ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様によるエロパロ短編です。

 御本人によると

 「久々にディスティニーコネクトの小説です。
このゲームのトゥルースとアリアは後のシェリーの両親です。
心境描写の文もうまく描けたと思います。

…ていうか、将来的に結婚するからなぁ、この二人」

 とのことです。


2000年1月1日、時間停止をしたクロックニー。

クロックニーの南東に位置するブロッサム地区を2人の少年少女は歩いていた。



少年の方はトゥルース=オールデイズ、少女の方はアリア=ブロッサム。

二人とも過去の1970年のクロックニーから来ている、後のシェリー=オールデイズの両親。

クロックニーに訪れる「破滅」を阻止するために、シェリーやタイムマシンのアイザックと共に戦っている。



トゥルースとアリアにはシェリーやアイザックの他に頼もしい仲間がいる。

シェリーの友人で気弱だが機械に強いペグレオ、未来から来た謎の少年オルタナ、オルタナの妹ウェンディ。

彼らにはトレーニングをしてくると言って、トゥルースはアリアを連れだしたのだった。



街を徘徊するメカを倒して回ったが、これ以上やってもキリがない。

トゥルースとアリアは、シェリーの祖母リンダ=ブロッサムの経営する「カフェ・ブロッサム」に逃げ込んだ。



カフェ・ブロッサムの2階である一室。そこは元々アリアの部屋だったが、彼女が結婚した後も誰かが宿泊できるように残している。

「ここまでくれば、大丈夫だな…」

トゥルースは安堵する。トゥルースはベッドに横になっている。

「そう…だね」

ベッドに座るアリアの鼓動は早くなっていた。実際、この10歳のアリアは緊張していたのだ。



アリアはトゥルースのことが好きになり始めていた。

恐らく、30年後の未来から来たシェリー達と旅を始めてからだろう。

アリアにはトゥルースは今までの何倍も頼もしく見えていた。



アリアもベッドに横になる。10歳の子供と言えど、2人でこのベッドに横たわると少し窮屈だ。

当然、体が触れてしまう。お互いの視線が合った。

気まずくなる。お互いごろんと背を向ける。



―アリアを、抱きたい。

―トゥルースくんに、抱かれたい。

二人はそう考えた。親が見ていた深夜ドラマのような展開だとも、思った。

お互い性的欲求は高まっていた。



お互いの温もりを感じたい。トゥルースとアリアは抱き合った。

それからすぐに、舌を絡めるディープなキスをする。

二人の興奮は否応なしに高まる。トゥルースのズボンの股間辺りは勃起しており、アリアの体を激しく突いていた。

お互いに背を向けて、自分の服を脱ぎ始める。これからの行為で服を汚さないように。



「ここがアリアの…すげぇ……」

トゥルースはアリアの秘部を観察していた。アリアの脚の間にトゥルースが割って入っているので、脚を閉じることもできない。

時折秘部を触られ、アリアの秘部は愛液を分泌させ始めた。

トゥルースはアリアの秘部を舐め始める。

「トゥルースくん…そこ…舐めないで」

恥ずかしがるアリア。

「そう言ってくれても…もう止められねぇよ」



ここからは地の文では表現しづらいので、二人の心境を描写をすることにしよう。



★トゥルース

これが女の子の性器…!

ひくひくと動いてる。クリトリス、と呼ばれるアリアの大事なところを触ってみる。

「あんっ…」

アリアは鳴く。気持ちイイんだろう。

オレはアリアの大事なところから顔を離し、アリアの顔を見つめる。

愛液の流れている膣(だっけ?そう習った気がする…)に指を入れて、ゆっくりかき混ぜる。

「ひあっ…あんっ…ダメ…だよ……」

喘ぎ声交じりに言うアリア。理性なんて吹っ飛んでいたオレは、こう言った。

「本当はもっとしてほしいんだろ…こんなエロい声出してさ…」

「それは…トゥルースくんが…」

「こんなに濡らしてるのに、説得力ねぇよ」

オレのチンポ(正式名称は陰茎?ペニス?どっちだっけ…)もヤベェぐらいに我慢汁が出てた。



今、オレが抱こうとしているアリアはエロい。

顔を赤らめ、荒い息をし、大事なところはぐしょぐしょに濡れている。

こんなにエロいアリアをオレは初めて見た。



★アリア

トゥルースくんは、わたしのアソコを指でいじっていた。

「んあぁん…」

恥ずかしくて顔から火が出てしまいそうだった。

奥の方が切なくなってくる。指でも届かない場所が。

トゥルースくんの大きくなったアレ(名前を出すだけで、思い出しそう…)なら届くかも。

「…トゥルースくん」

「どうしたんだ?」

「…入れていいよ」

「ちょっと待てよ!入れていいって…」

突然そんなことを言われて混乱するトゥルースくん。今、わたし達は一線を越えようとしている。



「生理はまだ来ていないから…」

トゥルースくんが確認をする。

「本当にいいのか?」

「うん…」

わたしがうなずくと、トゥルースくんはわたしの膣内にアレを入れる。

「ああああああっ!!」

強くトゥルースくんを抱きしめる。初めてだったから、すごい痛かった。



「ふぅ…全部入った……」

トゥルースくんが荒い息を吐きながら言う。

呼吸を整えてから、ゆっくり腰を動かす。

気持ちいい。

「アリア…わかるか?奥の方で、コンコンと言ってるのが」

わたしはうなずく。トゥルースくんが今、わたしを気持ち良くしてくれていることを知っているから。

「ヤベェ、そろそろ出る…」

「いいよ、中に出して…」

そう言って、わたしはトゥルースくんにキスをする。トゥルースくんがしたように、舌も絡めて。

トゥルースくんは私の一番奥で射精した。



以上で、心境の描写を終了する。

トゥルースとアリアは結合したまま抱き合っていた。

「バレちまったら、ヤベェからさ…」

「そうだね…」

二人は行為で出た汗や結合液を流すために、シャワーを浴び、脱いであった服を着て、行為の後始末をした。



シェリーの家の前…。

「あれ?トゥルースとアリアは?」

「トレーニングをしてくる、と聞いたが…」

シェリーとアイザックが何やら話していた。近くにはもちろん、ペグレオ、オルタナ、ウェンディもいる。



「おーい!」

トゥルースとアリアが走ってくる。

「カフェで買い物してたんだ。そしたら時間すげぇ経ってて…」

「はいどうぞ。これ、シェリーちゃんが集めてるんでしょ?」

トゥルースはお菓子やドリンクの入った袋を、アリアはシェリーの衣装と交換できる水硝玉を持っていた。

「あ、ありがとう…」


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