ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様によるエロパロ短編です。

 御本人によれば、

「「ちびまる子ちゃん」をベースにしていますが、「ペルソナ3」の登場人物「望月綾時」が出てきます。
また、まる子と綾時の年齢は小学5年生で、この二人の在籍するクラスは5年1組という設定です(ちなみに、綾時は春からまる子の小学校に通うことになった転校生です)。」

 ということです。


「ちびまる子ちゃん」の二次創作、「ちびまる子ちゃんF」のエロパロ小説です。
「ペルソナ3」シリーズから望月(もちづき)綾時(りょうじ)くんが登場しており、この小説ではまる子と付き合ってる設定です。
身も心も結ばれるまる子と綾時。彼らは本当に愛し合っていた。
ちなみに、「ちびまる子ちゃんF」ではまる子と綾時は小学校5年生で同じ1組のクラスメートです。年齢操作してます。

さくらももこ、通称「まる子」。
おかっぱ頭と桜色のほっぺがトレードマークの小学5年生。
そんなまる子だが、実は「オルフェウス」という名のペルソナの使い手だ。
まる子はそのオルフェウスの力で、不思議な事件を解決していた。

まる子は自分の在籍する5年1組のクラスメートの家に来ていた。
「初めて来るなぁ…」
まる子はクラスの男子に家に呼ばれてドキドキしていた。

その彼の名は望月(もちづき)綾時(りょうじ)。
5年生の春にやってきた転校生で、まる子のことを初対面で「まるちゃん」と呼んだ男子。
彼は身長も154cm(アホ毛を含めたら156cm)と5年1組では一番高く、女子にも気さくに接する明るい性格の持ち主。
綾時にはほとんど美少女揃いのクラスの女子よりも、平凡なまる子を選んだ理由があった。
それは、まる子に「どこか懐かしさを感じる」から。

まる子は家のチャイムを押す。
ピンポーン
ガチャリと玄関が開いて、綾時が出てきた。
「よく来たねまるちゃん。さ、上がって上がって」

まる子と綾時は付き合っている。
しかし、彼らは5年1組のみんなにはそのことを黙っていた。
このことは、まる子のクラスメートで親友である穂波たまえこと「たまちゃん」に原因があった。
彼女は綾時を警戒していたのだ。綾時がまる子のことを「まるちゃん」と呼んだあの始業式の日から。

まる子は綾時のことを私立中学に通う2年生の姉さきこには話していた。
妹に先を越されたという悔しさはあったけれど、さきこには妹が彼氏の話をするときの表情は輝いて見えた。

綾時は自分の部屋にまる子を案内する。
「綾時くん…本当にいいの?お父さんとお母さんは?」
「お父さんとお母さんは夜遅くまで仕事、なんてこともよくあるんだ。なんせ、難しい研究をしているからね…」
まる子の問いにこう説明する綾時は、どこかさみしそうに見えた。

「このさみしさを癒してくれないかな」
「さみしさを…えっ?」
ギュッ
綾時はまる子を抱きしめた。まる子の膨らみ始めたばかりの胸の感触が心地よい。
「まるちゃんの家は帰ってきたら、絶対に誰かいるよね。でも、僕の家は違うんだ」
綾時はまる子にキスをする。まる子が少女漫画で見るような唇が触れ合うだけのキスじゃない。
舌もねっとりと絡め合う、大人のキス。

「はぁ…はぁ…」
唇を離す。まる子は顔を赤らめ、荒い呼吸をしていた。
まる子と綾時の間には唾液が糸を引いていた。
「まるちゃん…服脱いで見せてよ」
「うん…でもいいって言うまで見ないでね」
「わかった」
綾時はベッドの縁に座り、まる子を見ないようにする。
まる子は自分の着ている服を脱ぐ。
首に着けているピンクのリボンを外し、グレーのベストを脱ぐ。そして、赤い吊りスカートと白いブラウスも…。
布が擦れる音がする。綾時の男根はその音で興奮し、勃起を始めていた。
まる子は自分なりの勝負下着を着けてきたのだ。

「…いいよ」
まる子は頬を朱に染め、もじもじとしながら下着姿を綾時に見せる。
リボンの付いた桜を思わせる薄いピンク色のブラジャーと、それとセットになっているショーツ。
まる子は最近、ブラジャーを着け始めた。
普段はすっぽりと被るタイプのタンクトップのような形状のブラジャーだが、今回のためにかわいい下着を着けてきたのだ。

まる子は綾時の座っているベッドに横になる。
「触ってもいいよ」
「それじゃ…遠慮なく」
綾時はまる子の上に覆いかぶさり、下着の上から愛撫を始めた。

綾時の手はまる子のまだ幼い胸をブラジャーの上からマッサージする。
「そう…優しく…」
「わかってるよ」
まる子の問いかけに、綾時は優しく微笑む。

まる子の秘部は、甘く、切なく、疼いていた。
まる子にもさすがに自慰経験はあった。もちろん、相手は綾時である。

ショーツの上から陰核に触れる。
「まるちゃんは初めてだからね。いっぱい濡らさないと」
綾時と激しいキスをしながら、まる子は彼からの下着越しの愛撫を受けていた。

「まるちゃん…そろそろ脱がせるね」
まる子がうなずくと、綾時はまる子の後ろにあるブラジャーのホックを外す。ショーツも下にずらし、足首から引き抜く。
まる子の下着が桜のようにベッドの上に落ちる。
まる子は生まれたままの姿を、綾時に見せていた。
「初めてだからさ、綾時くんのマフラーを2人で巻いてHしたい…」
「わかった」

綾時はまる子から離れると、自分も服を脱ぐ。布音に、まる子は興奮し、陰核を指でこすっていた。

綾時はマフラーで二人をつなげた後、まる子の秘部に男根をあてがう。そして、まる子にコンドームの入った袋を見せる。
「まるちゃんって…生理とか来てないかい?来てるなら、コンドームを着けるけど…」

5年1組にも、もうすでに初潮を迎えた女子は何人かいた。
クラスメートの中でもお姉さんっぽい学級委員長の広岡(ひろおか)七実(ななみ)がその例である。
そのことも知っていたためか、綾時はまる子の心配をした。

「広岡さんは何回かプールの授業見学してたな…。でもまる子はまだ来てないから…中に出しても大丈夫…」
「そう言えばまるちゃん、プールの授業1回も見学してなかったもんね」
「ゼイムとかいうクラスの猫の男子はどこも悪くないのにプールの授業、全部見学してたけどね」
他愛もない話をしながら、まる子は考えた。
わたし…これから綾時くんに抱かれるんだ…

「まるちゃん、じゃあ…そのまま入れていいのかい?」
「うん」
「後悔しないね?」
「うん」
まる子には、まだ初潮が来ていない。すなわち、まだ赤ちゃんを作れない。
「入れるよ?」
綾時は、まる子に最終確認をとる。まる子が意を決してうなずくと、腰を進め、亀頭を入れた。
「痛い…」
まる子は泣きだす。処女膜が引き裂かれた痛みから。

綾時も苦しそうだった。
「まるちゃん…」
「綾時くん…痛いよぉ…」
「そうか…じゃあ、抜く?」
「お願い、抜かないで…中途半端になっちゃう…」
まる子はこのまま満たされないのか。綾時は心配になる。

「綾時くんと一緒に居られて、まる子、幸せだよ…」
「そうか。痛かったら言うんだよ」
「うん…」
綾時はゆっくりと亀頭を動かす。
それが少しずつ、快楽を生み出す。
膣の内部もゆっくり、まる子の愛液で満ちてきた。

綾時はまる子を抱きしめる。
「綾時くん…もっと…奥まで入れて…奥が切ないの」
「え?良いのかい?それじゃ…」
綾時はまる子の奥深くまで、男根を突き刺す。
「んああああああっ!すごいっ、奥が気持ちよくて…」
子宮口を刺激され、まる子は綾時の一物をキュウキュウと締め付ける。
「まるちゃん、そろそろ出すよ」
「うん…」
綾時はまる子の中に射精した。

裸でまる子と綾時は抱き合っていた。
「綾時くん…大好きだよ…」
「僕もだよ…まるちゃん」
まる子と綾時は、身も心も結ばれていた。
それは、二人の首に巻かれた綾時の黄色いマフラーが証明していた。

こんな時間がずっと続けばいいのに…まる子はそう思った。

後に、まる子は知ることになる。
綾時の正体は13体目のシャドウ「デス」で、まる子は重大な決断を12月31日に迫られるということを。


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