ゲスリーナ氏・作
ゲスリーナ様によるエロパロ小説です。 御本人によると 「深夜版サザエさん「サザエさんプラス」のエロパロです。絵柄が(サザエさんなのに)どこかの萌えアニメっぽかったり、キャストがほとんど総入れ替え(それも幅広い年齢層の豪華声優陣)だったり、ほとんど過激な描写がないのに深夜アニメだったりしたので、放送当時(2019年)はあの「鬼滅の刃」と覇権争いをするほどでした。 ということです。
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磯野家の長男で大学生の磯野マグロは、12月24日のクリスマスイヴに恋人の浜田トビコとデートを計画していた。 しかし、甥であるフグ田タラオこと「タラちゃん」にしょんぼりされてしまったので、どうすれば家族とも恋人ともクリスマスを過ごせるか模索した結果、トビコを自宅に招くという結論に至った。 「トビコさんともクリスマスを祝いたい、か…なら、良かろう」 父・波平がそう言ったのを聞いて、弟のカツオと妹のワカメ、タラちゃんは喜ぶ。高校生であるもう一人の妹・ホタテもそれを見て嬉しそうだ。 マグロはカツオと共用の自室に戻ると、すぐさまトビコに電話する。 「トビコ!クリスマスイヴのデートの件なんだが、うちに来てくれ!」 普段の冷静さは感じられないほどに、マグロは興奮している。家族だけでなく、恋人ともクリスマスを過ごせるのがよほど嬉しかったのだろう。 『え、マグロくんのおうちでクリスマスを過ごしていいの?』 「ああ、だから泊まる用意をしてくれ。父さんからの許可はもらってる」 トビコの心臓がドクン、と鳴る。トビコにとって磯野家に泊まるということは、マグロと肉体関係を持つということである。 マグロとトビコは磯野家公認の関係であり、幾度も身体を重ねたこともある。 トビコの部屋で身体を重ねることが多いが、部屋に着くまでに理性が持たなくなった場合などはラブホテルを利用することもある。しかし、マグロの家で行為をするのは初めてだ。 マグロは家族(特に姉、弟、父)に対しては皮肉屋な一面もあるが、弟妹や甥の面倒見も良く根はまじめなので、トビコの家族からも好青年として知られている。 『マグロくん、ありがとう…♡私のために』 「よく考えたら、クリスマス前後は人通りが多いからな。あんまり多いとトビコも疲れるだろ」 『うん、ありがとう。おやすみ、マグロくん』 「ああ。おやすみ」 そう言って、電話を切る。マグロはトビコと過ごすクリスマスイヴに期待をしていた。 12月24日の夜、トビコは磯野家を訪問した。恋人やその家族とクリスマスを祝うため、その後に恋人と寝るために…。 「こんばんはー、お邪魔しまーす」 「いらっしゃい、トビコ」 マグロだけでなく、ホタテやカツオ、ワカメにタラちゃんもお出迎えをした。 「やったー!トビコさんともクリスマス祝えるぞー!」 「カツオお兄ちゃん、トビコさんはマグロお兄ちゃんのお客さんなのよ」 はしゃぐカツオをワカメがたしなめると、横にいるホタテとタラちゃんも言った。 「トビコさん、こんばんわぁ」 「トビコお姉ちゃん、ようこそです〜」 「こんばんは、タラちゃん」 「トビコさん、ささやかだけどうちで楽しんでくださいね」 「ありがとうございます」 クリスマス料理を持ってきたフネに声をかけられ、用意された座布団に座るトビコ。 「トビコさんが来てくれて、タラちゃんも喜んでるよ」 磯野家の長女・サザエと結婚して妻の実家に同居しているフグ田マスオも笑顔で言った。 トビコはこうして、磯野家でのささやかなクリスマスパーティーを満喫するのだった。 「カツオ、今夜はあんた一人で寝なさい」 サザエはカツオに言う。サザエはマグロの布団を客間の方へと持って行った。 入浴を済ませたトビコが客間に向かうと、マグロの布団が敷かれていた。 トビコの心臓が高鳴る。カバンの中に仕込んでいた、夜の香水を手首にひとふきして待っていた。 (本当に、マグロくんとするんだ…) トビコは暗い客間の中でうろうろしたり、布団のそばに座ったり、落ち着かない様子だった。 「入っていいか?」 その声に、トビコは振り返った。静かに襖を開けると、部屋着姿のマグロが入って来た。ほのかに石鹸の香りがしたので、彼も風呂上りなのだろう。 「すまない…待たせてしまったな」 この日、マグロは一人で入浴することになっていた。今宵、トビコを抱くために念入りに体を洗うためだ。 マグロが布団に腰を下ろす。その時、マグロはトビコも自分を誘惑していることに香りで気付いた。 マグロはトビコと顔を近づける。そして、吸い寄せられるように唇にキスをした。唇だけでなく、舌をも絡ませるように。 キスなんて何度もしたことがあるのに、新鮮に感じる。口を離すと、二人の間にできた唾液の糸が重力で切れる。 マグロはトビコを布団の上に押し倒し、豊満な胸を揉む。 「あ、やっ…♡」 トビコは寝る時はブラジャーを着けていない。なので、勃起した乳首がパジャマに擦れて快感になっていた。 「…っ」 マグロは唾を飲み、トビコの胸を見ようとパジャマの前を開ける。幾度も見てきた豊満な胸に顔を近づけると、桜色の乳頭を口に含み、もう片方は指でいじる。 「マグロくん…♡」 胸への愛撫で感じている恋人に愛おしさを感じたマグロは交互に乳頭を舐め、絶頂を味わわせた。 「はーはー…♡」 荒い息をするトビコのズボンと下着を脱がせる。見ると、トビコの割れ目は洪水状態だった。 「トビコ…俺のも満足させてくれ……♡」 マグロは自分のズボンと下着も脱ぐ。男根はすでに勃起しており、上下にヒクヒクと揺れていた。 布団の上に横たわったマグロの上に、トビコは割れ目が男根に来るように跨る。 トビコの秘貝はすでに濡れており、マグロの男根をいやらしく潤すのに時間はかからなかった。 愛液と先走り汁で卑猥に濡れた生殖器が滑らかに擦れ合う。敏感な場所が擦れるたびに甘い声を上げるトビコに、マグロは理性が抑えきれなくなった。そして、トビコの腰を掴むと、一気にトビコの膣内を貫いた。 「…あんっ♡」 マグロは下からトビコを突き上げる。胸が上下に揺れるのも、マグロには美しく見えた。思わず上体を起こし、トビコの唇を奪う。片方の腕をトビコの後ろに回し、もう片方の手でトビコの胸を揉んでいる。 「トビコ…いつも以上にエロい声だなっ♡」 そう言って、マグロはトビコの胸元にもきわどい吸い痕をつける。さらに、腰を激しく打ち付ける。トビコの身体は恋人の射精が近いと感じ、子宮口を降ろしていた。 「トビコ…そんなに孕みたいのか?クリスマスだからか…♡」 「それとっ、クリスマスは…関係ないでしょ……♡」 「やらしい顔で言っても、説得力ないぞ…俺たちだけでも、最高のホワイトクリスマスにしようじゃないかっ♡」 マグロがそう言い終わるのと同時に、トビコの中で果てた。大量の白濁がトビコの胎内に注がれる。 トビコは布団の中で、マグロと寄り添っていた。 「俺の願いを聞き入れてくれてありがとうな、トビコ…♡」 「マグロくんったら…♡」 マグロとトビコは幸せに包まれながら、眠りにつくのだった。 |