ケイオティックサーガ キャラクターデータ集



・用語集
 ◎ヴェイグサス神:この世界を作り出した創世神。二万年前に姿を消し、以来、人々の信仰されることもなくなった幻の神様。唯一神として"巫女姫"や"九賢人"を生み出し、人の進化を見守ってきた。絶大な力を持つが、世界をゆがめてしまうため、その一部しか使うことが出来ない。

 ◎巫女姫:ヴェイグサス神に使える12人の巫女。それぞれ特殊な力を持っていた。現在は人間の魂の中にその力と記憶は封じられてしまっている。ヴェイグサスと肌を合わせることによってのみその力を解放することが出来る。真の力は"九賢人”をはるかに上回る。

 ◎九賢人:巫女姫を補佐する役目を負った賢者。己の欲のためにヴェイグサス神、巫女姫を封印した張本人。歴史を都合のいいように書き換え、裏から世界を支配してきた。自ら選んだ人間の肉体を奪い永遠のときを生きる力を持っている。長き時の中で、すでにその本名は失われている。

 ◎光の大神ユーナス:人間の間で創造神として信仰されている神様。この世界に幸福と平和をもたらす神様として広く信仰されている。神話では暗黒神ザイガードと相打ちになったことにされている。ストラヴァイドには大陸最大に神殿があり、”光の巫女”はその象徴とされていた。"九賢人"によって生み出された偽りの神様。

 ◎暗黒神ザイガード:暗黒と破壊を司る神で魔族や妖魔の生みの親とされている。この世を破壊しつくし、暗黒に染め上げるためにユーナスに戦いを挑み対消滅したとされている。こちらも"九賢人"が作り出した偽りの神で、ヴェイス側ではこんな神は存在しない。

 ◎始祖:ヴェイグサス神が生み出した最初の種族のこと。魔神の王、真祖の姫、神竜の三つの種族のことを言う。その後にそれを元にして人間を、エルフを様々な種族を、モンスターを生み出していったとされている。その中でもっとも力弱く、進化の可能性がある種族が人間であったとされている。


・キャラクター集
 ★ヴェイス皇国
 ◎エリウス=デュ=ファルケン:ヴェイス皇国第二王子。創世神ヴェイグサスの転生体。冷静に相手の動きを読み、相手を自分の意のままに操るような策を立てることから”操りし者"という字を持つヴェイス皇国軍最高指揮官でもある。常に最大限に被害の少ない戦いを心がけている。先代"光の巫女"エレナと魔王バーグライドとの間に生まれた”闇の皇子”にして”光の勇者”、”混沌の救世主”と呼べる存在である。

 ◎アリス=シーラ=ストラヴァイド:ストラヴァイド光国第二王女にして"光の巫女”。幼い頃よりエリウスと心を通わせ、彼と会える日を心待ちにしていた。ヴェイグサス神を取り巻く12人の”巫女姫"の一人であるが、その力はいまだ封じられており、いまだ完全に覚醒していない。

 ◎レオナ=シーン=ストラヴァイド:ストラヴァイド光国第一王女にして第一王位継承者。自身剣を握り、姫将軍と歌われるほどの実力を誇る。闇の国討伐体を指揮するも、身内の裏切りにあい捕縛され、エリウスの元に身を寄せることとなる。本当の姿は12人の”巫女姫”の一人、”剣の巫女姫"。剣を使った戦いならばストナケイト、クリフトに肩を並べるほど。

 ◎ステラ=ヴァン=ストラヴァイド:ストラヴァイド光国第三王女。2歳のときに母と死別して以来二人の姉に育てられてきた。真実を見抜く眼力に優れているが、まだ5歳のためその力を発揮しきれていない。後に大陸最初の統一皇国初代皇帝として後にまでその名を残した。

 ◎シェーナ=ヴェルベット:商業国家フライゼルト前議長リカルド=ヴェルベットの一人娘。リカルドに目に入れても痛くないほどかわいがられていたが、リカルドが”九賢人”の一人にその肉体を奪われ、”巫女姫”の記憶が甦って以来、地下に幽閉されていた。控えめだが、物事をはっきりという少女。12人の”巫女姫”の一人、”楯の巫女姫”としてエリウスに追従する。

 ◎ナリア=セルビジュ:岩山の国セルビジュの第一王女。幼き頃旅の賢者に男と育てなければ不幸に見舞われると予言されて以来、擬似ペニスを植えつけられ男として育てられてきた。そのためか未だに時折、少年っぽい口調に戻ってしまう。ステラやエンたちと仲がいい。12人の"巫女姫”の一人、”竪琴の巫女姫”。

 ◎サーリア=デュ=シーゲランス:南の大国シーゲランス帝国の第一皇女。幼き頃より”巫女姫”の記憶に目覚めていた。その記憶がなんなのかわからず混乱していた時期もあったが、いつしかそれが自分の宿命であると受け入れてゆく。ヴェイスと戦争状態になると民に被害が出ることを嫌い、自らエリウスの元に下る。根は真面目だが結構お茶目。”鏡の巫女姫”として、以後エリウスに追従する。

 ◎ユフィナトア=サーナリア:森の国サーナリア王国第二王女にして一角獣騎士団の団長でもある。自らユニコーン”ミルド”を駆り、先頭に立って国内の平定に尽力してきた。槍の腕前と騎馬戦に関しては大陸屈指の腕を持つが、美しく気立てのいい姉ティリナトアに対してコンプレックスを持っている。エリウスの元に来て以降はそのコンプレックスからも解放され、”槍の巫女姫”として先陣を切ることもしばしばである。

 ◎イシュタル=レイバーン:シンドルテアで”白の巫女”と崇められてきた少女。その名にふさわしく、ほぼ総ての傷を癒せる力を持つ。その力と、美しさからシンドルテアの人々の信奉も厚かった。直接戦闘に参加することはなく、常に傷ついたものを癒す”冠の巫女姫”。

 ◎アンジェリカ=シールスト:ルオドール王女レイトーム付きの侍女をしていた少女。どこかおびえた雰囲気を持った少女で、いつもレイトームにいびられていた。真の姿は”鞭の巫女姫”であり、覚醒後は普段はいままでどおり御主人様に従順な少女、戦闘時などは鞭を振い相手を甚振るサドの女王様と化す。

 ◎プリスティア=ボーグナイン:ハイザンデの遺跡の奥深くに封印されていた”翼の巫女姫”。自ら白き翼を持って自由に空を舞うことができ、相手に翼を与えることも出来る。空中戦のエキスパート。普段は無口であまり人と交流することはないが、イシュタルには懐いている様子。彼女を封印したのは彼女の父親であり、九賢人から彼女を守るために封印したらしい。

 ◎フェイト=ファルビル:わずか15歳にしてゼルトランド魔術学院学院長を勤め上げる魔術の天才。その才能はフィラデラに匹敵する。五天衆の一人、空蝶のリリスとは学院時代からの親友である。養母であるイナストラの看病のためにエリウスの元から逃げ出してしまっている。魔法の達人である”本の巫女姫”が彼女の正体である。

 ◎アルセイラ=アルセルム:現アルセルム王家第3王女。元はアルセルム王家の分家の第三子にしか過ぎなかった。現在の己の地位が姉達の謀略によるものであることに抗議して奥の院に篭ってしまうが、逆に真相を隠そうとする彼女たちに軟禁されてしまう。おっとりとした性格だが、真相を見抜く目は確か。股、どんな竜とも友達になれる生来の能力も併せ持つそれが”竜の巫女姫”の力によるものであることを彼女は知らなかった。ちなみに彼女自身も竜に変身することが可能である。

 ◎サクラ=ゴホウイン:ユトユラの央の国の巫女。”神代の巫女”と崇められていたが、ユトユラの央の国を支配するノブナガに幽閉されていた。封印を司る巫女であり、ユトユラを封印し外界との接触を経っていたのも彼女の力。それも姫巫女の力の一端であり、”指輪の巫女姫”が彼女の呼び名である。


 ☆ヴェイス軍八大将軍
 ◎ストナケイト=アル=ファルケン:魔界の王バーグライトとヒルデの間に生まれたヴェイス皇国第一皇子にして第一軍団大将軍。エリウスの異母兄であるが、自身は王位継承権を放棄している。ヴェイス随一の剣術の腕を誇る。真の姿は黒き炎の魔神である。

 ◎アルデラ=フィル=ファルケン:ストナケイトの妻にしてヴェイス軍第七軍団大将軍。ヴェイスに存在するヴェイグサス教団を束ねる大司教でもある。外見は幼い少女であるが数万年を生きてきた真祖の姫君ヴァンパイアである。実際にはストナケイトよりも年上である。

 ◎クリフト=ビー:ダークエルフ族の若長であり、ヴェイス軍第八軍団大将軍。自ら前線に立って戦う生粋の戦士。エルフ族でありながら生まれたときから一切魔力を持っていない。そのため剣の腕を磨いてきた。剣の腕前はストナケイトに迫るものがある。幼い頃拷問を受けたときに体をズタズタに引き裂かれたため、そのほとんどが人工的に作られた筋肉である。

 ◎フィラデラ=ビー:クリフトの双子の妹であり、ヴェイス軍第二軍団大将軍。クリフトの魔力を吸い込んで生まれてきたこちらは生粋の魔術師。強大すぎる魔力ゆえに普段は封印を施している。幼い頃からエリウスのそばで育ち、常に彼を見つめて育ってきたため、彼に恋焦がれているがそんな表情は見せようとはしない。

 ◎ゾフィス:本名は不詳。エリウスの影から産まれた影族でおもに偵察を主任務としているヴェイス軍第四軍団大将軍。軍団員は彼女が取り込んだモノたちを影化したものからなっている。素顔は黒髪と白い肌の絶世の美女である。が、普段は体に影を纏いその姿を晒そうとはしない。

 ◎シグルド=ウォーカス:半獣半人ケンタウロス族の長であり、ヴェイス軍第三軍団大将軍。騎兵隊である軍団を纏め上げ、自らも槍を手に戦う戦士。その槍の腕前はストナケイトも一目置くほどで彼とは長らくの親友である。普段はあまりしゃべらないが、一度命令を与えられると、先陣を切って戦う。

 ◎オリビア=シュテルーム:夢魔族の女族長にしてヴェイス軍第六軍団大将軍。遊び好きで性格はいい加減に見られがちだが、課せられた命令は確実に実行する。おもに要人暗殺や情報操作、内乱誘導など敵内部に入り込み中から相手を壊すことを得意とする。誰にも砕けた口調で話すが、それがフィラデラにと衝突する原因になっている。

 ◎ファーガント:巨人族の若長であり、ヴェイス軍第五軍団大将軍。巨人族の戦士たちを率い先陣を駆ける事が彼にとって無類の喜びである。典型的パワーファイターであり、事態の解決も力押し。周りからは頭の中まで筋肉などとやゆっされるが、彼の副官が4バカであるためか、それがあまり目立たない。

 神竜
 ◎エン:七体の神竜の一体、炎を力の源とした竜、赤炎竜。人型のときの外見は赤い髪に赤い瞳の五歳児。遊びたい盛りでエリウスに常に纏わりついてくる。普段はライやチイと一緒に遊ぶただの少女であるが、戦闘になればその力は並みの戦士では歯が立たないほど。また一度怒り出すと手がつけられないほどの力を発揮する。

 ◎ライ:七体の神竜の一体、雷の力を源とした竜、黄雷竜。人型のときの外見は金髪に金色の瞳の少女。エンと同じく遊びたい盛りの少女で、いつも暴走してはフィラデラにお説教されている。フィラデラが苦手でエリウスとアリスが大好きなおてんば娘。戦闘時はエンと一緒に飛び込んでゆくことが多い。

 ◎チイ:七体の神竜の一体、大地の力を源とした竜、褐地竜。人型のときの外見は茶色の髪に茶色の瞳の五歳児。エンやライと一緒に遊びまわることが多いが、行き過ぎてフィラデラに怒られることもままある。七体の神竜の中で最高の防御力を誇る。それを生かして敵陣に飛び込んでゆくことも多い。

 ◎スイ:七体の神竜の一体、水の力を源とした竜、蒼水竜。人型のときの外見は水色の髪に水色の瞳の三歳児の少女。引っ込み思案で泣き虫の神竜最年少の少女。大概はアンの後ろに隠れているが、エリウスやアリス、アルセイラの膝の上にいることも多い。戦闘にはあまり積極的には参加しようとはしない。

 ◎ラン:七体の神竜の一体、風の力を源とした竜、緑嵐竜。人型でいるときの外見は緑色の髪に緑色の瞳の五歳の少女。いつもおどおどとしてエンやライの後ろに隠れているが、大概は要領よく立ち回り、おいしいところを持っていってしまう。エリウスやアリス、アルセイラが大好きで暇があれば三人の誰かに甘えている。

 ◎ヒョウ:七体の神竜の一体、氷の力を源とした竜、白氷竜。人型でいるときの外見は白髪に白い目の十歳の少女。冷静かつ冷徹な性格で、暴走することの多いエンやライ、チイを止めるのがおもな仕事と課している。戦闘でも無駄な戦いはせず、相手の急所を確実に射抜いてくる。

 ◎アン:七体の神竜の一体、暗黒の力を源とした竜、黒帝竜。人型のときの外見は黒髪に黒い瞳の12歳の少女。普段は間延びしたおっとりとした性格だが、人の言うことに耳を貸さない面もある。また一度キれると見境なく暴れ出す。その破壊力は神竜中最凶にして最強。

 副官
 ◎ロカ=シュテナンス:フライゼルト進駐軍将軍ロイ=シュテナンスとその妹カテナ=シュテナンスの間に生まれるはずだった赤ん坊を媒体として産まれてきた魔法戦士。魂のみの存在で肉体は存在していない。その魂を鎧に安定させることで存在している。ロイの剣術とカテナの魔法を併せ持つ第一軍の副官。

 ◎四バカ:ホウル、カウル、チウル、ピウルの巨人族4人の戦士のこと。筋肉至上主義者たちでその筋肉に出来ないことはないと信じている。その証拠にドラゴンのブレスさえも彼らの筋肉の動きで止めることが可能。筋肉を鍛えることが大好きで、プロテインを愛飲し、常に筋肉を鍛えている。その分頭の中は非常に弱い。

 ◎ディ、シー、アール:フィラデラの使い魔にして第二軍の副官。普段は犬、猫、兎の姿をしているが、人型になることも出来る。並の魔術師では太刀打ちできないほどの力の持ち主であり、その知識は並の賢者を上回る。フィラデラの命令は絶対であり、その命令は確実にこなす。

 ◎セツナ=クズリュウイン:第八軍副官”五天衆”の一人・風螂にして最強の戦士。ヴェイス皇国武術指南役ブシン=クズリュウインの愛娘であり、その一番弟子。その実力はブシンやストナケイトに迫るものがある。ブシンの武術全てを扱えるが、中でも閃夢舞刀を得意とする。

 ◎リューナ=レニスト:”五天衆”の一人・炎蝗。本名リューナ=クズリュウイン、ブシンの愛娘であり、セツナの異母妹。元々は敵であったが、妹リューノのためにヴェイス軍に降る。双天舞脚の使い手であったが後にセツナの手ほどきを受けて双天武拳もマスターする。無手の武術ではいまやセツナをも上回るほどに成長している。

 ◎エリザベート=ヴァル=アルセルム:”五天衆”の一人・水蜂。アルセルム第三王女であったが、従姉妹達により暗殺されかかったところをクリフトたちに救われる。以来”五天衆”に加わる。ブシンに瞬華連弓の基礎を学び、シュテナント舞弓へと昇華させた。弓の腕前は皇国一。

 ◎アンナ:ドワーフ族の戦士であり、”五天衆”の一人・土甲。強固な防御力と、溢れんばかりのパワーを併せ持った戦士。元々ドワーフ族の仲でも指折りの戦士であったが、クリフトに負けて以来、彼の下についた。そのパワーにさらに磨きをかけるべく、ブシンに爆鬼破砕を学び、習得した。

 ◎リリス=フランベルト:ゼルトランド魔術学院出身の少女であり、”五天衆”の一人・空蝶。魔術学院でもフェイトと並ぶ魔術師であった。しかし、育ての親が何者かに殺されて以来、学院を出奔。後にクリフトの元に降る。魔力や身体能力を増幅させる燐粉を使ったサポートは恐怖の一言。

 その他
 ◎ゼロ:ドクターが開発した量産型人造人間のプロトタイプ。パーツごとに開発されたものを女性の腹の中で掛け合わせて生み出すタイプで、女性が生きている限り軟体でも生産が可能。ゼロはその試作型で、実験データを得るために長く生きられるように調整されている。短命の実験体としてアインス、ツヴァイ、モグラ男などがいる。

 ◎ダン:ライカンスロープ、ワーウルフの青年。ワーウルフの中でも希少な存在である銀狼族に属する。その実力はセツナたち五天衆にも匹敵するが、その力を完全に発揮できず、暴走することもしばしば。フライゼルトで助けた女性リンと結婚し、同じライカンスロープの孤児たちを引き取って暮らしている。

 ◎ガン:ダンの弟分でワータイガーの少年。喧嘩っ早く、落ち着きのない性格だが、人一倍兄貴分のダンを慕い、その役に立ちたいと願っている。実力はそれほど高くはないが、そこいらの雑兵よりは高い。最近、弟、妹のの面倒を見てくれる女性、ミルドのことが気になっている様子。

 ◎リン、ルン:フライゼルトの酒場の看板娘達だったが、騒乱の中ストラヴァイド兵にレイプされてしまう。そんなところをダンたちに助けられ、彼らの元に身を寄せた。自ら進んでライカンスロープとなり、ダンたちが育てていた孤児たちの母親代わり、姉代わりを勤める。

 ◎ミルド:シーゲラント帝国第一の関を任されていた将軍ハルバットの元副官。彼とは男女の仲でもあった。彼の死後、ヴェイス軍に捕まるが、故郷エロル族の郷がシーゲラントによって滅ぼされたことを知り、離反。現在はダンたちと共にエロル族の秘儀を駆使して早く戦争を終わらせるべく、参戦している。

 ◎ヒルデ=クン=フォルケン:ヴェイス皇国第一王妃。ストナケイトの母親であり、エリウスの育ての母である。自身も魔界第三位に当たる実力者(ストナケイトより上位にあたる)。普段は奥の院で妹のエレナとおしゃべりをしながらステラを愛でているが、時折分身体を放って戦いに参戦する。本体は蛇の姿をしている。

 ◎エレナ=ルン=フォルケン:ヴェイス皇国第二王妃。エリウスの生母であり、先代光の巫女。エリウス出産の際命を落とす瞬間、魔神に転生、先ごろまで永い眠りについていた。光の巫女の力は失われ、アリスに受け継がれた。魔神としての実力はまだ低く、たいしたことはない。ヒルデには妹として寵愛されている。結構お茶目な性格。

 ◎バーグライド=グラド=フォルケン:ヴェイス皇国国王。魔界最強の魔神。の割には女性に弱く、ヒルデとエレナに頭が上がらない。ヴェイグサス神が生み出した最初の魔神であり、最古の魔神。現在はエリウスにその力を吸われてしまい、永い眠りについている。

 ◎ドクター:本名不詳。ドクターが本名という説もある。ヴェイス皇国技術部の主任であり、セツナたちの融合人間の生みの親でもある。また様々な武器の開発にも携わっている。かつてはゼルトランド魔術学院に所属していた天才で、その才能は伝説となっているが、実際はただの趣味の人。

 ◎ブシン:セツナ、リューナ、リューノの実父。元々は異世界の人間であったがこの世界に迷い込み、帰れなくなった。その後セツナの母親、リューナの母親とパーティーを組み世界を旅する。その中双天武拳などの武術を完成させてゆく。後にだまし討ちにあい重傷を負うが、エリウスたちに助けられ、ヴェイス軍武術師範となる。現在はシュバルト山に篭って弟子の指導に当たっている。


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