ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様による、複数ゲームタイトルのミックス的エロパロSSです。

 御本人によると

「「ブレイブリーデフォルト2」のオルフェ・ドラゴーディアと、「牧場物語 はじまりの大地」のユーリのカップル小説です。

牧場物語の恋愛候補者を他のゲームキャラとマッチングさせるの好きです。
恋愛候補者の皆さんは美男美女揃いなので、マッチングが非常に楽しいです。

牧場物語ファンの皆さんへ。
この小説は、実際の牧場物語とは異なる「if」の物語です。
実際の牧場物語では、普通に恋愛することも可能です。
また、クロスオーバーっぽい描写も含まれますので、苦手な方はご注意ください。」

 とのことです。


吟遊詩人のアスタリスク所持者、オルフェ・ドラゴーディア。

彼はその端正な容姿で女性からの人気も高い。

しかし、そんな彼でもスランプに陥ることがある。



月明かりのきれいな夜だった。

「あぁ…なかなか思いつきませんね……」

オルフェは窓から月を見つめながらため息をつく。

今、男女の情熱的な恋の詩を考えていたのだ。



ロマンティックな恋の詩は、女性人気が最も高い詩のジャンルであり、オルフェも恋を題材にした詩をよく詠む。

最愛の女性と出逢い、恋を知ってからは、恋に関する詩をよく詠むようになっていた。



「悲恋もいいですが、結ばれる展開も良さそうですね…」

「オルフェ、まだ起きてたの?」

ピンク色の髪で、眼鏡をかけた人物が、オルフェのいる寝室の扉を開けて入ってくる。



この人物こそが、オルフェと大恋愛の末に結ばれた最愛の女性、ユーリ・ドラゴーディア。

ファッション関係の専門学校を卒業し、この町の仕立て屋「シエル・モード」で働いている。



「ユーリ。恋の詩を詠もうとして、題材を考えていたのですよ」

「そうなんだ…でも、あまり根を詰めると良くないよ」

「そうですね。そろそろ休みましょう…」

オルフェはそう言うと、横にいた妻を強く抱きしめる。

「と、その前に…愛し合いましょうか」



リップ音が部屋に響く。

遠慮なく、舌を相手の口内で蹂躙させるディープキス。

口を放すと、愛し合う2人の間にできた唾液の糸が重力で切れる。

頬もほんのり色づいているようだった。



「…脱いで」

ユーリのこの言葉にうなずき、服を脱いでいく。

服を大切にするユーリが言うのなら汚してしまうよりは、とオルフェは納得している。

交際を始めたばかりの頃と比べても、だいぶ慣れている様子だった。

オルフェは脱いだ服をユーリに渡してたたんでもらう。



「オルフェの…もうカチカチ…」

「あなたを想うあまり、こうなったのですよ…」

「ちょっと待って、私も脱ぐね…」

ユーリは夫の目の前で、しゅるり…と巻いていたスカーフを解く。

露わになっていく妻の裸身に興奮するオルフェ。



服をたたんで、夫の服の横に置いてから、ユーリはオルフェの待つベッドに行く。

「オルフェも…したかったんだね」

ユーリは、オルフェの男根を上下に扱く。お互いにキスをしながら。



「こうすると…気持ちイイんだよね?」

そう言うとユーリは、オルフェの男根を舐め始める。

「ユ…ユーリっ!」

男根を咥えたユーリ。あまりの快感にオルフェは呻く。

そしてそのまま、ユーリの口内に射精してしまう。

夫の出した精液を飲んでいくユーリ。



「飲んじゃった…」

ユーリの挙動に興奮したオルフェは、そのまま彼女を押し倒す。

「え…オルフェ!?ダメだって…!」

そういうユーリだが、本気で抵抗しているわけではない。

無論オルフェも解っており、そのままユーリの愛液で濡れた秘部に挿入する。



部屋には結合部からの音と二人の息遣い、そしてユーリの嬌声が響く。

「ユーリ、子宮口が下りてきましたよ」

「オルフェも出そうなの?いいよ…中に出して」

2人はほぼ同時にイッた。



「気持ち良かったね…」

「愛してますよ、ユーリ…」

「私も…」

その後も色々と話すユーリとオルフェであった。


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