廃人の廃人氏・作

 廃人の廃人さんによるオリジナルエロ小説です。

 Beast様による一連の鬼畜シリーズから強くインスパイアされたそうで、意識的に似通ったフォーマットを取っていることが特徴となっています。

 さて、鬼畜青年3人組の毒牙にかかるのは誰なのでしょうか?


加害者
神宮寺 忠盛 16歳 科学部 高校新二年生
田中 義嶽 同上 
和田 勇 同上

被害者
白山 由紀 15歳 高校新一年生

〜〜〜

教室で、昨日新しく担任になった坂本先生が大きな声で喋っている。

「明日の新入生歓迎会は・・・」

神宮寺はその話を聞きながら去年の事を思い出した。
「そうか、俺も歓迎会やったんだっけ、歓迎された感じ無かったけど」

そんな事より、今日の深夜番組が気になる。
どうせ水着で終わるんだろうけども。

ああ、また刺激的な事がしたい。
誰かとしたい。
俺はサドだ、強がりじゃなくて本当に。

「・・・では、良いかあ、まとめると、二年生は皆新入生より先に入って、校歌の歌詞を・・・」

「・・・良いな、よし、今日は解散」
「起立、礼、さようなら」

いつのまにか説明が終わって放課になった。

人がまばらになった教室で、神宮寺は人より遅れて荷物をまとめ始めた。

「おーい」
「へへっ、結局違うクラスかよ、残念だぜ」

親友の田中と和田がクラスに入ってきた。
考える事は同じ、部活も同じ、年もダブりじゃないから当然同じ。
残念なことに三人別々のクラスに別れてしまったのだ。

「まあ良いじゃないか、これからも帰ろうぜ」
「おう」
「下駄箱間違えんなよ」

三人は揃って、性欲が強い。

〜〜〜

「明日は新入生歓迎会か、楽しみだな」
「俺たちは歓迎する方だぜ、今年の一年生はどんな感じだろうな」
「まだ詳しく見ていないが、当然緊張して初々しい奴等に決まって・・・ん」

下駄箱の前に一年生の女子が一人いる。

「おい、一年生は俺たちより先に帰るんじゃないのか」
「さあ、何やってんだろう」

見ると、携帯電話で話していた。

「そう、そうなのよー・・・この学校の先輩、だーれもカッコ良くないの!アハハ・・・」

三人は憤慨した。

「おい、聞いたか」
「ああ、あのアバズレ」
「なんて事言いやがる」

神宮寺は良い事を思いついた。

「おい、耳貸せよ」
「ん?」
「お」

「・・・どうかな、見つからない場所は」
「体育倉庫の裏の用務室が良い、あそこは絶対に誰も来ないし」
「良いね、先輩がカッコ良い事教えてやろうぜ」

三人は先に外に出て、下駄箱と体育館の間の軒下で女子が出てくるのを待っていた。
辺りに人はいない。

今日はどこの部活も無いし、先生も明日の新入生歓迎会の事で会議に忙殺されている。

五分もせずに、女子が出てくる。
神宮寺が先に話しかけた。

「ねえ、新一年生?」
「はい・・・でも何か用ですか?」
「名前何て言うの?」
「白山由紀ですけど」

由紀は、迷惑そうに応答する。
神宮寺も、遠めに見る田中と和田も腹が立った。

「何か用なんですか?用が無いなら・・・」
「ちょっと来て欲しいんだけど」
「えっ?」
「良いから」

先輩の言う事に従うべきか、しかし嫌な予感がする・・・
だが結局白山は神宮寺の後に付いていった。
それに続いて、離れて田中と和田も付いていく。

〜〜〜

用務室の前で、白山は不安げに、もちろん迷惑そうに聞いた。
「ここに何かあるんですか?」
「新入生が見るべきものだよ」

神宮寺が扉を開け、先に入った。

「さあ」

しかし、白山には嫌な予感がした。
さっぱり使われていない様な、かび臭い用務室。
奥にちらりと見えるカレンダーは三年も前の年を指している。

「い、いや・・・」

後ずさりしたら、何かにぶつかった。

「いけないね、由紀ちゃん、ちょっと痛いよ」
「先輩の言う事はちゃんと聞こうね」

田中と和田が白山の脇を抱えて用務室に引きずり込んだ。
そして錆びた鉄の扉が閉められる。

神宮寺が、隅のマットレスを引っ張って広げた。

「何するの!やめて!」
「大きな声を出しても無駄だよ、静かにしようね」

大柄な和田が、子供に話しかけるようにしながら、白山の口をふさいで押さえつけた。

「んぐーっ!」
「おい、これ使えよ」

田中が、机の上のタオルを取って渡した。

「臭そうなタオルだな、相当ほっとかれて黄ばんでるぜ」
「でも猿轡にはこれ位カピカピに乾いたタオルの方が良いかもよ」

どうでも良い事を話しながら和田は猿轡を嵌めさせ、マットレスに倒した。
白山は立ちあがろうとするが、当然また押さえつけられる。

「んぎーっ!」
「静かにしない子、先輩を馬鹿にする子はおしおきだよ」
「僕たちの歓迎会、楽しんでくれよ」

神宮寺が、白山のブレザーを外した。
ブラウスにくっきり胸の形が現れる。

「サイズ間違えたのか」
「濡れたらブラジャー所か乳首も透けるぜ」

ブラウスを引っぺがすと、白いブラジャーが顕わになった。
ボンと出てきたのだ。

「ンーッ!」
「見ろよ、由紀の顔真っ赤だぜ」
「嬉しいんだろうな、田中、外してやれよ」

田中が、ちぎるように外した。

「美乳だ」
「こう言う美乳はめったに無いね」

神宮寺が手を素早く伸ばし、揉み始めた。

「俺が先だぜ、言いだしっぺだからな」
「良いぜ、やれよ」

田中と和田が押さえつけ、神宮寺が由紀の胸を舐めていた。

ぺちゃぺちゃといやらしい音がして、由紀は体をびくつかせ、暴れた。

「んぐーっ!ヴーッ!」
「下も楽にしてやろうぜ」

和田が、ズッとスカートを下ろした。
ブラとおそろいの、可愛らしい下着。
しかしそれも下ろされ、毛の薄い陰部が顕わになった。

「こいつ、つい最近までパイパンだったのか」
「胸は発達してるのにね」

由紀は何か知らないが顔をぶんぶん横に振った。

「じゃあ下は俺が」
「ずるいっ、俺も」
「二人も出来ないだろ、轡外して口でやれよ」

がっちりと組まれ、口には猿轡の代わりに田中の肉棒、
胸には神宮寺、下の陰部は和田が占領した。

「おおっ、いけるぞ」

グングン顔を動かさせ、田中の肉棒がズッチャズッチャと音を立てる。

「ングーッ!」

口の中に、田中の精液が放たれた。

「うっ」
「・・・!・・・ゲッ、ホッ」
「しっかり飲めよ」

「乳首がピンピンだ」
「そろそろ・・・な」

三人は顔を見合わせ、頷いた。

「処女かな」
「どうだろう」

先に入れたのは神宮寺だった。
膣にずぶりと差し込まれる。

「・・・処女だぜ!」
「・・・我慢できない、ケツをもらおう」
「じゃあ俺は口を」

神宮寺が前、田中がケツ、和田が口と、三人の相手をさせられ、白山は壊れかけていた。

「ンー!・・・ンーッ!アアッ!いやあああああああ!」


神宮寺がのけぞった。

「デルッ」

田中と和田も続く。

「ああー・・・いいぜ」
「おっ」


精液まみれになり、ぐったりしている白山を、さらに三人はいろいろな方法で歓迎した。

最終的に、股間には二本のバトンが挿され、血が滴っており、
上半身は豊かな胸を強調するようにロープで縛られていた。


「他の人にも見せてあげたい」
「・・・そうだ、良い事思いついた」
「おーっ?」

〜〜〜

翌朝、一年生の各クラスの朝の会で、白山の姿が見えない事が話題になった。

「白山由紀さんが昨日から家に帰っていないそうです、誰か知りませんか」

だれもが首を振る。
これは事件だ。

しかし、歓迎会は決行された。

神宮寺達は、早朝にこっそり体育館に忍び込んだ。

「これか」

三年生の劇の最後につかう、発泡スチロールで出来た
等身大のロダンの「考える像」。
赤い大きな布で覆われている。

「こんな安っぽい像・・・去年も見たぞ」
「毎年使いまわしてる」
「俺たちの愛のこもった像に取り替えてあげよう」

昨日からずっと用務室でほっておかれた由紀は既に気が飛んでいる。
運ぶ時も、静かで楽だった。

今朝から、幕が開くまで、この像には誰も触れない。。
幕が開いてから最初からそこに布で覆われた像が置いてあるのだ。
本番まで邪魔が入らない。

そして、劇の最後で、おもいっきり布が取られ、像が現れる仕組みだ。
これほどドラマチックな見せ方は無い。

「由紀ちゃん、皆に見られて喜んでもらってね」


本番。

神宮寺は遠く首を伸ばして、和田と田中に目配せをする。
三人ともにやついている。

「一年生の入場です」

まばらな拍手とともに、一年生は入ってきた。
そして、校歌斉唱。

「では、三年生による歓迎の劇です」

三年生たちがステージ前に集まり、幕の前に階段が取り付けられる。

幕が開いた。
三年生たちが乗ぼっていく。

「僕の名前は、ジョン!」

体育館が暗くなり、ステージに光が当たる。

見るのも恥ずかしい、酷い劇が始まった。
これを三十分くらいやるのだ。

時折聞こえる拍手も、さびしい。
神宮寺達の心配といえば、最後までバレないかどうかだった。

「この像は、はたしてどんな像だろう!」
「ああ、開けていいものか!パンドラかもしれない!」

一瞬ドキッとしたが、劇の最後まで、気づかれなかった。

(いよいよだぞ)
神宮寺はもう一度目配せした。

「そうか、この像は真理だ!」
「さあ、僕たちのあるべき姿を見よう!」

三年生の主役が、覆われた像に近づく。

一瞬、主役は戸惑った。
(おかしいな・・・リハの時と像の形が違う)

だが、気のせいだと思い、そのまま布を引っ張った。


体育館中に悲鳴や狂喜の声が響いた。
先生たちが慌てふためく。

「うわーっ!」
「キャーッ!」
「おーっ!」

ステージ上に、椅子に縛られ股間を丸出しにした白山由紀が現れた。
しかも、ちょうど良く、小便を垂れ流している。

「あああん・・・みんな見てるう・・・」

先生達がすぐに駆け寄り始めたが、十分晒されていた。

神宮寺は、田中と和田に遠くから笑った。
そして、三人ひそかに集った。

「先輩を馬鹿にしながら、こんな目に合わせてもらえるなんて、由紀ちゃん幸せだろうな」
「俺もそう思うよ、でも俺だったら嬉しすぎて辞退しちゃうな」
「由紀ちゃん、高校入学数日で人生を卒業しちゃったね」

三人は、そのままステージ上に集まる人々を笑って見つめていた。

(終わり)


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