himhim氏・作 himhimさんによるセラムンのエロパロSSです。 セーラーサターンこと、土萌蛍ちゃんが、謎の敵によって陵辱され、支配されていくという美味しい短編になっています。 ちなみに、添附してある挿し絵は多賀義光様が描いて下さったものです。 |
「な、なに?」 黒い影が蛍の体に纏わりついてくる。いくら振り払っても振り払えない影に蛍は恐怖を隠せないでいた。 影は蛍の体に纏わり付くだけではなく、徐々にその動きを絡め取ってゆく。 腕に絡みつき、足を押さえ込み、蛍を逃がすまいとその自由をどんどん奪い去ってゆく。 「い、いや!はなして!」 弱々しい声をあげて蛍は懸命に抵抗をする。 しかし纏わりつく影は蛍を決して逃さず、完全にその自由を奪い去る。 身を捩り、何とか自由を得ようとする蛍だったが、影はそれを決して許さなかった。 「え、あああっ、いや・・・」 自由を奪われた蛍の体を、影は今度はゆっくりと這い上がってくる。 その白い肌の上を這い回る気色の悪さに蛍は思わず顔を背ける。 そんな蛍の嫌悪感を無視して、影は蛍の体中を這いずり回る。 自由を奪い去ったその幼い手足、まだわずかしかない胸の膨らみ、そして命を宿す入り口。 まだ誰も見た事も、ふれたこともない蛍の秘所を影は下着の上から遠慮なく這いずり回る。 じりじりと痺れるような感覚に蛍は小刻みに震え、声は甘い吐息となって漏れてくる。 「やだ、やめて・・・」 やめてといって収まってくれるわけもなく、影の手は動けない蛍の体を存分に這いずり回る。 その遠慮の欠片もなく這いずりまわる動きに蛍は必死になって抵抗しようとする。 しかし、逃げることは叶わず、影の手は的確に蛍の弱い箇所を攻めてくる。 いくらあらがおうとも、その動きに体は敏感に反応してしまう。 「やだ・・・・」 ジンジンと体の奥底から込みあげて来る熱さと感覚に蛍は激しく恐怖していた。 まるで自分の体が別のものに変わって行くような感覚が恐ろしくてたまらなかった。 そんな蛍の恐怖を楽しむかのように動き回っていた影の手は蛍の服に手を掛けてくる。 「え?まさか・・・」 影の手が何をしようとしているかを察した蛍が行動を起こすよりも早く、影の手は蛍の服を思い切り引き裂く。 子気味いい絹の裂ける音とともに蛍の白い裸体を包み込んでいた洋服はすべて拭き裂かれる。 あとに残されたのはまだ成長をはじめたばかりの幼い肢体を覆い隠す白い布切れだけだった。 下着だけの姿にされた蛍は悲鳴を上げ、必死になって体を覆い隠そうとする。 しかしいくらがんばっても手足を動かすことは出来ない。 恥ずかしさに蛍の顔はこれ以上ないほど真っ赤に染まる。 すると影の一部に目玉が開き、蛍のそんな痴態を拝むように、舐めまわすように見つめ始める。 「やだ・・・・見ないで。見ないでください・・・」 蛍は弱々しく体をくねらせてその視線から逃れようとする。 影の各部にいくつも開いた目玉はそんな蛍の抵抗も気にせず、嘗め回すように見つめまわす。 そのじりじりと焼け付くような視線を感じ、蛍の体の熱さはさらに加速してゆく。 (か、体が・・・燃えるみたいに熱い・・・) じりじりと体の奥底から込み上げてくる熱に蛍は苦しそうに呻く。 熱さを増した体は蛍のその白い肢体にうっすらと汗を浮かび上がらせる。 そのキラキラと闇に煌めく肢体は奇妙な美しさを醸し出していた。 その美しい肢体を嘗め回すように影の手が動き回る。 やがてその指先は蛍の小さな膨らみのところで止まる。 「あっ・・・ああっ」 怯えた表情を浮べる蛍の姿を堪能するようにしばらくピクリとも動かなかった影の手が急に動き始める。 ムニムニとその小さな膨らみが影の手によってわずかずつ形を変えてゆく。 その動きにあわせるように蛍の白い肌は紅潮し、薄桃色に染まってゆく。 「やだ、だめ・・・」 感度の高い箇所を揉みまわされた蛍は弱々しい悲鳴を上げて体をよがらせる。 しかしその手の動きによって与えられる快感には抗えず、甘い声を漏らし始める。 その声にあわせるように影の手はその場所を重点的に攻め立てる。 蛍の口からはさらに艶やかな嬌声が漏れ、甘い吐息が漏れる。 それにあわせる様に胸の小さな突起はどんどん硬さを帯び、つんと勃起してゆく。 気持ち良さそうに勃起した乳首を今度は影の中から現れた舌がおいしそうに舐めまわす。 そのぬるりとした気色の悪い感触に蛍は悲鳴を上げる。 「いやっ!舐めないで!気持ち、わるい・・・・・・」 しかし赤々とした舌先はそれをやめず、さらに数を増して蛍の体を嘗め回す。 愛らしい双丘の頂点を、むき出しのわきの下を、背中を、太股を・・・ 蛍の無防備な全身をこれでもかといわんばかりに一切遠慮などしないで舐めまわす。 抵抗の出来ない蛍は悲鳴を上げてその攻めにむせび泣くことしかできなかった。 そんな蛍にとどめを刺すように一本の舌が蛍の太股を這い上がってゆく。 2本の真っ白な帆と桃が交わる場所に目掛けて・・・ 「あっ、そこは・・・」 舌先がどこを目指して這い上がってきているかを察した蛍は必死になって両足を閉じようとする。 しかし無数に纏わりつく影の手の力は強く、蛍のか弱い力ではあらがうことは不可能であった。 か細い両の足は左右に大きく広げられ、その交わるところにある蛍のもっとも大切な場所が露になる。 さらにそこを見せびらかすように影の指先が柔らかな肉貝を左右に開く。 にちゃりという淫猥な音とともわずかな湿り気を帯びたピンク色の肉壁が顔をのぞかせる。 そこを白日の下に曝すという事は蛍にとって何事にも耐え難い辱めであった。 顔を両手で覆い隠してその現実から目をそむけたかったが、それさえも影は許さない。 影の指先が肉壁の入り口を撫で回し、赤黒い舌先がピンク色の肉壁を舐め回す。 初めて味わう強烈なまでの快感に蛍は全身を強張らせて悲鳴を上げる。 「いやっ!やめ、ああああっっ!」 ビリビリと全身を痺れさせるような衝撃に蛍は両目をカッと見開いて震え上がる。 体中が痺れ、もはや言うことを効かない。 そんな蛍をさらに辱めるように指先が膣口を開き、膣内に舌先が侵入してくる。 何者も受け入れたことのない膣内は無頼の侵入者を押し返そうと激しく抵抗する。 その抵抗を楽しむように舌先は膣壁を掻き分け、膣壁を刺激する。 その刺激に蛍は強弱をつけた声をあげ、体を震わせて喘ぐ。 蛍の反応が過敏な箇所を狙うように舌先は動き回り、指でこじ開けられた入り口からはトロトロと愛液が滴り落ちてくる。 その愛液を丹念に舐め取りながら舌はさらに蛍の奥を犯してゆく。 「ひぐっ!ああああっっ!!」 ビクビクと体を戦慄かせて震える蛍はさらに押し寄せてくる快感に完全に翻弄されていた。 体の奥底から込み上げてくる熱さを抑えきれず、全身を駆け巡る快感に抗えなかった。 心はどんどん押し流され、さらなる快感を、喜びを求めてくる。 そんな心の奥底からわきあがってくるどす黒い感情に答えるように蛍は自分から腰を動かしてゆく。 もっと奥を、もっと気持ちのいいところをと腰を妖しくくねらせて舌を求める。 耐えることなく込み上げてくる快感に押し流され、その先にある光に向かってゆく。 「ふあぁぁぁっ!ああああああっっっ!」 押し上げられる快感に抗えない蛍はそのままどんどんそこに押し流されてゆく。 全身は頭の先から足の先まで快感の渦に飲み込まれ、空気に触れるだけで痺れが走る。 もはや影の動きに抗うことのできなくなった蛍はただひたすらにその快感に流される。 体の奥底に眠るそこにあと一息でたどり着く、それを求めて影を受け入れる。 しかし影はあと一息というところでその動きを止めてしまう。 「あっ・・・何故?」 あれほど抗っていたはずなのにあと一息というところでやめられた蛍は切なそうな声をあげる。 とろとろと愛液が溢れ出すヴァギナは最後の快感を求めてさらに蜜をあふれ出させる。 快感を欲する体は早く体を虐めて欲しいと求め、知らず知らずの内に足をだらしなく広げてしまう。 そして腰を振り、影を自分から求めてしまう。 あふれ出した蜜がお尻のほうにまで回ってくるが、体の切なさは止まらない。 「お願い、お願いします・・・」 いつしか蛍の口からは快感を、快楽を求める言葉があふれ出す。 頭の中ではその言葉を否定するが、体はもはやそれを押し止めることが出来なかった。 蛍の体は自分から濡れそぼった柔肉を広げ、潤いきった膣口を指で開いて影を誘惑する。 その誘惑に応じるように影は動き始める。 幾本にも分かれていた影の手がまとまり、一本の肉棒に形を変えてゆく。 「うっ、ああああっ・・・」 ビクビクと艶かしく戦慄く影の肉棒の姿に蛍は恍惚の表情を浮べる。 頭のなかはそれに恐怖し、体はそれを求める。 相反する思考が蛍の体を支配していた。 抗うことの出来なくなった蛍の体を黒い肉棒がゆっくりと刺し貫いてゆく。 痛みはない、本来そこには存在しないはずのものなのだから。 しかしその存在感はしっかりと蛍の体に刻み込まれていた。 処女膜を残したまま蹂躙される体に蛍は恍惚の表情を浮べてそれを受け入れる。 「ふあああぁぁっっ!」 ゴリゴリと雁首が膣道を掻き揚げる感触に蛍は思わす甘い声をあげる。 本来存在しないはずのそれの硬さに喜びを感じ、かき回される感触に悶える。 ゴツゴツと一番奥にあるまだ口を開いていない入り口を小突かれるたびに全身に痺れが走る。 かつて味わったことのない快感が止め処なく蛍に襲いかかってくる。 それに抗う術を、まだ蛍が知る由もなく、だからただ流されるに任せて流されてゆく。 「あああっ、いや、何か、何か来る」 体の奥底からこみ上げてくる絶頂の瞬間に蛍はややおびえた表情を浮べる。 おびえるが込み上げてくる快感に抗えず、それに向かって突き進んでゆく。 体の奥底ませかき回されるような快感に身を任せ、流される。 とどめといわんばかりの力強い一突きが蛍の一番奥を突き上げる。 その突きの衝撃が蛍の体中に駆け抜けて行く。 「あっ、ああああああっっっ!」 一際大きな絶叫とともに蛍の全身が激しく痙攣する。 目の前は真っ白に染まり、体に言い知れぬ快感と脱力感が駆け抜けてゆく。 とどめの一突きに感極まったかのように蛍のヴァギナからは白い液体が止め処なくあふれ出してきていた。 絶頂、その一言とともに蛍の体からは力が抜け落ち、意識も完全に失われてゆく。 意識を失ってゆく蛍を影はようやく開放する。 そして人の形を取ったそれは気を失った蛍を無情に見下ろす。 『マダマダコレカラガホンバンダ』 大気を震わせるような声があたりに響き渡り、影は姿を消す。 その言葉を聞きながら蛍は体の奥底に刻み込まれた刻印を感じていた。 それがどんどん心に寝食してきていることも感じていた。 自分の心が、体が寝食されてゆくのを感じながら、蛍はどうすることも出来ないまま完全に意識を失ってしまう。 空しく伸ばされた手はまるで抗う術を求めるかのようであった。 END |