ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様によるエロパロ短編です。

 御本人によると、

小公女セーラ×殺人鬼ジャック・ザ・リッパーです。
この小説はディスティニーコネクトを発売した日本一ソフトウェアのアドベンチャーゲーム「殺人探偵ジャック・ザ・リッパー」が気になって書いた小公女の小説です。

 ということです。


「小公女(リトル・プリンセス)」セーラにはもう一つの人格があった。

セーラは7歳でロンドンに来た時、馬車の事故に巻き込まれた。

医学が発達していたロンドンで治療をしてもらったため、セーラは一命をとりとめた。

それから、セーラには自分ではない「誰か」の人格が脳内に住むようになった。



セーラは彼を「ジャック」としか紹介しなかった。セーラは想像力が豊かな子だったので、誰もがその人物をセーラの友達(イマジナリーフレンド)として見なした。

彼の真の名前を聞くまでは。



その人物の名は「ジャック・ザ・リッパー」。あの娼婦を少なくとも5人殺した連続殺人鬼(シリアルキラー)だ。

セーラとは年が離れていて大人の年齢だったが、ジャックは礼儀正しくて優しい自分の主人を好きになっていた。



セーラは学院のメイドであるマリエットやベッキーにも優しかった。特に、ベッキーにはお菓子をふるまったこともある。



セーラの中のもう一つの人格であるジャックはこう望んだ。

「セーラを殺すのはもったいない。俺の花嫁にしたい」

ジャックの姿はセーラにしか見えない。だが、お互いの体を触ることができない。

ジャックは作戦を決行した。



ある夜…。

セーラはベッドで眠ろうとしていた。そんな時に、ジャックの声がセーラに聞こえる。

「男と寝たいとか考えているんだろう、小公女?」

ジャックがセーラに憑依し、思春期に差し掛かって膨らみ始めたばかりの胸をわし掴みにする。

「ジャック…いきなりどうしたの?」

「小公女(プリンセス)も性行為(セックス)したいのかなと思ってな」



ジャックは成長していくセーラに性的な魅力を感じていた。

もともとジャックには少女に性的な興味を持ったことがないし、そういった趣味もない。

しかし、セーラは大輪の薔薇のつぼみが膨らむように美しく成長しているのだ。

ジャックもお目が高いというべきだろう。



「んんっ…あぁんっ…」

セーラはベッドの上で、自慰行為(マスターベーション)をしていた。

しかしセーラは、ジャックとの性行為をしているつもりになっていた。

乱れるセーラの青がかった黒髪。ネグリジェも脱ぎ捨て、生まれたままの姿になっていた。胸の先端もピンと勃(た)っている。

セーラは自分の意志とは無関係に、脚の間にある花園に手を触れた。

「ここもビショビショだな」

「んあっ…それはジャックが」

「あんたも随分嫌らしいな。胸だけでここをはしたなく濡らして…」

またジャックがセーラに語りかける。



「本当なら、俺のを入れてイカせてやりてぇんだが…」

ジャックも性的に興奮しており、男根も硬く勃起していた。しかし、ジャックはセーラにしか姿が見えず、セーラの疼く膣内(ナカ)に入れてやることもできない。ジャックはそれをじれったく感じた。

セーラは愛液でとろとろの膣内に指を入れる。

「ジャックぅ…私…あんっ」

「気持ちよさそうだな、小公女セーラ!」

内部で指を激しく動かす。セーラにジャックが乗りうつって自慰しているのだが、ジャックのことが見えない人が見たら、セーラが激しく自慰(オナニー)していると思うだろう。



「ジャックぅ…私…もう限界っ」

「そろそろ限界か…よし!」

さらに激しく指を動かす。セーラ自身がしているのだが、男性に、ジャックにされているような気分だった。

「んああああああああああああぁぁっ!」

セーラは絶頂(オーガズム)に達し、大量の潮を吹いた。



セーラはネグリジェを着る前に、布団にくるまって絶頂の余韻を愉しんだ。

「ジャック…私って変態なのかしら?」

「そんなことねぇよ、小公女。女は誰だって気持ちよくなったらそうなるのさ」


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