蛍火氏・作
蛍火様による「大恐竜時代」のエロパロ短編です。 「大恐竜時代」は1979年に放映された単発アニメですが(原作・石森章太郎)、そのヒロインのレミちゃんが原始人たちにグチョグチョにされちゃって・・・・という読み切り作品になっています。 |
美少女レミは、一人はぐれてしまっていた・・・。 彼女は共感能力エンパシーを持つ数少ない人間の一人である。エンパシー、あらゆる生物の声に共感し話が出来る能力である。動物は勿論のこと、植物の意識なき漠然とした声も共感することによって理解が出来る。テレパシーよりさらに進化した能力である。 彼女は、その能力により、あらゆる生物の声を聴き、繁栄の為に環境破壊を続ける人間と云う種族の未来を憂いていた。 そんな彼女はある夜、不思議な声に導かれ、浜辺でやはり同じエンパシー能力者の少年ジュンと知り合う。そして、そこに現れた巨大なUFO、そのUFOこそが彼女とジュンをこの浜辺に導いた不思議な声の持ち主であったのだが、そのUFOの力により、何かを学ぶために大恐竜時代へタイムスリップさせられた。ジュンと、そしてそこにたまたま居合わせたレミの弟チョビとともに。 そして、今レミは、その二人からはぐれてしまっていた。 ひょんとしたことからであった。 イタズラ坊主のチョビが、またいなくなったのである。彼は自由気ままに行動をする。そのチョビを探しているうちに、ジュンともはぐれてしまった。 でも、あまり心配はしていなかった。共感能力エンパシーはあらゆる生物の声を聴くことが出来る。その声を頼りにすれば、ジュンともチョビともすぐ会えるだろうと思っていた。 「チョビ〜!どこにいるのー!」 レミはジュンとはぐれたことは気にせず、引き続きチョビを探していた。 ザワッと何か寒いものがレミの背中を走った。 「何かしら?」 周囲の植物たちがざわめいていた。緊張しているのだ。 「不安・・・緊張・・・、何かしら、この感じ・・・。」 植物たちが感じているその様子をレミは人間の言葉にしてみる。 「はっ!」 レミが振り返ると、茂みの中から数名の人影が出てくる。 「人?」 そう、それは太古の人類の祖先、原始人たちであった。動物の毛皮をまとって、腕には狩りに使うのか棍棒のようなものを持っていた。きっと、獲物を求めて狩に出た男たちであろう。彼らもレミを見て驚いているようだった。 「〇〇×△☆・・・!」 原始人の男たちの一人が何か喋っている。言葉の内容はわからない。でもレミにはその原始人たちの意識はエンパシーによってわかった。と云っても、文明がまだあまり発達していない時代である。文明人のようにクリアな考えでなく、混濁した意識ではある。 「困惑・・・自分たちに似たもの・・・不思議な恰好・・・あれは人・・・?」 レミは原始人の男たちの意識を認知する。 (どうやら私を見て、驚いているようね。) レミは少し安心した。原始人たちの意識がただ驚いているだけであり、敵意は特になさそうとわかったからである。 (でも、それなら何故草や木たちが、こんなに緊張しているのかしら・・・?) レミは知らなかった。自分たちと似て非なるものを見た際の動物の意識は、最初は驚きから入るが、一つ間違えばそれは恐怖になり、暴力的な行動に一変するということを。 心優しい植物たちは、そのことをレミに教えたかったようである。 「××△☆△・・・〇◆□××●―!!」 1人の原始人が突然叫び声をあげた。 「えっ!!」 今度はレミが驚く番であった。 「何?・・・驚き、不安・・・、恐怖!・・・攻撃?!」 レミは原始人の男たちの意識が変化していくのに、驚き、そしてレミ自身も恐怖に駆られた。その恐怖心を感じ取ったのか、男たちはいっせいにレミに向かって襲いかかってくる。 「い・・・いやあああああ!」 レミは悲鳴を上げ、その場にうずくまってしまう。恐怖が身体の中を駆け巡り、動くことが出来ない。男たちがそんなレミを押し倒す。 「やああ!!いやああああ!止めてえええええ!!」 レミは悲鳴を上げつつ、両手両足をふりまわし、男たちの手から逃れようとする。 赤いワンピースが、腰の辺りまで捲れあがる。 すらっとした形の良い脚と、一寸痩せたしかしスタイルの良い腰の辺りが顕わになる。 男たちの行動が一瞬止まる。 レミの顕わになった腰のあたりに目が釘つけになる。 「××■◆×●!!」 レミのエンパシーは男たちが自分のことを“女”だと認識したことを気付かさせる。そして、男たちがその瞬間何をしようと考えたかも、認知してしまう。 「い・・・いやああああ!!やだああ!それだけは!!」 レミはまだ年若い潔癖な少女である。男の生々しい欲望がどういうものか想像もできない少女である。認知したそのイメージは彼女にとり悪夢でしかなかった。 レミは何とか男たちの手を振りほどき、そこから逃げ出そうとする。必死に体を起こし立ち上がり、男たちの手から逃れ、駆け出す。 「×××!!!」 男たちはレミが自分たちを恐れているのに気付いていた。この人間らしきものは自分たちに危害を加える力を持っていない。それどころか自分たちの欲望を満たせられることのできる“女”らしい。言葉にすればそんな意識を持っていた。 男の一人が、逃げ出したレミの下半身にタックルをかける。 「あっ・・・!ああああ!!」 悲鳴とともにレミの身体が地面に引き倒される。 レミは近づいてくる男たちを見る。 (自信・・・欲望・・・女・・・犯したい!?) レミのエンパシーは、男たちに湧き上がってきているその欲望を先程よりリアルに認知してしまう。 「や・・・、お願い、それは止めて・・・。」 レミが男たちに訴えかける。しかし、相手は原始人であり言葉は通じない。その上レミのおびえる表情は、男たちの嗜虐心を強めることにしか役立たなかった。 レミにタックルをかけた男が彼女のワンピースの中に手を入れる。そして彼女の女性の部分を守っている薄い下着に手をかける。その下に男たちが求めるものがあることを理解していた。 「ひい!」 レミの抵抗も虚しく、彼女の履いていたショーツはあっと云う間に脱がされてしまう。捲れあがったワンピースの下には彼女の女性自身が密やかに閉じて存在した。男たちの視線がそこに集まる。 「▲××●■×!!」 原始人はレミの存在が自分たちと同じ種族の“女”と確信する。 「いやあああ!見ないで、見ないで!!」 レミは涙を振りまきながら、男たちの視線から逃れようと体を丸める。 気付くと男たちは体にまとっていた毛皮を脱ぎ捨てていた。全裸の男たちの股間には、生命力溢れる男自身がいきり立っていた。 「は、あああ・・・。」 レミは初めて見る男たちのそれに恐怖する。 (あ・・・あれ・・・あれが・・・男の人の・・・!!あんなものが・・・!!い、いや!!) レミは知らなかった。野性の中で暮らしている原始人たちは、レミの時代の文明人より体格が良く男性自身も巨大であったことを。 先程、レミの下半身から下着を奪い取った男は、初めて見るその下着と云うものに興味を持ち弄り回していたが、それにも飽き、下着を捨て、レミに近づいてくる。 レミは恐怖で動けない。体が震え、歯もガチガチと鳴る。 男はレミの膝頭を掴み、その脚を左右に開く。レミの大事な部分が男たちの前に再び露わになる。未経験のそこは恐怖のため濡れることもなく口も閉じたままであった。 男はそんなことは構わず自分のモノを閉じたレミの女性自身にあてる。 「ああ・・・いや・・・。」 レミは恐怖におののく。身体はいうことをきかない。 「だめ・・・やめて・・・。」 声を絞り出すだけで精一杯である。 男はレミの腰を掴み、自分の方に引き付ける。 「う・・・!?あああ!!!やあ!・・・いたっ!!」 レミは自分の股間に激しい痛みを感じる。 男はそのままグイッと腰のモノをレミの中に挿入する。 「つうううう!!いたああいいいいいいい!!!」 レミが悲鳴を上げる。 その股間からは初めてを現す血が流れる。 レミは自分のそこに杭を打たれたような激しい痛みを感じていた。頭の中は真っ白になり、ただ悲鳴を上げ痛みに耐えるしかなかった。 「やあああ!!やだああああ!!いたあいいいいい!抜いてええ!抜いてええええええ!!!」 男はそんなレミの様子に構わず、下半身をリズミカルに動かし始める。 「はああ!!!いたあいいいい!!止めてええ!!止めてえええええ!!」 濡れていないそこに巨大なものを挿入されているだけでも激しく痛いのに、それを激しく動かされると更なる痛みがレミの全身を覆い尽くす。 「だめ!だめだめだめえええ!痛いのおお、抜いて!!抜いてえええええ!!」 男のその行動にはテクニックと云ったものは全くなかった。女を気持ち良くさせようという心の動きは全くない。そのような意識は文明人だけのモノであり、男は本能に従って激しく腰を動かすことしか知らなかった。 レミは涙を振りまきながら男から逃れようと暴れる。でも彼女の腰はその一点で確実に押さえつけられており、か弱い少女の力では逃れることは出来なかった。 「はああ!だめええ!!助けてええ!あああ…お母さんんん!!!」 男の腰の動きが早まっていく。射精感が近づいて来ていた。 「い・・・いやあああ!!だめええええええ!!死んじゃう・・・死んじゃううううう!!」 更なる激しい痛みにレミは悲鳴を上げ続ける。 と、次の瞬間男はレミの中ではてた。 「・・・あっ、あああああああああ」 レミは自分の身体の奥で熱い迸りが注がれるのを感じる。 男の生命力溢れる白濁液がレミの身体の奥を満たしていくのを感じ取る。 (こ・・・これが・・・酷い・・・酷い・・・・・・・・・。) レミは本能で身体の奥に注がれたものが何であるかを認識していた。 (いや・・・・・・ああ・・・私・・私・・・・・ああ・・ジュン助けて・・・・・・助け・・・。) そう感じた瞬間、レミは正気に戻る。 (だめ!ジュンには・・・ジュンには知られたくない!!) レミはこれまで特定の男性に対して心惹かれることはなかった硬い少女である。しかし、この時間旅行の中で知り合ったジュンは、レミと同じくエンパシー能力者であり、同じような憂いを共有しており、彼女にとり心許せる少年になりつつあった。 (だめ・・・それだけは絶対にだめ・・・。) エンパシー能力者であるジュンは、レミに生じた変化を敏感に感じ取ってしまう可能性が高かった。でも、少女として耐えがたいこの屈辱を、自分が好意を持つ少年には知られたくなかった。知られるぐらいなら死んでしまいたいと感じた。 (だめよ・・・ジュンに・・・ジュンに知られては・・・。) 放心状態の中、レミはそんなことを感じていた。 己の欲望をレミの中に放出した男が、彼女から身体を離す。 レミは長い痛みとの戦いで精も根も尽き、身体を動かすことさえできなかった。 (・・・ああ・・・終わった、やっと終わったのね・・・・。) でも涙は止まらなかった。レミは地面に仰向けに倒れたまま、泣き続けていた。 と、今度は別の男が近づいてきていた。 彼はレミの腰を掴むと、彼女を今度はうつ伏せにひっくり返す。 (・・ええっ!・・・何・・・?・・・まだ・・・??) 男はうつ伏せにしたレミの尻を持ち上げ、彼女を四つん這いにさせた。 そして、血と精液が溢れだしている彼女の女性自身に、自分のいきり立つ分身を挿入し始める。 「・・・はあ!!!・・・だめ!あっ・・・いたっ!!!」 レミの股間を再び激しい苦痛が襲う。 「・・・んんんんんんんん!!だめえええ!もうやめてええ・・・・・。」 先程の性交で精根尽き果てているレミは、もう抵抗する力もなく、ただ涙を流しながらか細い悲鳴を上げ、痛みに耐えるしかなかった。 「・・・抜いて・・・抜いて・・・お願い・・・・・・はっ!はああああ!!!」 体位が変わったせいか、先ほどより男のモノが彼女のさらに奥まで侵入してくる。 「だめええ!!いやああ!やめてええ!抜いて!抜いてえええ!!」 男が激しく腰を動かし始める。破瓜の血と先程の男の精液が潤滑油になり、痛みは多少和らいでいるが、それでもレミには十分すぎるほどの激しい痛みを与え続けていた。 男がレミの腰を思いっきり自分の方にひきつける。男のモノがレミの身体の奥深くまで入り込む。 「ひ!ひいいいいいい!」 レミが断末魔のような声をあげる。痛く、苦しく、彼女は酸素を求め口をパクパクさせる。 男はそんなレミに構わず激しく腰を打ちつけていく。 「!!ひ!ひいい!!・・・・・いいいいいいい!!!」 レミの悲鳴はもう言葉になっていなかった。 抵抗も出来ない。ただ男の為すがままにされている。 「はあああ!ああ!いい!・・・ひゃあああああああ!!」 やがて、男の腰の動きがさらに激しくなる。射精が近づいて来ていた。 「あああああ!だああああめええええええ!!!」 レミの本能はそれを感知していた。 その瞬間、男はレミの体内深くに精を吐き出していた。 「はああ!!・・・ああああ・・・・あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・。」 レミは再び自分の奥底が男の精で満たされるのを感じ取っていた。 (・・・ああ・・・また・・・・・いやああああ・・・気持ち悪い・・・・。) 涙が溢れた。 男が身体を離すと、レミは仰向けに倒れ込んだ。 もう身体を動かす力は何も残っていなかった。 (・・・もう・・・嫌・・・・・・終わり?・・・終わったのよね・・・。) レミの可愛らしい赤いワンピースの内側が、彼女の血と男たちの精液で汚れていた。 (もう、終わりよね・・・。) 次の瞬間、彼女の目が見開かれる。 その瞳には腰のモノをいきりたたせた別の男が近寄ってくる姿が映っていた・・・。 それから、どの程度時間が経ったのだろう。 いや実は対して経っていないのかもしれない。 レミは放心状態のまま、茂みに横たわっていた。 (だいじょうぶ・・・?) (だいじょうぶじゃないわよね・・・?) (だから、あの時逃げて欲しかったの・・・。) レミの脳裏には心優しい植物たちの声がこだましていた。 原始人の男たちは、それぞれレミを一回ずつ貫いただけで満足し、その後は特に関心も示さず彼女を置いて去っていた。彼らは本能としての欲望は強いものの、現代人に時折あるような偏執的な執着心はなかった。その場の自分の欲望を満たせればよかった様であった。しかし ながら、数名の男たちに代わる代わる犯されたレミのショックは激し過ぎるものであった。 (・・・酷い・・・どうしてこんな・・・。) レミの意識がだんだん戻ってくる。股間にはまだ異物が挿入されたままのような感覚と痛みが残っていた。 (これも・・・これも・・・私たちが学ばなければいけなかったことなの?・・・) UFOによってこの時代に連れて来られたレミは、UFOの意図がわからなくなっていた。 再び涙が出てきた。 取り返しのつかない、取り返しのつかない出来事が起きてしまった、そんな気持ちがレミの心の中を占めていた。 「おーい、レミー!!」 「お姉ちゃーん!」 遠くからレミを探すジュンと弟チョビの声が聞こえてきた。 その瞬間、電気が入ったかのように、レミは覚醒する。 飛び起きて、近くに落ちている下着、先ほど原始人の男に脱がされたショーツを拾う。 (だめ、ジュン、まだ来ないで!・・・あなたには、あなただけには知られたくない!) レミはポケットの中にあったティッシュペーパーで自分の汚れた女性自身を拭きとり、ショーツを履く。 立ち上がり、ワンピースについた土を払う。 「あっ!レミ!」 「お姉ちゃん!!」 ジュンとチョビが立っているレミを発見する。 「どうしたんだ?心配したよ。エンパシーにも反応していなかったし・・・。」 ジュンが心配そうにレミに聞く。 その途端、レミの瞳に涙が溢れだした。それまで必死に押さえていたのに、やはりジュンの顔を見た瞬間、気持ちが怒涛のように溢れだす。 レミは自分の身体をジュンにあずける。そしてジュンの胸の中で声を殺しながら泣く。 「レ・・・レミ・・・。」 ジュンが驚く。 「・・・ごめんなさい・・・。しばらくこうさせていて・・・。」 レミが呟く。 ジュンには何かはわからないが、レミに言葉に出して云いたくないような何かが起こったことは感じ取る。ただ云いたくないようなことは、聞かない方が良いと思う。 「お姉ちゃん・・・。」 普段なら何事も茶化すいたずら者のチョビも、姉に何かがあったのを感じたのか大人しくしている。 ジュン、レミ、チョビの3人の時間旅行はまだ続く・・・。 完 |