第3話


 「ほ〜〜ら、ルージ・・・見てぇぇ〜〜」
 ベッドの上に横になり、両の足を大きく広げたコトナはその中心に咲く自身の花園を指で大きく広げ、その蜜を湛えた花をルージに見せ付ける。妖しく光りながらヒクヒクと蠢くそこにルージの視線は釘付けになってしまう。ピンク色の粘膜は輝かしいほど美しく、ヒクヒクと戦慄く肉壷の入り口はまるでルージを誘っているようだった。
 事実、ルージはその蜜の香りに誘われるように、コトナのそこに引き寄せられてゆく。そこから漂う香りはルージの脳を焼き、正常な思考を奪い去っていた。しかし、いまのルージには何が正常で、何が正常でないのかはまるで判別できなかった。ただ引き寄せられるままにコトナの股座の前に正座をする。
 「どう、ルージ?はじめて見る女の大切なところは?」
 「あの・・・とってもキレイです・・・コトナさんの・・・」
 「うふふっ、ありがとう・・・」
 コトナの問いかけにルージは視線を一度も逸らすことなくそこを見つめたまま正直な感想を漏らす。その突き刺さるようなルージの視線を股間に感じながら、コトナは熱い吐息を漏らして嬉しそうに頷く。そしてさらにルージを導くようにその両足をルージの首に回すと、そのままグイッと自分のほうに引き寄せる。
 ルージはまるで抵抗することなく、コトナの股座に引き寄せられる。そこはルージの思考を止めるほどの香りに満ちていて、むせ返るほどの心地よさに満ち溢れていた。その香りを胸いっぱいに吸い込みながらルージはどうしたらいいのかわからず、上目遣いにコトナを見上げるのだった。
 「そこを舐めるの、ルージ・・・キレイに、丹念に・・・」
 「はい、コトナさん・・・」
 「まずは周囲から丹念にね?」
 ルージの痛いほどの視線と息遣いをヴァギナに感じながらコトナはルージに命令をする。その命令どおりルージはコトナのヴァギナの周りから丹念に舐め上げてゆく。ざらざらとした感触がヴァギナの周囲をキレイに舐め上げてゆく。その感触にコトナはなんともいえない快感を覚え、全身を震え上がらせる。
 「そう、いいわよ、ルージ・・・上手いわよ・・・」
 「・・・・コトナさん・・・」
 「そのまま今度は肉ビラを舐めていくの。そして今度は穴の入り口を・・・」
 ルージの拙くも元気な舌使いにコトナはなんともいえない快感を味わっていた。その快感をもっと味わいたい、そう感じていたコトナは自分の指でヴァギナを広げ、指先で指示しながらそこを丹念に舐め上げさせる。ルージはコトナに命じられるままに肉ビラをしわの一本一本まできれいに舐めあげてゆく。
 そしてさらにコトナに導かれるままにその蜜が懇々と湧き出す穴に舌を伸ばしてゆく。ちろちろとヴァギナの入り口からきれいに舐めあげていってどんどん奥へと舌を侵入させてゆく。その生暖かくも、柔らかな感触がモゾモゾとヴァギナの中に侵入してくる感触にコトナは腰を震わせて喜びを体現する。
 「そう、そうよ、ルージ・・・はぁっ、はぁっ、はぁっ・・・」
 「あむっ、んんんっ・・・」
 コトナの喜びの悲鳴にルージは嬉しくなってさらに舌を奥へ奥へともぐりこませ、その中をかき回して舐めあげてゆく。あとからあとからあふれ出してくる蜜を舌ですくい上げて舐めとり、喉を鳴らして飲み干してゆく。
 そんなルージの拙くも元気溢れる愛撫にコトナはさらに股間を濡らしてゆく。足をさらに大きく広げ、ルージの顔に自分の腰を押し付けるようにしてさらなる愛撫を求める。そんなことなの求めに応じるかのようにルージはさらに舌を動かしてコトナのヴァギナを舐めあげてゆく。
 「コトナ・・・ひゃん・・・」
 「良かったわよ、ルージ・・・今度はこっちも舐めて・・・」
 絶え間なく舐め続けていたルージだったがやがて疲れたのかコトナの股間から口を離す。その口元は唾液と愛液でびっしょりと濡れ、そこの濡れ具合を物語っていた。息苦しくなって舐めるのを中断したルージだったが、まだまだ舐めたりないといった風にコトナの顔を見上げてくる。
 その切なそうな表情に胸を躍らせ、コトナはもう一度自分の指でヴァギナを割り開いて見せる。先ほどよりもさらに濡れそぼったヴァギナはお尻の穴のほうにまで愛液を滴らせ、そのいやらしさを増していた。そして男を誘惑する匂いも増していた。その匂いでルージを惑わしながらコトナは大きく肥大したクリトリスの皮を剥いてルージに見せ付ける。
 「あっ・・・コトナさん!コトナさん!!!」
 「ああああっっ!!ルージ、ダメ!そんな強く吸ったら・・・あああああああっっっっ!!!」
 蜜の発する匂いに当てられたルージは鼻息荒くコトナに襲い掛かると、その肥大したクリトリスを舐め上げる。荒々しく何度も何度も激しく舐めあげる。最も敏感で感度の高い箇所を激しく舐め上げられたコトナは悲鳴を上げて悶える。強烈な快感が体中を駆け抜け、痺れにも似た心地よさが全身を苛む。
 そんなことなの心地よさそうな悲鳴に気を良くしたルージはもっとコトナを喜ばせようと、さらに強く吸い上げ、ころころと舌先でクリトリスを転がして弄ぶ。そんな拙くも荒々しいばかりの攻めにコトナは全身を小刻みに震わせて喜びを表す。体の奥底から込み上げてくる快楽に流され、蕩け切った表情を浮べて悶えるのだった。
 「すごい、すごかったわよ。ルージ・・・」
 「コトナさん・・・あの・・・」
 「くすっ。もしかして我慢できなくなった??」
 勢いに任せて荒々しく攻め立てていたルージだったが、やがて疲れ果て、コトナの股間から口を離す。連続して襲いかかってきた快感からようやく解放されたコトナは艶っぽい息を吐きながらルージを見つめ、その勢いに任せた攻めを誉めてやる。
 そんなことなの言葉にルージは恥ずかしそうに前屈みになって俯くだけだった。その様子からコトナはルージのペニスがもう限界まで勃起して痛いくらいまで張り詰めていることを察する。自分の欲求不満も高まってきていたのでその大きくなったルージの肉棒を飲み込んだときのことを想像してコトナは震え上がる。
 「いいわ。そこに横になりなさい、ルージ・・・」
 「う、うん・・・」
 「ほら、ルージが愛撫してくれたおまんこ・・・すごいでしょう?」
 「うわぁっ、さっきよりビショビショですよ、コトナさん・・・」
 「ココに、ルージのちんこを挿入れるの」
 自分の我慢も限界に近づきつつあったコトナは艶っぽい笑みを浮べてルージに横になるように命じる。そしてルージの股座を跨ぐように立つと、その自分のびっしょりと濡れたヴァギナをルージに見せつける。ルージの愛撫に濡れに濡れたヴァギナからはトロトロと愛液が溢れ出し、糸を引くようにしてルージのお腹に垂れてゆく。
 そんないやらしい光景に息を呑むルージにさらに教え込むように、コトナはルージのギンギンに勃起したペニスを優しく握ると、その真上に自分の腰を移動させる。あふれ出した愛液がペニスに降り注ぎ、妖しく濡らして行く。そしてコトナはゆっくりと腰を落としてゆき、その先端がヴァギナに入り口に触れるくらいまで腰を落とす。
 「ルージ、良く覚えておきなさい。女の子の挿入れる穴はこっち。こっちじゃないからね?」
 「わ、わかりました・・・」
 コトナは指でヴァギナを割り開き、穴の位置をルージの教え込む。そんなことなの言葉に頷くルージの視線はコトナの妖しく光るヴァギナから背けることが出来なかった。痛いほどのルージの視線を股間に感じながらコトナはゆっくりと腰を落としてゆく。初々しい初物を食べる快感に胸躍らせながら腰を落とし、それを飲み込んでゆく。
 「んんっっ!!ルージのおちんちん、硬くて、太い〜〜〜!!」
 「うくっ!!コトナさんの熱くてきつい・・・」
 「うふふっ、まだまだこれからよ、本番は・・・」
 亀頭を飲み込んだところでコトナはその大きさに悲鳴を上げる。将来有望な肉棒の硬さと太さに喜びの悲鳴を上げると、ルージはその肉棒を締め付ける熱い肉壁の心地よさにこれまた悲鳴を上げる。肉棒の奥から精液が噴出しそうな快感に苛まれ、苦しそうな顔をするルージにコトナはまだまだ先が長いことを教える。そしてすぐに射精してしまわないようにペニスの根元を細い紐で締め上げ、そのまま腰を落としてゆく。コトナが腰を落とすほどにペニスは熱い肉壁に覆いつくされてゆき、その苦しみさえ伴う心地よさにルージはさらなる悲鳴を上げる。コトナの肉壁に包み込まれたルージのペニスはその心地よさに激しく脈動し、今にも暴発しそうだった。しかしその暴発は根元の紐が押さえ込んでしまう。
 「さぁ、ルージ。たっぷりと楽しみましょう?」
 「あああっ、コトナさん、コトナさん!!」
 ビクビクと脈打つ肉棒の感触に快楽に浸りきった表情を浮べたコトナはゆっくりとその腰を動かし始める。びっしょりと濡れたヴァギナはルージの肉棒を締め上げ、溢れ出した愛液はルージのペニスに絡みつき、空気を含んで白く泡立ってゆく。泡立った愛液はグチュグチュとイヤらしい音を奏で、その音に合わせてコトナの腰の動きは加速してゆく。
 「あああんっんっ!すごい、ルージのぶっといのが子宮の入り口をがんがんノックするの〜〜」
 「うくっ、あああっっ!コトナさん!!!」
 「あああんんっ、すごい!カリがビラビラを捲りあげて、擦りあげて!!もっと、もっと激しく突いてっっ!!」
 膝を立てて激しく腰を振るコトナは自分の膣の中を激しく出入りする肉棒の感触に酔いしれ、いやらしい表情を浮べてさらに腰を激しく振る。そんなコトナの望みにこたえるように下でコトナにされるがままに犯されていたルージの腰を振り始める。下から力を込めて突き上げると、コトナの子宮の入り口を激しくノックする。
 その強烈な突き上げにコトナはさらに淫らに悶え、腰を振り、ルージを犯してゆく。噴出した愛液はルージのお腹に飛沫となって降り注ぎ、締め上げられ、ヒダヒダが絡みついたペニスは何度となく悲鳴を上げる。しかし根元を締め上げた紐がその瞬間を許さず、どうすることも出来ない苦しみをルージに与え続ける。
 「コトナさん・・・もう、もう我慢でいない、我慢できないよ・・・」
 「もう少し、もう少し我慢して、ルージ・・・一緒に、一緒にイこう・・・」
 苦しさに悶えるルージは涙ながらに紐を解いて欲しいと懇願する。そんなルージに自分の限界も近いことを教え、コトナは体を倒してルージにキスを求める。ルージと熱いキスを交わしながらコトナはさらに激しく腰を振る。コトナの体が激しく揺れ、その大きな胸もタプタプと揺れてルージの胸に触れる。そんなコトナの限界を求めてルージはさらに激しく腰を突きあげてコトナを犯してゆく。
 「ルージ、そろそろ、そろそろよ・・・このまま膣内で出したい??」
 「コトナさんに、コトナさんの膣内で射精したい・・・」
 「いいの?今日わたし危険日よ??」
 限界に近付いたコトナは紐の端を摘み、それを解こうとする。その上でルージにこのまま膣内射精をしたいかどうかを尋ねる。このまま出せばどうなるかも教えておく。そのうえでの選択を迫る。
 そんなコトナの問いかけにルージは迷うことなく膣内射精を選択する。それがどんな結果を招き、ミィを裏切る行為であるか、分からないルージではなかった。しかしそれでもいまのこの快感を、このまま膣外射精して終わりにしたくない、そう思えて仕方がなかった。だからあえて膣内での射精を選択する。
 そんなルージの回答にコトナはほくそえむとゆっくりとじらすように紐を解いてゆく。そしてその限界にまで張り詰めたルージの肉棒をこれでもかといわんばかりに締め付ける。これまで我慢に我慢を重ねてきたルージのペニスはその締め付けに悲鳴を上げ、根を上げて、暴発してしまう。
 「ああああっっっ!!ルージ、ルージのあっついザーメンが・・・」
 「うくっ!ああ、止まらない、止まらない・・・」
 「あああんんっ、すごい、まだ止まらない・・・お腹いっぱいなのにまだ、まだ出てるぅぅ・・・」
 ビュクビュクと何度も何度も先端から熱い粘液を迸らせながらルージはコトナの子宮いっぱいに精液を注ぎこむ。コトナの子宮をいっぱいにしてもその射精は収まらない。お腹の中がいっぱいになる感触に味わいながらコトナは体の奥底から込み上げてくる快感に酔いしれる。酔いしれて、流されて、絶頂へと登りつめてゆく。

 「あああっ、ダメ、ダメ、ダメェェェッッッ!!!イっちゃうぅぅぅぅっっっ!!!」
 「うあああああっっっ!!コトナさん!!!」
 絶頂に登りつめたコトナは一際大きな悲鳴を上げて全身を震わせる。強烈な快感に身を委ね、体の心を焼くような快感に酔いしれる。絶頂に達したヴァギナは強烈に締まり、射精を続けるルージのペニスをさらに締め付ける。その最後の一滴まで搾り取るような締め付けにルージも悲鳴を上げる。強烈に締め上げ、小刻みに痙攣して刺激してくるコトナのヴァギナの感触にルージあっという間に登りつめてしまい、三度目の射精をコトナの膣内に注ぎ込む。
 「あんッ、ルージッたら・・・こんなに射精したら確実に妊娠しちゃうわよ?わたし・・・」
 ルージの射精が納まるのを待ってコトナは腰をあげてルージのペニスを自分のヴァギナから抜き取る。若さからかルージのペニスは未だに勢いを殆ど失っていない。ピクピクと震えながらその表面は愛液とザーメンにまみれ、妖しく光っている。そんなルージのペニスに力を完全に取り戻させるようにコトナは自分のヴァギナを開いてルージに見せ付ける。
 先ほどルージが大量に注ぎ込んだザーメンは膣道を逆流して膣口からドロリとあふれ出してくる。その妖しくもいやらしい光景にルージは思わず息を呑む。コトナを妊娠させてしまうかもしれないという恐怖よりもコトナを妊娠させても満足させてあげたい、その思いが心を支配してゆく。
 「コトナさん、もっと、もっとコトナさんの子宮に出したい・・・」
 「こんなにギンギンに勃起させちゃって・・・いいわよ、もっと出しなさい・・・」
 「ああ、コトナさん、コトナさん・・・」
 正直にコトナの膣内に射精したいと訴えかけたルージを誘うようにコトナは再び腰を落としてルージの肉棒を飲み込んでゆく。熱い肉壁に包み込まれたルージは獣のような声を上げて腰を振り始める。コトナもまた獣のように腰を振り、快感を貪る。二匹のケダモノが交わりあい、雄たけびを上げる。淫らな淫猥な夜はまだまだ続くのだった。




 「で?これはどういうこと??」
 「うふふっ、だ・か・ら・ね?」
 こめかみに青筋を浮かび上がらせミィは震える声で眼の前の2人を問い詰める。そんなミィにコトナはイタズラ娘のような笑みを浮べて答える。そのお腹はポッコリと膨らみ、新たな命を宿していた。そんなコトナの後ろではガラガは号泣している。が、ミィには関係のないことだった。怒りを必死に押さえ込んで眼の前の2人を問い詰める。
 「何でコトナが妊娠しているのよ!!」
 「だからミィを満足させた言ってルージがいうから実戦指導を・・・」
 「だからって、だからって・・・どうしてこうなるのよ、ルージ!!!??」
 「わんっっっ!!」
 怒りに震えるミィはコトナの言葉など耳に届いていなかった。ただ目の前の少年に怒りをぶつけて行く。が眼の前の少年はそんなミィの怒りの秘に油を注ぎこむかのようにコトナの足に擦り寄り、忠犬よろしくお座りの格好でコトナの側を離れようとはしなかった。その首にはご丁寧にも『るーじ』と名前の彫られた首輪がはめられ、それにつながれた鎖はコトナがしっかりと握り締めている。
 「まあ、こうなっちゃったからにはルージの責任は取るって・・・」
 「責任って・・・」
 「わたしのペット・・・」
 「!!!ルージの、ルージのばか〜〜〜〜〜〜!!!!!」
 お腹を擦りながら妖しく微笑むコトナはさらにミィの怒りを煽るようなことを口走る。その言葉にミィの怒りは限界にまで達してしまう。強烈な回し蹴りがコトナの足に擦り寄るルージの足頭部を直撃する。さらなる喧騒、ガラガの絶叫、ミィの怒号、ルージの悲鳴。ズーリの町は今日も騒がしい日々が続くのだった・・・




       終わり


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