ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様によるエロパロSSです。

 御本人によると

「「星のカービィ」風味のエロパロです。
妻のペペペ王妃と夫婦水入らずでお酒を飲みながら、夜のお花見を楽しむデデデ大王。
夜桜も美しいという話を聞いたデデデ大王は、イベントも終わった後の桜の園でペペペ王妃と…♡

2022年4月27日に、星のカービィが30周年を迎えたので、書いてみました。

Attention!
♡デデデ大王の既婚者設定など、公式のカービィにはない設定が含まれています。」

 ということです。

 ↓のキャラ絵もゲスリーナ様の手になります。



この日、プププランドにある花と緑を楽しめる公園「ブロッサムパーク」では、デデデ城主催のお花見イベントが開催されていた。



「昼間に見る桜もきれいだけど、夜に見る桜もきれいだよね」

通りがかりに、デデデ大王はこんな話を聞いた。

「へぇ…桜ってそんな楽しみ方もあるんだな」

デデデ大王は満開の大樹を見上げながら言った。

「イベントが終わった後、ペペペを誘ってまたここに来ようかな…」



このイベントは、カービィが売店の弁当を食べ尽くしそうになって相棒のリヒトが止めに入ったなど、様々なハプニングにも見舞われたが、結果的にイベントは大成功をおさめ、ワドルディたちがイベント会場を撤収した後の夜のことだった。

デデデ大王は妻のペペペ王妃と二人で、イベント会場だったブロッサムパークに来ていた。



満開の大樹を見上げながら、デデデ大王は用意していた缶ビールを飲む。

「あなた、お酒を飲むためにここに来たの?」

「ああ、あいつらがいると、酒も飲めないからな」

妻の言葉に、デデデ大王は陽気にうなずく。デデデ大王は酒豪としても知られており、酒への耐性も強い(一方で、洗脳への耐性は弱いが…)。だが、デデデ大王はカービィたちの前では飲酒しない。バンダナワドルディは健康を気にしそうだし、メタナイトはギリ未成年、リヒトは年齢不詳、さらに飲酒している場面をカービィに目撃されるといろいろ厄介だからだ。



「あなたがまさか、夜桜を見たいなんて言うとは思わなかったわ。花より団子だと思ってたから…」

「花より団子って…オレ様はカービィとは違う!」

「はいはい」

そんな会話をしながら、夫婦は夜の桜を楽しむ。だが、夜空とライトアップされた桜花の鮮やかな対比は、心を惑わすような妖艶さがある。そこに二人きりでいて、気分が盛り上がらないはずがない。



「んっ……」

「んんっ…ふぅっ……♡」

二人は見つめ合い、唇を重ねた。唇や舌の動きに激しさはないが、ゆっくりお互いの唇と舌、唾液を味わう。

唇を離すと、唾液が銀の糸のように繋がって見えた。

(あとは、城でゆっくりと…)

デデデ大王がそう切り出そうとした時、ペペペ王妃が頬を赤く染めながら言った。

「ねぇ、あなた…以前からしてみたかったのだけど……♡」

ペペペ王妃は夫に耳打ちをする。デデデ大王は叫びそうになっていた。



「こ…ここでか」

「ええ、このような美しい場所で、美しい私を見てほしいの」

念のために辺りを見渡すと、人通りはほとんどない。とはいえ、あのペペペ王妃が大胆なことを言うとは。これも夜桜のなせる業だろう。

デデデ大王も、男としてペペペ王妃に抗えないものがあった。…というか、デデデ大王は妻には頭が上がらない。

「わかった…何かあったら、オレ様が何とかする」

「ありがとう…あなた……」



まずデデデ大王が、慣れた手つきで妻のドレスを脱がせていく。淡い色のドレスは、大輪の花のように芝の上に落ちていく。下着はペペペ王妃が手をかけ、丸まって落ちた。

とうとう屋外で、ペペペ王妃はティアラとパンプスだけの姿となった。夜風が暖かい。

「自分が望んだことなのに…そんなに見られると…恥ずかしいわ……♡」

そう言った途端、ペペペ王妃は顔を赤らめる。デデデ大王からの視線が熱く感じる。

そして、ペペペ王妃は背を向け、デデデ大王から逃げるように走り出す。

「ウフフ、私を捕まえてごらん♪」

あっけにとられていたデデデ大王だったが、すぐに追いかける。

「ああ、逃がさないぞ!」

デデデ大王は、裸の妻を追いかける。今のデデデ大王は、男の本能をあらわにしていた。

もともとふざけて逃げていたためか、ペペペ王妃はデデデ大王に捕まって、芝の上に倒れこんだ。



ペペペ王妃の身体には、たくさんの花弁が貼りついている。

デデデ大王の愛撫だけでなく、吹いている春風にも敏感に反応していた。

しばらく愛撫を愉しんでいたデデデ大王だが、秘部を音が出るほどに愛撫する。外で全裸でいるという状況に、ペペペ王妃は興奮していた。

さらにデデデ大王は、ペペペ王妃の秘部も舐めていた。雌の匂いと味が、デデデ大王の嗅覚と味覚を支配するともう、妻以外は何も欲しくなくなっていた。

「あっ、はぁあん♡ダメ、あふれてきちゃう……♡」

ペペペ王妃はさらに、快楽に悶えながら愛液を出していた。



二人はお互いに、一つになりたいと願っていた。

ペペペ王妃は桜の木に手をついて、尻を夫に向ける。

夫を受け入れるために分泌された愛液は足元にまで垂れていた。

「来て…あなた……♡」

ペペペ王妃は身体を少しくねらせる。それがかなり淫靡に見えて、デデデ大王の股間ははち切れそうになっていた。花芯に男根を押しあて、一気に貫く。

「ぁあんっ!あなた…いつもより雄々しい……♡」

「ペペペ、お前のここも…気持ちいいぞ!」

野外で愛し合うということは、いつも以上に気持ちいいのだろう。奥までつながるとすぐ、動きが激しくなった。

吹き抜ける春風は桜花を散らし、愛し合う二人の上に花吹雪を降らせる。花弁に彩られた妻の裸体を、デデデ大王はしかと見た。

「ペペペっ、オレ様は幸せ者だっ!今夜のこと…絶対に忘れない!」

「あなたっ、なら私に刻み付けて…!その思い出を……!」

快楽に悦んだペペペ王妃の秘部が締まる。それからほどなくして、デデデ大王は妻の中に盛大に射精した。



暑くなったデデデ大王もガウンを脱ぎ、ペペペ王妃と肩を寄せ合って桜を見上げていた。彼らの顔は一日中忙しかったにもかかわらず、満面の笑みだ。

「こんな日もたまにはいいわね」

「ああ、そうだな…」

デデデ大王はそう言って、ペペペ王妃を抱き寄せた。



愛し合うデデデ大王とペペペ王妃を、バンダナワドルディは物陰から見ていた。様子が心配になって、こっそり尾行していたのだ。

「大王様…王妃様…ボクは明日、どんな顔してお二人に接すれば……」


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