ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様によるオリジナル短編ですが、一部まどマギの設定が入っているらしいです。

 御本人によると、

ソレイルーナ学園の花組トップであるお嬢様とその婚約者のイチャラブHです。
レイヤさんがちょっとキャラ崩壊してイケイケな状態になってます。
※一部、某魔法少女アニメを思わせる設定があります。

 ということです。


ソレイルーナ学園。表向きは私立の中高一貫校。

しかしその実態は、「ソウルジェム」を持った現役の魔法少女や魔法少年のみ入学が許可される魔法戦士養成学校。

ここに通う少年少女たちは、魔女を倒してソウルジェムを浄化するためのアイテム「グリーフシード」を入手していた。

これは、その学校に通うとあるチームの話である。



「ふぅ…これで一件落着、かしら」

ソレイルーナ学園高等部の制服を着た、ウェーブのかかった赤いロングヘアの女子生徒が一息をつく。



桜羽場(さくらはば)リゼ。

ソレイルーナ学園高等部3年生で、ソレイルーナ学園花組のトップ。

テニス部の主将コンビの片割れでもあり、チームメイト兼婚約者の栗宮(くりみや)レイヤとは、公私ともに息の合った連携を見せる。



「リゼ、ご苦労様」

この明るい紫色の髪の青年が、栗宮レイヤ。

穏やかな好青年で、後輩からの人気も高い。



リゼはレイヤに話したいことがあった。

しかし、魔法少女や魔法少年は正体をみだりに明かしてはならない。

そのため、リゼは自分の部屋にレイヤを招くことにした。



「街の人たちを魔の手から、守らないと…」

「リゼ…」

レイヤはこの部屋に何度も来たことがあるが、部屋はきちんとしている(リゼは慌てて片付けたのだが…)。

「リゼって…、いつもきれいだね」

「は!?」

リゼは驚いてレイヤの方を見る。すると、レイヤはリゼを抱きしめた。

「僕はリゼに死んで欲しくない…。僕たちはいつ死ぬかわからないから」

「レイヤ…」



レイヤはリゼに噛みつくような口づけをする。

あの穏やかなレイヤが…!?意外だった。

唇を割って舌を入れ、リゼの口内を蹂躙する。

「ん…んんっ……」

指も絡め、恋人つなぎになる。



長いキスが終わると、二人とも顔を上気させていた。

「きれいな人だよね…君は、本当に」

「レイヤ…」

レイヤはリゼを押し倒すと、制服を脱がせ始めた。

白いラインの入った黒のブレザーとスカート、茶色のブランド製のベスト、首の赤いリボン、フリルのブラウス、黒のタイツ…。



「いつもきれいな下着を着けてくるよね。見ていて飽きないよ」

レイヤはリゼの下着の上から愛撫を始める。

未来の妻の性感帯を熟知しているかのような手つき。将来の夫婦の営みが期待できる。

リゼは興奮のあまり、ショーツを濡らしていた。



「レイヤっ…」

「そろそろだね…」

下着も脱がされて、リゼは生まれたままの姿になる。レイヤも全裸になり、リゼの上に覆いかぶさる。

リゼの脚の間にレイヤの亀頭があてがわれる。何度も入ったことのあるレイヤの男根に、リゼは興奮し秘部を濡らす。

「今日は…大丈夫なのかい?」

レイヤはリゼにそう尋ねる。レイヤはリゼが危険日の時はコンドームで避妊をしていた。リゼのために、そして未来の自分のために。

また、リゼが生理の時は軽いスキンシップで済ましていた。

「今日は大丈夫。だから…」

リゼの手がレイヤの頬に触れる。

「来て……」



「そうか。なら、入れるよ」

レイヤは優しくリゼの中に自分の分身を入れる。

リゼの膣壁はこなれており、心地よくレイヤの分身を締め付ける。



どれほど時間がたっただろうか。

レイヤは普段からは想像のできないほど激しく腰を打ち付けている。

リゼも喘ぎ、少しでもレイヤを近くに感じようと自身も腰を振っていた。

「リゼっ…愛してる…」

レイヤがこんなことを言うのもうわ言なんかではない。本当にリゼを愛しているからだ。

「んんっ…」

腰に合わせて激しく揺れるリゼの豊満なバストの先端に、口づける。

「んあぁっ…レイヤ……気持ちイイの」



「…出すよ」

「出して!私の中に熱く激しいのを!」

レイヤは精を放った。激しい音と共に熱い精液がリゼの子宮に入る。

リゼは激しい嬌声を上げる。



結合したまま、レイヤはリゼの髪を撫でている。

「リゼ…気持ちよかったよ…」

「レイヤ…」



桜羽場リゼと栗宮レイヤ。

この二人は、のちに結婚することになる。


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