ゲスリーナ氏・作
ゲスリーナ様によるゲーム「牧場物語シリーズ」のエロパロSSです。 御本人によると 「エルヴィス×ナナミのカップル小説です。 ということです。 |
エルヴィス・ラズロウ。 師匠エマ・オディリアの遺した魔導書を解読するために、護衛のアデルや他の仲間と共に旅をしている。 最近エルヴィスには、仲間にはなかなか言えぬ悩みがある。 以前のエルヴィスなら、「結婚なんて当分先だ」と笑って言えただろう。 しかし、現在は遠距離恋愛をしている恋人がいるのだ。 その女性と結婚したいと思って指輪を購入したは良いが、遠距離のため渡す機会に恵まれなかったのだ。 エルヴィスが指輪を眺めていた時、傭兵の女性アデルがやってきた。 「エルヴィス?どうしたの、ため息なんてついて」 「ああ…アデルか」 アデルは、エルヴィスが指輪とそのケースを持っていることに気が付いた。 「…ナナミのことね」 ナナミは、ウェスタウン、ルルココ村、つゆくさの里の3つの里の中心にある、牧場を経営している。 紆余曲折あって彼女と交際したはいいのだが、程なくしてエルヴィスは魔導書を読み解く旅に出た。 文通もしており、愛を育んでいた。 「あんまり支障が出るなら、一回ナナミと話をした方が良いわよ。フォード達には、私から話しておくわね」 「そうか…わかった。そうさせてもらおう!」 先程まで思いつめていた表情だったが、いつもの調子を取り戻したエルヴィス。 エルヴィスは、3つの里の中心にある牧場に来ることになった。 「お、ナナミではないか!」 「エルヴィス!」 久々の再会に抱き合う。恋人の温もりを感じながら、軽くキスをする。 「お、前に来た時より広くなっているではないか。増築したんだな」 「うん。そろそろ結婚も考えてるから…」 結婚。そう考えると心臓の音が早くなる。 「どうしたの?急に静かになって…」 ナナミはエルヴィスの顔を覗き込む。 「ナナミ…お主は吾輩といられて幸せなのか?」 「うん、幸せだよ」 「そうか…」 エルヴィスは指輪のケースを取り出し、指輪を見せる。 「吾輩と結婚してくれぬか」 「ええ、喜んで」 ナナミがうなずくと、エルヴィスは指輪を彼女の左手の薬指にはめた。 「ちゅ…ちゅぱっ……」 ベッドの縁に座り、熱く濃厚なキスをする。 その間エルヴィスの手はナナミの胸に触れる。 口を離した時、月明かりが二人の唾液を照らす。 「脱ぐね…恥ずかしいから見ないで」 ナナミは頬を赤く染めてそう言い、自分の服を脱ぐ。 エルヴィスはこれからの行為に興奮していた。 下着姿のナナミがエルヴィスの横に座る。 「エルヴィスの…マッサージしてあげるね」 エルヴィスの勃起した男根をズボンから取り出し、マッサージを始めるナナミ。 ナナミの付けているブラジャーが視界に入り、それがフロントホックであることに気づくと、ためらわずホックを外す。 「んっ…」 たぷんと揺れ、露わになった豊満な乳房の乳頭を舐める。 「あっ…エルヴィス、赤ちゃんみたい……」 「フフっ…吾輩が赤子みたい、か」 妖しい笑みを浮かべるエルヴィス。 「赤子だったら、母親の胸に吸い付くだけだぞ…それにしても、母乳が出ぬな。ま、細かいことだ、気にするな」 いつものように笑って言うが、性的な興奮で男根は勃起し、カウパーも出ている。 恥ずかしさのあまり、耳まで真っ赤にするナナミ。しかし、下半身は正直で疼いていた。 ベッドの外には二人分の衣服が散らばっていた。 ナナミは大きなサイズのベッドに横たわり、エルヴィスはその上に覆いかぶさる。 「エルヴィス…」 「どうした?」 「ちょっと、怖い…」 「ナナミ…お主、処女なのか?」 ナナミは恥ずかしそうにうなずく。 ナナミは明るく、友達も多い。 3つの里の住人はもちろん、エルヴィスと共に旅をしているアデルやセス、グローリア、ムツキ、医者のフォードだっている。 モテる、というわけではなさそうだが、恋愛相談に応じることもある。 「痛かったら、言うのだぞ」 「うん…!」 ナナミは覚悟してうなずく。 エルヴィスの男根がナナミの膣に入る。濡れているとはいえ、処女の膣内は狭い。 ついに処女膜を引き裂く。 「エルヴィス…痛い……」 「ナナミ…がんばるのだぞ…!」 痛がっているのに、一気に突き刺すような真似はしない。ナナミの目には涙がにじんでいる。 エルヴィスは大切な人の身体を案じて、こう言った。 「少し…抜くか?」 「ううん、大丈夫…いいよ、続けて……」 「…わかった」 ゆっくり、男根を奥まで到達させる。少し休むと、身も心も結ばれることができたのだと実感できた。 まずは慣らしていくかのようにゆっくり動かす。 「ナナミっ、愛してる…」 「エルヴィスっ…私もっ、大好き」 気持ちイイと言わんばかりに、口づけを繰り返す。 腰の動きが激しくなるたびに、下腹部の痺れが強くなる。 エルヴィスは興奮のあまり、ナナミの乳頭にしゃぶりつく。 「あんっ、エルヴィス…そんなに吸ってもミルク出ないよ」 ナナミは続ける。 「でも…早く、本当にミルクを出せる身体にしてね」 下腹部の打ちつけが激しくなる。そろそろ限界なのだろう。 「ああ、わかった…愛してるよ、ナナミ」 孕ませんと放出された大量の精液を膣で受け止め、絶叫するナナミ。 「…祝杯を挙げんとな」 激しかった行為の後、ベッドの中で抱き合いながらエルヴィスが言う。 「まずは結婚式だね」 微笑むナナミに、エルヴィスは妻となる女性の髪を撫でる。 「そうだな」 それからしばらくした後、ナナミとエルヴィスの結婚式は問題なく行われた。 ナナミ、エルヴィス、お幸せに! |