廃人の廃人氏・作

 廃人の廃人さんによるヘンタイ宇宙人シリーズ(^^)の第2弾です。

 今回のネタは「ドラえもん」・・・・と来れば、ターゲットはもちろん、全国一千万ロリファンのアイドル・源しずかちゃんです。

 一体あの美少女がどんな目に遭わされるのか、炉好きの読者は刮目せよ!


ALIEN2 サイコ暴走
(宇宙人同士の会話はJapaneseに直してあります 作者^^;)

灰色の空、赤黒い土・・・

その荒涼とした大地の果てに、微かにきらめく都市の光。
砂漠に咲く一厘の花・・・の様に美しくは無いが、この星唯一のポート都市である。

飾りも何も無い、鉄色の建物の二階、談話室で・・・

サイコと同じ種族二体が、顔をうつむけて座っている。

この二体は、サイコ、そしてその本名「バリコーン」の両親である。

「すいません・・・ハルマ先生・・・私たちの息子が・・・」
「あんな事を起こすとは・・・」

机の向かいに、同じく頭を下げた、種族精神博士号を持つ「ハルマ先生」が居た。
彼は、バリコーンの治療時の身元引受人だった。

ハルマは、この星の種族とは違い、人型の胴体に、鳥の様な鋭い顔を持った種族だった。

「いや・・・私が一番悪いのです・・・ご両親には何の責任もございません・・・私の教育が足りなかった」
「・・・先生」

「バリコーン君は・・・確かに、あの問題は有りましたが、それを除けば、良い生徒でしたよ」

両親は顔を見合わせた。

「彼は、納得出来なかったのです、自分の種族が、性交時に他の種族と交わると危害を及ぼす種族だと。
私は何度も何度も、彼に伝えました、『愛は、性交でなくても示せる、子供は、体外受精で作れる』と・・・
彼の異種性愛は先天的な物でしたから、根深かった」

母親が、窓の外に目を背けた。

視覚補助装置をつけず向き出しのその目には、涙の様な分泌液が溢れていた。

「彼は、気を紛らわすためにドラッグや性欲奮剤等を使い始めたようです・・・私はそれを見つけ、咎めました、
すると彼は、「もう嫌だ、俺は自由になりたい、好きな奴とヤリたい」と言って・・・失礼・・・」
「いや・・・」

息子は、ただ快楽を求めていた。
そう思うと、二人はガタガタ揺れ始めた。

「彼は発狂したのか、教室を出て行った・・・私はあの時、初めて彼に関して失敗したと思いましたが、
それならこの星から出さず、どこかに、彼が落ち着くまで軟禁するしかないと思ったその時、既にバリコーン君は・・・」

ポートの個人発着場に止めてあった軍払い下げの高速艇を強奪し、宇宙へ飛び出した。

「気を落とさないで下さい・・・バリコーン君はきっと宇宙船の中で考え直して、戻って来ますよ・・・
それに、地図の領域外とは言え・・・此処だけの話、軍はすでに不知領域方面の地図を作成したとも・・・」

ハルマは、天井を見上げた・・・

「バリコーン・・・」



「フォッフォッフォッ・・・」

宇宙船の翼の下で火を焚いて、そこらで捕まえた野良犬を焼くサイコ。

「キャイン!キャイン!・・・グ・・・ォ・・・」

「・・・フン」

焼けた犬に、むしゃぶりついた。
味気ないペレットの様な食べ物より、はるかにこっちの方がオイシイ。

もう、過去の事など、彼の脳にはとっくの当に忘れ去られていた。

女、女、この星の女。
それだけが、彼の当分の関心事だった。

幸い、この星には彼の口に合う食料も水もある。


人も訪れない山の中、サイコは船備え付けの簡易エアバイクに乗って頂上まで上り、周りを見回した。

「・・・アソコ」

視線の先には住宅街、そしてエネルギー感知。


「フホホホホ・・・」

サイコは、ステルスプロテクターを身に付けると、山を下っていった。
しかし不安もある、このプロテクターのステルスバッテリーは、長く持たないのだ。


野比家前の道路から、源しずかは野比家の二階に呼びかけた。

「のびたさーん!ドラえもーん!」

のびたが窓から顔を出す。
「しずちゃん!どうしたの?」
「またカナリヤが野良猫に襲われて、オリが壊れて逃げたのよ、ドラえもんに頼めないかしら」
「えー、今ドラえもん居ないし、スペアポケットも取られちゃってるからなあ・・・でも僕だけでも手伝いに行くよ!」
「え、ええ、ありがとう」

しずかは内心、足手まといになってさらにカナリヤが見付からないのでは無いかと思ったが、
好意を断る訳にも行かない。


カナリヤが逃げたと言う、学校の裏山へ二人は向かった。

「こっちの方に逃げたし、前にもこっちに逃げてたのよ」
「へえ・・・」
「ピーちゃんて言えば寄って来るのだけど・・・逃げ出す程だと、無理かもしれないわね」

二人は取り合えずカナリヤの名前を呼びながら木々の生い茂る裏山を歩き回った。
「ピーちゃん!」
「ピーちゃーん!」

急斜面を降り、森の巡り・・・

しかし見付からず、別の場所じゃないか、とか、食べられたんじゃないか、とか、そもそもオリに問題があった、とか話し始め・・・
「簡単に壊れるようなオリに入れてるからだよ」
「そんなー、格子は硬くて鳥一羽でもう一杯になる程狭いオリに入れてたのよ」
「最低のオリだね」


サイコはエネルギーの感知する方へ歩いていく。
急な斜面を、サイコは難なく飛び越えていく。

「ムムムム・・・」
エネルギーが近づいて来た。

どうしようもなく低いエネルギーが傍らにも見えるが、サイコにはそれはただのゴミである。

落ち葉の上を、サイコは大きな足で進む・・・

ぐしゃっ、ぐしゃっ・・・

「ねえのびたさん、私たち以外にも足音がしない?」
「そう・・・?・・・あ、確かにするけど・・・何処に居るんだろ、見えないよ」
「タヌキかしら」
「その言葉、ドラえもんが聞いたら怒るだろうなあ・・・」

目視できる距離に入り、針葉樹の幹にサイコは飛び乗って片手で掴まり、もう片方の手でレーザーガンを握っている。

レーザーガンの手解きを父親から受けた時の記憶が蘇るが、サイコはその記憶を振り払うように激しく首を振り、少し唸った。

「ウウウウ・・・」

「のびたさん、何か変よ」
「う、うん・・・何か、犬や狼みたいな・・・」
「早く戻りましょう、カナリヤはもう良いから」

照準は、完全にのびたの頭に定まった。

ヒ゜ヒ゜ヒ゜ヒ゜ヒ゜ヒ゜・・・ピシャン!

「・・・ぐっ」
「の、のびたさん!?」

のびたの頭を、光線が貫いた。
そして、のびたはゆっくりと倒れた・・・死んだのである。

「キャアアアアア!」

叫び声はむなしくこだまする。
裏山には、見えない何かと、もうしずかしか居ない。

腰を抜かし、しかも失禁したしずかの周りを、見えない何かの足音が・・・

その時、急に青白く発光したかと思うと、見た事も無い「何か」があらわになった。

「ム・・・!・・・キシャアアアア!」

サイコは、ステルスがいきなり切れた事に少々たじろいだが、
それも直ぐに持ち直し、目の前の少女に飛び掛った。

「い、いやああああああ!」
「フフフハハハハ!」

衣服を引き裂きながら、サイコは考えた。
どうして、この普通の少女に、大きなエネルギーがあるのか・・・

しかし考えてもしょうがない、とにかく次には犯す事しか考えないサイコは、そのまま
少女の小便まみれの下着まで引き裂き、二本の触手を少女の股間に入れた。

「い、いや!やめて・・・あああああああ!のびたさあああああん!」

地球人の叫び声は何だか分からないが、別の男の名を呼んでいる事だけは確かだと分かり、
サイコは腹を立てて、さらに触手を激しく動かした。

「ぎいいいやあああああ!あああああ!ドラちゃああああん!ママアアアアアア!」

また、言ってる。
サイコの理不尽な怒りは頂点に達し、気圧服のそれを開けた。

何時見ても凶悪な陰茎・・・亀頭は紫色に染まり、異臭を放つ。

そしてそれを少女の頬にビンタするようにたたき付けた。

「グワアアアアアア!」
「ぎゃあっ・・・いや・・・あああああ!」

触手を急に抜いたかと思うと、ひょいと少女を持ち上げ・・・そして陰茎を、既に広げられたアソコにねじ込んだ。

「い、いやあああああ・・・いや・・・い・・・いいっ・・・いいっ!」

少女はむしろ自分から腰を振る様になった。

呆れた女だ・・・そう思いながらも、サイコの陰茎はどんどん膨張し・・・
そして、ねじ込んでから五分ほどで、果てた。

「いいいいいぎいいいい・・・ふう・・・あああ・・・ん・・」

地面に落とされた少女は、まるで芋虫のように地面を這いずったかと思うと、
急によがった。

「フン・・・」

エネルギーだけは有ったが、大した女ではない。
サイコは少女を死体の方に蹴り転がして、その場を去った・・・


ドラえもんは夕方家に帰って来たが、カナリヤを探しに行ったのびたの帰りが遅いとママに言われ、
どこでもドアで迎えに行くことにした。

「何処で迷子になってるんだろう・・・僕が来るのを待てば、カナリヤ探してあげたのに」

のびたの居る場所へのドアを開けるとそこには・・・

死んだのびたの顔に、全裸で跨り、大声で「きもちいいいいいい!」と叫ぶしずかの姿があった・・・

(おわり)


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