ゲスリーナ氏・作
ゲスリーナ様による短編エロです。 御本人によると、 「 お待たせしました!オトナ女子のための童話エロパロブランド「オトナメルヘン」の第1弾「人魚姫」です。 とのことです。 下のキャラ絵もゲスリーナ様の手になります。
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深い深い海の底に、きれいな貝や真珠でできたお城がありました。 そこには5人の人魚の王子様と、1人の人魚のお姫様がお父様である王様やおばあ様と暮らしていました。 お妃様はお姫様が物心つく前に亡くなってしまっていました。 アクアンという名のお姫様は末っ子で、みんなから可愛がられていました。 それだけではありません。アクアンはショートボブでしたが青い髪はとてもきれいでつやがあり、顔立ちも整っていました。 アクアンはおてんばで冒険好きなところもあって、いつも友達の魚たちと泳ぎ回っていました。 「あたしも早く15歳になりたいなぁ〜」 アクアンはお兄様たちとおばあ様から海の上のお話を聞くのが好きでした。 「あなたたちも15歳の誕生日を迎えたら、海の上に出て人間たちの世界を見てきなさい」 この人魚の兄妹は年子(アクアンが15歳なら、兄たちは16歳、17歳、18歳、19歳、20歳)だったのです。 一番年上のお兄様が15歳になった後は翌年、その翌年と次々にお兄様が15歳になって海の上を見に行きました。 そして、アクアンも15歳の誕生日を迎えました。 「これで少しは女の子らしくなったわね」 「少しはって…まあいいや!行ってきまーす」 アクアンはおばあ様が精魂込めて作ってくださった真珠とヒトデの髪飾りを付けて元気よく海の上に泳いでいきました。 海の上にアクアンが昇っていくと、アクアンはきれいなイルミネーションに目を奪われました。 今日はこの国の第1王子エドワードの20歳の誕生日。 イルミネーションで飾られているのは豪華な大型の船です。喧騒を嫌う大人しい性格のエドワードは一人甲板に出ていました。 その時です。 船が大きく揺れて、エドワードは海に投げ出されてしまいました。 人間は水中では生きられない!そう考えたアクアンは必死にエドワードを助け、浜辺まで泳ぎました。 アクアンはその後も心臓マッサージと人工呼吸をエドワードに行い、朝が来ました。 そこに一人の男がやってきました。人間に姿を見られてはいけないという掟があったので、アクアンは岩の陰に隠れました。 彼は顔立ちはあどけなく、男というよりはまだ14歳の少年でした。 その少年も豪華な身なりをしていたのでエドワードと同じ王子で、彼の弟です。 「兄ちゃん!」 この国の第2王子は、必死に兄の体を揺すります。 「リチャード…?」 リチャードは兄が目覚めた途端、大喜びでした。 「生きててよかった…!医者が来てるんだ」 エドワードは体を起こし、リチャードと共に近くにあるお城に入っていきました。 アクアンは端正な容姿の王子兄弟が忘れられませんでした。 アクアンはそう、恋をしてしまったのです。 アクアンは洞穴に住む魔女のところに一人で向かいました。 「人間になれる薬をやろう。お前のそのかわいい声をいただくよ」 「ありがとうございます!」 アクアンは思わず頭を下げました。しかし、魔女は言葉を続けます。 「王子と結ばれなかったら、次の朝、お前は泡となって消えてしまう」 アクアンはお城近くの浜辺に行くと、薬を飲んで、気絶しました。 翌朝、アクアンは目を覚ましました。 アクアンは髪飾りだけを付けた全裸でした。アクアンはあわてて小さい胸と1本すら生えていない秘部を隠しました。 そこにリチャードがやってきました。 「お前…誰?」 (視線をこっちに向けなさいよ!…あ) リチャードは視線をアクアンからそらしています。 アクアンはリチャードに注意しようとしました。でも、声が出なかったのです。 言うまでもなく、目の前にいる15歳の少女が全裸なのです。 リチャードの股間は膨らみ始めていました。 (な、何よ…あれ……) アクアンはリチャードの股間を見ていました。 「お前のせいだからな」 リチャードは服を脱ぎました。勃起した男根が股間で主張しています。 「胸、ちっちゃいな…」 (うるっさいわね!) アクアンは密かに自分の貧乳を気にしていました。 人魚の友達(女の子です)の胸と自分の胸を比較していたのです。 アクアンは声が出せず、ただ、リチャードの愛撫に悶えるだけでした。 「入れるぞ」 リチャードは欲望のままにアクアンの濡れた秘部に入れました。 (痛い…!) 「すげぇ…俺のを締め付けてる!」 そのまま、リチャードはアクアンの中に出しました。 その後、アクアンはお城に入れてもらえて、かわいい服を着せてもらいました。 文字は習っていたので、声を出せないアクアンはスケッチブックとペンをもらって筆談することにしました。 幸い、この地域の人間と人魚のジェスチャーは同じだったので、簡単な応答ならできました。 王子兄弟からは(文字通りの意味で)かわいがられ、アクアンは楽しい日々を送っていました。 アクアンは兄弟の中でも兄のエドワードの方が好きでした。 弟のリチャードは失礼な奴だとも思っていました。 そんな日々も終わりになりました。 エドワード王子が隣の国の王女様と結婚することになったからです。 (ああ…あたし、明日で泡になるんだ…) アクアンは悲しく思いました。目には涙が溢れています。 兄たちはそんな境遇になってしまった妹のために得策を考えました。 兄たちは沈没船で見つけた財宝と引き換えに、魔女から真珠の弾丸が込められた銃をもらい、妹のもとに向かいました。 泣いているアクアンのもとに兄たちが姿を現しました。 兄の一人が銃をアクアンに投げました。 アクアンがその銃を受け取ったのを確認すると、こう説明しました。 「アクアン、これでお前のことを弄んだ王子を殺せ。そうすれば、お前は人魚に戻れる」 「人魚になって、戻って来いよ」 兄たちは気づいていなかったのです。アクアンの愛する王子はもう一人いたということに。 しかも、アクアンはその銃を使わなかったのです。 アクアンはエドワードの寝室の前に行きました。 しかし、扉を開けることができません。 「あぁー…いいっ…」 「……きれいだっ…ふぅ…」 エドワードは妻とセックスをしていたのです。 アクアンは諦めて、隣のリチャードの部屋に行きました。 開けるとベッドの中で、顔を赤らめ、はぁはぁと荒い息を吐いているリチャードがいました。 「今夜のセックス…激しいな…」 アクアンは気になったので、リチャードの寝ているベッドの毛布を捲りました。 「お、おい…!」 リチャードは下半身裸で、自分の勃起した男根を扱いていたのです。 「アクアン…てめっ、何見てるんだよ!」 リチャードは驚いてアクアンをにらみます。 (最初に見せてきたのはどっちなのよ…) アクアンはリチャードに抱き着いて、大人のキスをしました。 舌を絡め、存分に唾液を交換した後、口を放すと月に照らされて銀の糸が光っていました。 アクアンはリチャードの男根を舐め、口の中で扱きました。 「すげぇ…こんなの初めてだ!」 そのままリチャードは射精し、アクアンはその精液を飲み干しました。 その瞬間、アクアンも体が熱くなり、リチャードのことを求めていました。 「これはお返しだよ」 リチャードはアクアンの服を脱がせ、アクアンの秘部を舐めます。 アクアンは恥ずかしさのあまり、顔を背けました。 リチャードの唾液とアクアンの愛液で濡れた秘部に、リチャードの男根が触れます。 アクアンを女にした、あの男根です。 「入れるぞ…」 アクアンはうなずくと、リチャードは一気に男根をアクアンの膣内に入れました。 「すげぇ…めっちゃ締め付けてくる…」 激しく腰を振るリチャード。 そして、長い射精が始まりました。アクアンに自分の子供を妊娠させるように。 アクアンは幸せでした。 こんなに自分を愛してくれる人がいるなんて。 1ヶ月後、アクアンとリチャードの結婚式が執り行われました。 そしてその数ヶ月後には、アクアンはリチャードの子供を妊娠していました。 |