ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様による、複数原典のクロスオーバーエロパロ短編です。

 御本人によると、

「「幻影ヲ駆ケル太陽」の主人公・太陽あかり(添付した画像の女の子の方)がアプモンに登場する桂レイ(男の子の方)とイチャイチャラブラブHする小説です」

 ということです。

 ↓のキャラ絵もゲスリーナ様の手になります。



あたしは太陽あかり。今はレイくん・はじめくんの桂兄弟と同居している。

匿ってもらったばかりのときは、はじめくんがリヴァイアサンにさらわれていたので事実上同棲状態だったけど。



あたしにも手伝えることはないかなと、レイくんと一緒に行動した。その過程であたしはアプリドライヴァーになって、タロットモンにも出会えた。



バディアプモンのタロットモンはあたしの持っているタロットカードの太陽に描かれた人物のような姿をしていた。



あたしは「太陽」のタロット使いでもあり、アプリドライヴァーでもある。二重の役回りなのは、7人のアプリドライヴァーであたしだけだ。



「あかり〜、浮かない顔してどうしたの〜?」

タロットモンの声がした。



「占ってみようかな…あたしとレイくんの未来」

あたしはタロットカードを取り出し、運勢を占った。



途端に頭が真っ白になった。

レイくんもあたしが好きで…両想い!?



本当にそうなのか確認するために、レイくんの部屋に行く。



ドアをノックした途端、レイくんがドアを開けた。

「あかり、どうかしたのか」

レイくんの声。あたしの好きな人が目の前に立っている。



レイくんに促されて部屋に入る。そして、ベッドのふちに座る。

こ、これって…?



あたしの中で何かが激しく疼く。















彼にめちゃくちゃにされたい。乱されたい。抱かれたい。



「話ってなんだ?」

レイくんも隣に座る。



「レイくんは…あたしとHしたい?」

「は?」

もう限界だった。もう、あたしの奥がレイくんを求めていた。



「あたしのこと好きかなーって、本当に好きじゃないとHしたくないよね…」

そういったとき、レイくんはあたしを抱きしめた。



あたしは今、桂レイのすべてを感じている。

体温、鼓動、息遣い…。



そして、そのままベッドにダイブした。



一瞬の沈黙。それを破ったのは、レイくんだった。

「あかり…俺もお前のことが好きだ」

占いが当たった。レイくんもあたしのことを好きなんて。



「レイくんは、はじめくんのことも好きなんじゃ…」

「はじめは俺の弟だ。家族として当然だろう」

そういった後、続けてレイくんはこう言った。

「俺の恋人になってくれないか」



拒む理由なんてどこにもない。だって、あたしはレイくんが好きだから。

「うん…」

あたしがそう言うと、レイくんはあたしに熱いキスをした。



初めて感じるディープキス。幼い頃、あたしの双子の弟、ひかるとしたキスはせいぜいほっぺにするキスだった。お母さんがしてくれたおやすみのキスもほっぺだった。

それとは違う舌の感覚。キスしているだけで、体が熱くなる。奥の方がすごいムズムズする。



やっと口が離れる。唾液の糸があたしたちの間にできていた。



これでわかった。レイくんも、あたしを求めていたことを。



「キスだけで、こんなにするなんてな」

レイくんは、あたしのスカートの中の下着を盗み見る。その反応からはすごい濡れているのかな。



大好きなレイくんのことを考えて、一人で気持ちよくなった時もこんなには濡れなかった。

大好きな相手にされると、一人でするより気持ちいいのかも…。



レイくんはあたしの服のネクタイを外し、ブラウスも脱がせる。

そして下着で着ているキャミソールも首のところまで上げ、そんなに大きくない膨らみかけの胸にしゃぶりつく。



「あっ…あんっ…♡」

「かわいいぞ、あかり」

レイくんはしゃぶっている方じゃないもう片方の乳首をつねる。それも気持ちいい。

「あっ…♡ダメェ♡」

「フフ…もっとしてほしいの間違いだろ?」

「これ以上されたらっ♡あたし…」



レイくんはあたしの胸への愛撫をやめた。そして、あたしのスカートと下着を脱がせる。

それだけじゃない。レイくんも熱くなってきたのか、自分も服を脱ぎ始めた。

黒とグレーの二重に着ているパーカーと白い縫い目が特徴のデニム、そして下着も…。



レイくんのも激しく勃起していた。それに…Hな汁も出ている。

「お前のことを思っていたからこうなったんだ…どうした?」

「レイくんの…大きいんだなーって」



小さい頃の話だけど、あたしはひかると一緒にお風呂に入っていた。その時のひかるは無邪気にはしゃいでいて、お母さんに肩までつかりなさいって怒られてたっけ。

その時のひかるのは、まだ小さくて…今のレイくんのは、小さい頃のひかるのそれとは比べ物にならないくらい大きかった。



ここでやめたくない。ここでやめたら、絶対に後悔する。

「いっぱい、抱きしめて…奥の方まで」

「わかった。最初は痛いと思うが…」

「それでも…レイくんと一緒になりたい」

レイくんはうなずくと、あたしの上に覆いかぶさった。レイくんのが、あたしの中に入る。

最初は痛かった。乙女の花が散る、そんな感じだった。生理で流れる血しか通っていなかったから。引き裂かれるほど痛い。

レイくんも苦しそうだ。無理やりこじ開けているんだもの。



お母さんも、あたしとひかるを産むときはそれとは比べ物にならないくらい痛かったんだなと思う。いや、その前にもお母さんは…。

ああ、好きな人ができる痛みってこんな感じなんだ。これで、あたしとひかるは生まれてきたんだ。



「あかり…落ち着いたら言ってくれ」

「もう…痛くないよ」

「そうか…」

レイくんはゆっくり腰を動かす。



「あんっ♡レイくんっ♡」

中が擦られる度、快楽を感じる。



レイくんは今までこういう経験こそなかったけど、ネットで調べたのか上手だった。

いつかあたしとHするために…それで独り、慰めてたのかな…。



「あかり…俺の乳首も舐めてくれっ…♡」

あたしはさっきしてもらったように、レイくんの乳首をなめる。もう片方を指でこねて。

「うぅっ…はぁっ♡」

レイくんも気持ちよさそうだ。乳首も性感帯だということだろう。



腰を激しく打ち付けてくる。そろそろ限界…かな。



気が付いたら、あたしも激しく腰を振っていた。



「あかりっ…♡中に出していいか?」

「レイくん…いいよっ♡いっぱい出してっ」









「うっ!」

「あああああああああああああぁぁぁっっ♡」



レイくんの中で何かがはじけた。それがあたしの中に一杯注がれる。
















レイくんは名残惜しそうにHの後処理をする。あたしの中はHの後で温かかった。

「…気持ちよかったな」

「レイくんに中出しされるの気持ちいいよ…だから、これからも遠慮なくしてね…」

「…俺たちが大人になって結婚したらな」







レイくんも12歳の時にお母さんを亡くしてるんだ。そんなレイくんのお母さんにもなってあげたい。


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