ゲスリーナ氏・作


 ゲスリーナ様によるエロパロ小説です。

 御本人によると

 「ケンカップル設定を無視したパラレルワールドのドロッチェ×ユニです。
ドロッチェは「星のカービィ」、ユニは「スター☆トゥインクルプリキュア」の登場人物です。新婚夫婦なドロユニを書きました。」

 とのことです。


★「星のカービィ」シリーズ及び「スター☆トゥインクルプリキュア」本編とは無関係のパラレルワールドの時間軸です。

★それと同時に、「The X Overs」本編でのドロユニの醍醐味「仲良くケンカしな」なケンカップル設定も無視しています。

★地球人の感覚では、児童婚を思わせる表現があります。

★…というか、絶対に真似しないでください。普通に捕まります。

★また、この小説は児童婚を奨励するものではありません。

以上の項目を読んでいただき、気分を害さない方のみお読みください。





























とある星にある、高級ホテルの一室。

そこに、一組の新婚夫婦がいた。ベッドの縁に互いに背を向けて座っている。

夫の手足が体から離れているネズミの方はドロッチェで、猫耳が特徴の少女にも見える妻はユニ。



ユニはノットレイダーのアイワーンに自分の故郷である惑星レインボーを滅ぼされた。

そこの宝を盗もうと、たまたま来ていたドロッチェ団の団長ドロッチェとユニはそんなときに出会った。

惑星を滅ぼされて全てを失った少女は、盗賊団団長の青年に恋をしたのだ。



この二人が結婚にまでこぎつけたのには、紆余曲折あった。

ユニは猫耳としっぽが特徴の少女、ドロッチェはネズミの盗賊をまとめる青年。

ドロッチェを尊敬しているドロッチェ団の幹部をはじめとした団員ですら、困惑した。

「団長の結婚相手は、どうやら猫みたいじゃな」

「…どうやらそうみたいッスね」

「えっと、どうします?」

「そうじゃな…」

「団長に悟られないように普段通り行動しよう」

「そうね…その方がいいかも」

幹部たち5人は、団長のドロッチェの前ではユニと結婚を前提に交際していることを知らないふりをした。



地球の国際法やプププランドの法律では、ユニの年齢で結婚することは違法だった。

そのため、ドロッチェはユニと話し合った結果、ドロッチェ団の幹部たちを何とか説得し、結婚式も行わなかった。

そして、このホテルで一夜を過ごすのも…。



「家族…欲しいニャン」

ユニがぽつりと呟いた。

家族同然の共同体が石化してしまったのだ。ユニが新しい家族が欲しいというのも無理はない。

「そうか…」

ドロッチェはうなずくと、ユニに近づいた。そして…



「…ちゅ」

キスをした。始めは軽く触れあうキスだった。しかし、舌を絡める濃厚なキスへと変化した。

唾液が糸を引き、重力でぷつりと切れた。

そして、座っていたベッドにユニを押し倒した。

「…」

恥じらう妻を、ドロッチェは楽しそうに眺める。

「…脱げばいいのね?」

ドロッチェはうなずく。そしてこう言う。

「…ああ。その間、オレはお前を見ない」

ユニは立ち上がってドロッチェから離れると、紺色のノースリーブの上着のジッパーを開ける。



「…無理やりしないのね」

「あぁ…。オレもそこまで野蛮じゃないからな」

夫と話しながら、ユニはシャツとミニスカートも脱ぐ。



「これでいいニャン?」

ドロッチェは下着に二重の手袋と白のニーハイソックスという姿のユニを見た。

空のような青地に虹色のレースがあしらわれている。

あまりの艶やかさに、ドロッチェは喉を鳴らした。



ベッドに再び横たわるユニ。

爪で体を傷つけないように、ドロッチェは力加減をしながらユニの体を触っていく。

まずは下着の上から、ユニがある程度感じてきたら、ずらして。

ユニの胸の頂に舌を這わせるドロッチェ。

「ん…ニャ…」

下手に爪を立てて傷つけるより、口で愛撫した方が確実にユニを濡らせる。



「もうこれはいいな」

ドロッチェはユニの下着を外して、ベッドの外に放り投げる。

そして、ユニの充分に濡れた秘部に自分の男根を押し当てる。

ドロッチェのような類の普段から服を着ていない獣人は、普段生殖器は体に隠れている。

性的な興奮を覚えたときにのみ、生殖器が現れる構造となっているのだ。



「これがわたしが女になるチンポ…!」

「今から入れてやる…。これでオレたちは真の夫婦だ」

ドロッチェは、妻の、ユニの様子を見ながら、腰を進める。

「んにゃああああああああああ!」

「…くっ」

誰にも侵入されていなかった処女の膣内は相当にきつい。ドロッチェもすぐにでも暴発してしまいそうだった。

はぁはぁと喘ぐユニをドロッチェは心配する。夫として、男として。

目と目を合わせ、奥まで男根を到達させる。身も心も結ばれたような気持ちだった。



ユニが落ち着いたのを確認してから、ドロッチェは腰を動かす。

慣れたら、妻の膣内は相当気持ちいいものだ。

「ドロッチェ…大好きニャン♡」

「ユニ…」

ドロッチェは興奮のあまり、ユニの乳頭にしゃぶりつく。

「あぁんっ♡そんなに吸っても、ミルクは出ないニャンっ…でも」

ユニは言葉を続ける。

「早く…本当にミルクを出せる体にしてよね」

腰を打ち付けるスピードも激しくなる。



そして、ドロッチェは、ユニの一番奥で熱く激しい子種を出した。

「ドロッチェとの赤ちゃん…孕みそうニャン♡」



次の結合をユニは求め、自ら腰を振っていた。

「惑星レインボーにもあいさつに行こうか…オレ達の子供ができたら」

ドロッチェはユニの耳元でこう囁いた。

一方で、ユニの子宮にある卵子はドロッチェの注いだ精子の一つと結ばれようとしていた。



ユニはやがて、ドロッチェの子供を妊娠した。

ドロッチェ団と共闘してやっていた怪盗稼業も少し休業することにした。

それでもユニは幸せだった。愛する夫と暮らせて。我が子がお腹の中にいてくれて。

頼もしい幹部の存在も嬉しかった。



ユニは本当に幸せ者だ。

しかし、ユニの年齢で結婚した少女の多くは彼女ほど幸せな結婚生活を送っていない。

むしろ、夫から暴力を受け、望まない妊娠をさせられる。少女と言える年齢で、母親になることを強制される。

勉強がしたくても、学校に通わせてもらえない。

地球の多くの国でも、宇宙にあるいろいろな星でも少女達は若くして結婚している。



それを変えるのは地球でも、他の星でも女子に対する教育である。


→戻る