廃人の廃人氏・作

 廃人の廃人さんによるヘンタイ鬼畜宇宙人シリーズ第6弾で、今回はあの「ハイジ」の世界が襲われます。

 廃人氏によれば「クララがアルプスに来たのはアニメの出来事の翌年、と言う事にしようと思いましたが、そうすると設定上は13歳になり、ロリと言うには中途半端に思う人が出て来るかも知れないと考え時間をぼかしました」とのことです。

 さてさてハイジやクララの運命は!?


「あの雲は何故ー・・・♪」

ハイジは今日も大ブランコに乗り、サーカス顔負けの大降下を決めていた。
大きな木にどうやってブランコのロープをくくり付けたのか、
またどうして低い場所からあんな高さにまで上がるのかは誰も知らない。

今日は一段と声が弾んだ。
また、クララがこのアルプスの山に来てくれるのだ。


〜〜〜


サイコは、ステルスプロテクターを身に付けながら
どこかも分からぬ高山をエアスピーダーに乗り駆け巡っていた。

ここらの空気は旨く、原住民は少ない。
居住するだけなら、サイコにとってとても良い環境だった。

そして、更に良い事があった。
レーダーが女を捉えたのだ。

「フハハハ」

何処から出ているか分からない声が響いた。


〜〜〜


「今年もここに来れたのね」
「はいお嬢様」

歩ける様になったクララは、ロッテンマイヤーと共に馬車に乗り、アルムの家に来た。

今回も、ハイジたちの住むこのアルプスでクララは静養する。
いや、この前はは静養と言う様な状況ではなかったが・・・

「ハイジ!ペーター!アルムおじいさん!」
「クララ、来てくれたのね!」

アルムは別として皆、少し大きくなっていた。
しかし、服装や性格は何も変わってはいない。
クララもこの前と同じ様に青い服装だった。

アルプスの家の外の芝にハイジとクララとペーターは寝そべった。
アルプスの雄大な空と山が、一気に目に入ってくる。

「この前、クララが歩いたのは・・・そこの柵の傍だったわ!」
「アハハ・・・」

そんな三人を、サイコは向かいの山から電子望遠鏡で見ていた。

一番犯したいのは、右の、金髪の少女だった。
しかし今は分が悪い。
既にステルスプロテクターのバッテリーが切れそうだった。

一度サイコは森の中に止めてある高速艇に戻ることにしたのだ。


〜〜〜


鬱蒼とした森の中、サイコは腹ごしらえと準備をしていた。

「ウウム」

バッテリーを電源ソケットに繋ぎ、プロテクターは妙な色を出して輝いている。
サイコは翼の下で、近くで捕まえた山羊を捌いて食べ始めた。

山羊の首に付いていた皮の名札には「ユキちゃん」等と書いてあったが、サイコはその名札まで食べてしまった。
皮製なので、特段問題は無い筈だ。

赤身がかった色の、山羊の骨だけがうずたかく積まれた。
しかし、頭部だけが食べられずに残っている。
宇宙の大いなる意思の頭部に似ているのを見て、サイコはその部位を食べるのは躊躇った。

しかしその割には、目は穿られて開いている。

「ステルス・エネルギー 充填完了」
ソケットから音声ガイドが発せられ、サイコは食後の休息も程ほどに、再び立ち上がった。

「ウルウグアッアガアッー・・・オラアガ」

祖先から伝わる、銀河ベイシック言語とも違うサイコの種族特有の言葉が響いた。
宇宙の大いなる意思を称え・・・そして最後の一言はサイコしか発さない言葉だった。

「全てを我の物に」

それに答える様に、レーダー上の獲物達は、サイコの居る森の中へ踏み入ってきた。

準備を始めるサイコの顔は獲物を獲たい一心の顔である。

サイコは気圧を調整する必要のない肉体だが、習慣として、また簡易的な防具として、
黒くてやたら堅い革ジャンの様な一体型気圧服を来ていた。
ちょうどピッチリと着込み、さらにその上に、サイドポーチやホルスターの付いたベルトを締め、
手首にコム・エネルギーレーダーを嵌めた。

サイコは準備を終え、装備を整えると静かに飛び出した。


〜〜〜


森の中を散歩するクララ一行。

「この前はこんな場所来なかったね」

ペーターが周りを見回しながら言った。
ハイジも頷いたが、その関心は、まだ頼りない足付きのクララに向いていた。

歩ける様になったし、フランクフルトに戻ってからも訓練は続けていたが、
やはり普通の者の様に歩くにはまだ時間が掛かる様子。

しかし、森の自然に見守られながら、クララは微笑み歩く。

「見て、綺麗な花が咲いてるわ」
「本当だぁ」
「綺麗ー・・・」

獣道の道端の黄色の綺麗な花びらが、クララ達の歓心を引き付けている時、ステルス状態のサイコは、
彼等が背を向けている方の木の大枝に掴まり、様子を伺っていた。

彼の手には、FK-50ブラスターが握られており、いつでも三人をまるで一度に倒したように早撃ちで殺す事も出来る。
サイコは故郷でも有望な戦士であり、地球に逃亡してからも訓練は続けていたのだ。

そんな中、クララが少し控えめの声で言った。

「ちょっと・・・待ってて欲しいんだけど」
「え、どうしたの?」
「あの・・・」

ハイジとペーターはクララが言う前に理解した。

「良いよ、待ってるよ」
「クララ、付いていってあげるわ?」
「ううん、大丈夫」

クララは道を外れて森の中に入り込んでいく。

サイコは即座にブラスターにサイレンサーを取り付け、二度引き金を引いた。
ハイジと、ペーターは、仲良く別の場所に旅立った。


何も知らないクララは、ハイジ達が見えなくなる程の地点の茂みの中に入った。
そしてスカートの中に手を入れ、下着をゆっくり下ろした。

白い下着を下まで下ろし終えると、ゆっくりしゃがみ込み、そして用を足し始めた。

ジョバアー、と勢いの良い音がする。
黄色い液体が、クララの秘部から勢い良く飛び出る。

その後ろでサイコは、仁王立ちの様に立ち尽くしていた。

「んっ・・・」

少女が液体を切らそうと少し震える。

「ふう・・・」

立ち上がろうとしたその時、クララは後ろの気配に気付いた。

「えっ」
「・・・」

空間が揺らめいた。
そして黒いシルエットが突如浮かび上がったのだ。

「なっ・・・」
「フハハハハ」
「やっ、やああああああ!」

サイコは少女の首をヒョイと掴み、そのまま軽々と持ち上げ、秘部を自分の顔の目の前に曝け出せた。
良く動かない少女の足は、空を掻くばかりだった。

「や、やめてっ!助けてパパァ!」

少女の声が空しく響いた。

サイコは口から触手を少し出し、クララの秘部を舐め始めた。
何となく、良い味がする。

「ウウム」
「あっ・・・あああ・・・いやあああ」

少女はぶるぶる震えた。
悶えているのか、恐怖ゆえの震えなのか分からない。

前戯もそこそこに、サイコは気圧服の前面を開け、己の巨根を曝け出した。

「な、なにをするの・・・いや・・・だめ・・・」

少女は必死でもがき、逃げ出そうとするが、全ては無駄であった。

一瞬、持ち上げられたかと思うと、そのまま乱暴かつ正確に、クララを巨根に嵌めたのだ。

「あっ・・・あああああああっ!」

外出が少ないゆえの白い肌、上流階級特有の可憐さ、それもすべてサイコの巨根に
汚されて行く。

いつの間にか衣服は引き裂かれ、何故か足首に下着だけが引っかかり、
少女は見事なピストン運動を実践していた。

「あっ・・・あっ・・・いいいいぎいいいいい!」
「フハハハハッ!」

サイコは触手を出し、少女の胸を舐める。
二重の快感。

森の中に、サイコとクララの肉体のぶつかり合う音や快感の声が響いた。

「いいいいっ、いくうううううううう!」
「・・・ウグッ」

大量の妙な色をした精液と共に、クララは放たれた。

「ああああ・・・あああん・・・」

秘部から精液がどろどろ流れ出たが、その中から黄色い液体が飛び出た。
遅れて失禁したのだ。



「フウム」

サイコは、宇宙の大いなる意思の元(と彼はそう思っているが)、また獲物を獲たのだ。

「・・・」

この惑星には、故郷で見た神像の頭部い良く似た生き物がいる。
さっき食べたのがそれだった。

「ああん・・・歩けないわぁ・・・」

サイコはクララを担ぐと、高速艇に戻り、更にエアスピーダーの後ろにクララを縛って、何処かへ飛んでいった。

サイコだけで戻ってきたのは数分後である。


〜〜〜


「帰りが遅い」

アルムおんじは、夕暮れも近いのに子供たちが帰って来ないのを心配していた。
森に行くと言っていたが、やはり止めた方が良かったのか。
あの森には脅威になるような生き物は居ないはずだが・・・

家を出て、森を進むと、アルムはとんでも無い物を見つけた。

ハイジとペーターの、額を何かで打ち抜かれた死体。

「ま、まさか・・・嘘だ、こんな筈は・・・」

森にしわがれた悲鳴が響いた。


その頃、ふもとの酪農家の主人も、山羊の見回りに外に出ていた。
しかし今日は山羊がうるさい。

日が暮れる前に遠めに見ると、いつもそれなりに散らばっている山羊達が、
今日はある集団が一箇所に集まっているようだった。

「ありゃオスか・・・?」

さらに近付くと、主人は信じられない光景を見た。

「あ・・・ありゃ・・・アルムの所のお嬢さん・・・」

「いいっ!いいっ!もっとして!もっと!」
「メエーッ!」

クララはオス山羊に輪姦されていたのだ。
ご丁寧に、前と後ろで二頭も相手している。

「いい・・・ああ・・・ハイジ!気持ち良い!」

一体何を想像しているのかも分からない。


〜〜〜


サイコの高速艇はアルプスの遥か上空をステルスモードで飛行している。

「フハハハ・・・」

腕を組みながら、夕暮れの空を見つめ、今日の出来事の思い出に浸るのだった。

明日も獲物に有り付けます様に・・・


(終わり)


→戻る