ゲスリーナ氏・作
ゲスリーナ様によるオリジナルエロ小説です。 御本人によると 「青年少女小説第3弾の今回は「少女の結婚」を扱ったオリジナル小説です。 ということです。
|
私は鈴華(りんか)。 家もそこそこ裕福で、お嬢様学校に通う少女だった。 しかし、私の16歳の誕生日…運命を大きく変える出来事があった。 私が家に帰ると、仕事でほとんどいないお父さんが玄関にいた。 「お帰り…」 「ただいま…お母さんは?」 お父さんは答えない。私は気になって、リビングに駆けこんだ。 「娘を…あなた達に渡せません!」 お母さんの叫び声。そこには、「紫竹(しちく)組」と呼ばれるヤクザの人が家にいた。 「お嬢さん、君のお父さんは仕事に失敗したんだよ。色々なところから金を借りて、倒産しないように頑張ったんだ」 「え…?」 聞き返す私に、ヤクザの親分は言う。 「でも、駄目だったんだよ。この家も、借金でなくなるんだ」 「嘘…!」 「君はかなりの美人だからな。息子の嫁にちょうどいい」 「私はまだ高校生よ!結婚したくない!」 「すまない…」 怒鳴る私に、お父さんが謝る。 紫竹組の人も、女を無理矢理犯すような真似はしない。 こうして私は、家族に売られてヤクザと結婚することになった。 私の夫となる人物は、28歳のかっこいい男性だった。 「君が鈴華だね?オレは銀次郎。君、かわいいね」 初対面の夫に肩を抱かれた時、恥ずかしかった。 「親父に組の存続のために結婚しろ、と言われてさ…うんざりだったんだよ」 結婚…か。そう言えば、昔の女学校では結婚して退学する人もいた、なんて話を授業で聞いたな。 そのことについて気になって調べたけれど、世界には私と同年代なのにすでに母親になっている少女もいるらしい。 「まぁ、肩の力を抜けって。オレのことは好きに呼んでくれていいぜ」 「は、はい…」 肩の力を抜けと言われても、緊張する。 彼は線が細く、顔立ちも整っている。美しい瞳は私を見つめている。かっこいい…。 これからこの人と一緒に寝るなんて…緊張してしまう。 次の日、私と銀次郎さんの結婚式が執り行われた。 ごちそうもおいしくいただいたけれど、ドキドキしてしまう。 なぜなら…。 夜になり、お風呂に入った私は用意された物を二度見してしまう。 それは今まで着けたこともないような美しい下着とバスローブ、香水だった。 下着を着け、バスローブをまとった私は、首筋や手首にその香水をつける。 そして私は、銀次郎さんの待つ寝室へと向かった。 「待っていたよ」 銀次郎さんは先に寝室で待っていたらしく、私が来た途端、座っていたベッドに私を連れて行く。 緊張していた私に気づいていたのか、銀次郎さんは優しく声をかける。 「緊張するな…と言われても無理はないか。今日は一緒に寝るだけでいい」 「は、はい…」 拍子抜けする私に、銀次郎さんは続ける。 「披露宴もあったし、疲れただろう」 彼なりに気遣ってくれたこともあって、私達は一緒にベッドに入る。 銀次郎さんは私の緊張を解そうと色々話してくれていたみたいで、悪い人ではないかなと思うようになった。 その時だった。 「鈴華…」 銀次郎さんは突然、私に抱きついてきた。 私の纏う香りはベッドで使う夜の香水で、銀次郎さんが私との結婚初夜のために用意したものだった。 その香りが銀次郎さんの本能を刺激したのだった。 銀次郎さんは私に激しいキスを求めてくるので、それに応じる。 窓の月が私たちを照らしていた。 キスをした後、銀次郎さんは私の着ていたバスローブをはぎ取った。 下着が夫となった男の前に晒される。 「ひゃ…銀次郎さん」 私はこの時初めて、彼の名前を呼んだ。 銀次郎さんはそれに応じるかのように体中にキスをする。 「…初めてだったのかい?」 彼が妖しく微笑みこう言うので、私はうなずいた。 「そうか…初々しくて素敵だよ。もうすぐ抱けるのかと思うと、狂ってしまいそうだ」 下着も脱がされ、とうとう夫に産まれたままの姿をみられた。 「きれいだよ」 銀次郎さんは褒めてくれたけど、やっぱり恥ずかしい。 処女の私はこれからの行為に興奮し、体は熱くなり、秘部を濡らしていた。 もっと先のことだと思っていたけど、これも現実なんだ…。 それからは胸と秘部を中心に愛撫された。 私の出す喘ぎ声に、銀次郎さんは興奮していたに違いない。 秘部への愛撫は特に、重点的に行われた。 「いい匂いだ…ここにオレのが入るんだな」 「嫌…恥ずかしい……」 銀次郎さんは私の脚の間に割って入り、秘部を舐める。 洗ったばかりの秘部から、また愛液が流れ出る。 それからしばらくした後、指を入れられた。 「あぁっ!」 処女のままお嫁さんになったのだから、花嫁の開発も夫の役割かと感じた。 私への愛撫が終わった後、銀次郎さんは着ていたバスローブと下着を脱ぐ。 始めて勃起した男性器を見た私は、思わず喉を鳴らす。 「触ってみるかい?」 銀次郎さんがこう言ったので、私ははにかみながら頷き、初めて男性器に触れる。 熱くドクンドクンと脈を打っており、男性が気持ちいいと出す先走り汁を出していた。 これがもうすぐ私の膣内に入るのかと思うと、期待と不安が押し寄せてきた。 否応なしに昂る体、濡れていく秘部。奥が切なく疼くのを感じていた。 「鈴華…入れるよ」 「初めてだから…優しくしてね」 銀次郎さんは言うので、私は覚悟を決めてうなずく。 グショグショの秘部に、夫となった銀次郎さんの男根が入ってくる。 痛いし、かなり苦しい。それは銀次郎さんも同じだった。 ようやく奥まで入った。 お互い見つめ合うと、身も心も結ばれることができた、と感じた。 男を知った私は自慰行為より気持ち良い、というのを実感した。 銀次郎さんは腰を動かし、私を気持ちよくさせる。 「銀次郎さん、気持ちイイよぉ…」 「鈴華、オレもだよ…」 銀次郎さんは挿入中も、私の胸を愛撫した。 胸への愛撫も前戯の時はあいさつ程度の優しいものだったが、激しいものだった。 なんと、銀次郎さんは私の胸にしゃぶりついたのだ。 「ふふ…銀次郎さん、赤ちゃんみたい」 その行為がきっかけで夫に対して母性が芽生えた私は、銀次郎さんの頭を撫でる。 銀次郎さんは紫竹組の後継者を作るために、私と結婚した。 後継者を作るための性行為が、こんなにも気持ちいいことだと私と同じタイミングで知ったはず。 「そろそろ出る、鈴華っ、オレの子供を産んでくれ!」 銀次郎さんももう限界なのだろう。激しく腰を動かす。 私は男根が膣から抜けないように彼の腰に脚を巻き付け、強く抱きしめる。 奥まで到達した後、私達はほぼ同時に達した。 「銀次郎さん…キスしてぇ」 その言葉に応じた銀次郎さんは、私とキスをする。 ベッドの中で休憩がてら、抱き合ってお互いの温もりを感じたまま話をした。 「銀次郎さん、おっぱいは赤ちゃんのためのものよ」 「はは、わかっているよ。元気な赤ちゃんを産んでくれよ」 銀次郎さんは思ったより優しくて、素敵だった。 そのおかげで、私は今までで一番幸せに満たされた時間を過ごしていた。 「これからもがんばらないとな。鈴華のためにも、生まれてくる子供のためにも」 「そうね。…私を妊娠させてね」 「ああ、今夜は寝かせないぞ!」 私はその後も、銀次郎さんを受け入れ、何度も中出しされた。 数ヶ月後… 「ただいまー」 銀次郎さんを出迎えた私は私達の赤ちゃんのエコー写真を見せる。 「今日の健診どうだった?」 「全て順調だったわ」 私の報告に、銀次郎さんは喜ぶ。 私の妊娠がわかった後銀次郎さんは組の人たちが気を利かせてくれて、私との時間を多くとるようになった。 夜になり私達夫婦が使う寝室で、私は親子三人で幸せに暮らすことを夢見ながら眠りにつくのだった。 |