ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様によるゲーム「牧場物語シリーズ」のエロパロSSです。

 御本人によると

「エルヴィス×ナナミのカップル小説です。
エルヴィスのおかげで、イケオジキャラをカッコイイと思うようになったので、ぼくものの女主人公とイチャラブしてもらいました。

★「ナナミ」というのは、「牧場物語 3つの里の大切な友だち」の女主人公のデフォルトネームです。」

 ということです。


エルヴィス・ラズロウ。

師匠エマ・オディリアの遺した魔導書を解読するために、護衛のアデルや他の仲間と共に旅をしている。

最近エルヴィスには、仲間にはなかなか言えぬ悩みがある。



以前のエルヴィスなら、「結婚なんて当分先だ」と笑って言えただろう。

しかし、現在は遠距離恋愛をしている恋人がいるのだ。

その女性と結婚したいと思って指輪を購入したは良いが、遠距離のため渡す機会に恵まれなかったのだ。



エルヴィスが指輪を眺めていた時、傭兵の女性アデルがやってきた。

「エルヴィス?どうしたの、ため息なんてついて」

「ああ…アデルか」

アデルは、エルヴィスが指輪とそのケースを持っていることに気が付いた。

「…ナナミのことね」



ナナミは、ウェスタウン、ルルココ村、つゆくさの里の3つの里の中心にある、牧場を経営している。

紆余曲折あって彼女と交際したはいいのだが、程なくしてエルヴィスは魔導書を読み解く旅に出た。

文通もしており、愛を育んでいた。



「あんまり支障が出るなら、一回ナナミと話をした方が良いわよ。フォード達には、私から話しておくわね」

「そうか…わかった。そうさせてもらおう!」

先程まで思いつめていた表情だったが、いつもの調子を取り戻したエルヴィス。



エルヴィスは、3つの里の中心にある牧場に来ることになった。

「お、ナナミではないか!」

「エルヴィス!」

久々の再会に抱き合う。恋人の温もりを感じながら、軽くキスをする。



「お、前に来た時より広くなっているではないか。増築したんだな」

「うん。そろそろ結婚も考えてるから…」

結婚。そう考えると心臓の音が早くなる。

「どうしたの?急に静かになって…」

ナナミはエルヴィスの顔を覗き込む。



「ナナミ…お主は吾輩といられて幸せなのか?」

「うん、幸せだよ」

「そうか…」

エルヴィスは指輪のケースを取り出し、指輪を見せる。

「吾輩と結婚してくれぬか」

「ええ、喜んで」

ナナミがうなずくと、エルヴィスは指輪を彼女の左手の薬指にはめた。



「ちゅ…ちゅぱっ……」

ベッドの縁に座り、熱く濃厚なキスをする。

その間エルヴィスの手はナナミの胸に触れる。

口を離した時、月明かりが二人の唾液を照らす。



「脱ぐね…恥ずかしいから見ないで」

ナナミは頬を赤く染めてそう言い、自分の服を脱ぐ。

エルヴィスはこれからの行為に興奮していた。

下着姿のナナミがエルヴィスの横に座る。



「エルヴィスの…マッサージしてあげるね」

エルヴィスの勃起した男根をズボンから取り出し、マッサージを始めるナナミ。

ナナミの付けているブラジャーが視界に入り、それがフロントホックであることに気づくと、ためらわずホックを外す。

「んっ…」

たぷんと揺れ、露わになった豊満な乳房の乳頭を舐める。

「あっ…エルヴィス、赤ちゃんみたい……」

「フフっ…吾輩が赤子みたい、か」

妖しい笑みを浮かべるエルヴィス。

「赤子だったら、母親の胸に吸い付くだけだぞ…それにしても、母乳が出ぬな。ま、細かいことだ、気にするな」

いつものように笑って言うが、性的な興奮で男根は勃起し、カウパーも出ている。

恥ずかしさのあまり、耳まで真っ赤にするナナミ。しかし、下半身は正直で疼いていた。



ベッドの外には二人分の衣服が散らばっていた。

ナナミは大きなサイズのベッドに横たわり、エルヴィスはその上に覆いかぶさる。

「エルヴィス…」

「どうした?」

「ちょっと、怖い…」

「ナナミ…お主、処女なのか?」

ナナミは恥ずかしそうにうなずく。



ナナミは明るく、友達も多い。

3つの里の住人はもちろん、エルヴィスと共に旅をしているアデルやセス、グローリア、ムツキ、医者のフォードだっている。

モテる、というわけではなさそうだが、恋愛相談に応じることもある。



「痛かったら、言うのだぞ」

「うん…!」

ナナミは覚悟してうなずく。

エルヴィスの男根がナナミの膣に入る。濡れているとはいえ、処女の膣内は狭い。

ついに処女膜を引き裂く。

「エルヴィス…痛い……」

「ナナミ…がんばるのだぞ…!」

痛がっているのに、一気に突き刺すような真似はしない。ナナミの目には涙がにじんでいる。

エルヴィスは大切な人の身体を案じて、こう言った。

「少し…抜くか?」

「ううん、大丈夫…いいよ、続けて……」

「…わかった」

ゆっくり、男根を奥まで到達させる。少し休むと、身も心も結ばれることができたのだと実感できた。



まずは慣らしていくかのようにゆっくり動かす。

「ナナミっ、愛してる…」

「エルヴィスっ…私もっ、大好き」

気持ちイイと言わんばかりに、口づけを繰り返す。

腰の動きが激しくなるたびに、下腹部の痺れが強くなる。



エルヴィスは興奮のあまり、ナナミの乳頭にしゃぶりつく。

「あんっ、エルヴィス…そんなに吸ってもミルク出ないよ」

ナナミは続ける。

「でも…早く、本当にミルクを出せる身体にしてね」

下腹部の打ちつけが激しくなる。そろそろ限界なのだろう。

「ああ、わかった…愛してるよ、ナナミ」

孕ませんと放出された大量の精液を膣で受け止め、絶叫するナナミ。



「…祝杯を挙げんとな」

激しかった行為の後、ベッドの中で抱き合いながらエルヴィスが言う。

「まずは結婚式だね」

微笑むナナミに、エルヴィスは妻となる女性の髪を撫でる。

「そうだな」



それからしばらくした後、ナナミとエルヴィスの結婚式は問題なく行われた。

ナナミ、エルヴィス、お幸せに!


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