のカチューシャをした14歳の少女アニエス・オブリージュ。

アニエスは風のクリスタルを司る巫女で、兄に「ルクセンダルクの大賢者」クロヴィス・リーブルがいる。

クリスタルが闇に呑まれ、初めて一人で神殿を出た彼女は、ノルエンデ渓谷で祈りを捧げていたところにクリスタルソードを持った12歳の少年ティズ・オーリアと出逢った。

その他にも、仲間に恵まれた。

人語を操り魔法も使うことのできる人間換算で13歳の紫色の猫ヴィオレ、記憶喪失でDの手帳を持つ青年リングアベル、エタルニア公国元帥ブレイブ・リーの一人娘で11歳のイデア。

この5人(正確には4人と1匹)で世界に風、水、火、土の4つのクリスタルを闇から解放する旅に出ている。



今日の宿屋はあいにく5人部屋が空いていなかったので、2人部屋と3人部屋で泊まることになった。しかも、その部屋は離れているのだ。

2人部屋はティズとアニエス、3人部屋はヴィオレとリングアベルとイデアが使うことになった。



「ふぅ…」

アニエスはベッドに腰を落とした。

ティズはクリスタルソードの手入れをしたり、アイテムの整理をした後、部屋にある本棚の本を物色していた。

ティズには読書という趣味がある。ノルエンデ村が大穴に飲み込まれる前はよく同年代の友人や弟のティルに本に書いてあった物語を話していたのだ。

「アニエスも読む?」

ティズはアニエスの方を振り返る。

「いいん…ですか?」

アニエスは本棚の方に歩み寄ると、一冊の本を取り出した。アニエスは何も考えずに取り出したのだが、それは性教育に関する本だった。



アニエスはティズにその本を手渡すと、ティズはパラパラとページをめくる。

「へぇ…赤ちゃんはどこから来るのかって…?」

アニエスには性に関する知識が全くと言っていいほどない。彼女は風の「巫女の子」となってからは風の神殿に住んでいて、生活必需品はすべて修道女が揃えていたからだ。

「赤ちゃんはコウノトリが運んできてくれると…母巫女様が言っていました」

「本当は違うんだよ」

ティズは本のページをめくり、男女が絡み合っている挿し絵を指さしてアニエスに見せた。アニエスは反射的に目を手で覆う。

しかし、わずかだがアニエスはその絵が見えるように指の間に隙間を作っていた。

アニエスも性に関する知識を求めたい年ごろだ。性に興味を持っても不思議ではない。



「…んああっ、いやあっ、いいわぁ」

隣の部屋からだろう。他の旅人同士が愛を確かめ合っているのだろう。

「今、隣の部屋で誰かがHしている。この絵みたいにね」

ティズは挿し絵を見せている。そして、本を閉じ、本棚に戻す。

「ティズ…あの…」

「どうしたの?」

「体が熱いんです…」

「じゃあ、ベッドに横になろうか」



アニエスはベッドに横になると、ティズが覆いかぶさる。

「…ティズ!?あなたのベッドは隣なのでは!?」

「ごめんアニエス…ボクも熱いんだ」

「まさか…2人そろって風邪を引いたとか!?」

「そうじゃないんだ」

ティズはアニエスのワンピースを捲り、下着に触れる。

「Hな本を読んだりHな音を聞いたりして、Hな気分になるとね…体が熱くなってくるんだよ」

「…どういうことですか?」

「それはね…」

ティズはズボンと下着を脱いでみせる。



ティズの男根はまだ12歳ということもあって小さかったが、先ほどの性教育の本と隣の部屋の物音で勃起していた。

「男はHな気分になると、ペニスが硬く大きくなるんだ。これを勃起というんだよ」

「勃起…?」

「女の人は胸とクリトリスが勃起するかな。それよりもっと、わかりやすいのはね…」

「…」

アニエスは固唾を飲む。

「ここが濡れてくるんだよ」

「あっ…ひゃっ…」

ティズはアニエスの下着を食い込ませる。



「そろそろ脱がせるよ」

ティズはアニエスの下着を脱がせる。愛液が糸を引いているのがなんとも卑猥だ。

そして、ティズはアニエスの割れ目を舐める。

「ティズ…そこは汚いです…」

「そんなに汚くないよ…それに、おいしいよ」



「そろそろ行くよ」

ティズは勃起した男根をアニエスの秘部にゆっくり入れる。

「あっ…」

アニエスは強くティズを抱きしめる。処女膜が引き裂かれているからだろう、目には涙がにじんでいる。

「はぁはぁ…」

ティズの息も荒い。様子を見て、ティズは腰を動かし始める。

「やっ、あっ、ティズ…」

「アニエス…気持ちいいよ」



「あっ、なんか来る、そろそろ限界…」

ティズは射精衝動に駆られる。もしここで、出してしまったら…とも考える。

しかし、避妊具なしでここまで来たのなら、もう引き返せない。

激しくティズは腰を振った。アニエスはティズの腰に自分の脚を絡みつける。

「ティズっ、お願いっ、私はあなたと…」

「アニエス…」

ティズは覚悟を決めて、アニエスの中に射精した。



快楽の余韻に浸り、二人は意識を手放した…。


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