エム対チョウマ・帝王チョウマの章・第一話


 2023年10月24日。
 某超高層ビルの最上階の大部屋の椅子に二十代前半のブロンドのメッシュをした男が座っていた。
(くくく…ついにやったぞ。この俺チョウマは復活し、あいつを蹴落とした後で名実共々ガンダムシリーズの帝王になったんだ!)
 彼はその時のことを回想した。



 それは2022年7月10日のDMMの世界の某河原でチョウマが倒れている時だった。
(おかしい……過ちだ。間違っている……! オレはガンダムシリーズの主人公……チョウマだぞ。この身に流れる血の尊さが……分からないというのか!? コウトやクロゲの大うつけやエムの狡猾なヘタレめが……。
揃いも揃ってオレの言葉に耳を傾けようともしない! 畜生ども……畜生ども! ……だというのに、ああ。死の足音が、着々と迫ってくる。だが……諦めはしない。果たすことはできなくても……この願いは潰えぬぞ。
オレのこの願い……だけは……)
と、思った瞬間二十代前半のブロンドのメッシュをした男もといチョウマは目を覚ました。
(……ん? なぜ……オレは生きている? あの大うつけと相打ちになり……。全てが終わった……そのはずだ。確かなのは邪魔者を排除し、ガンダムシリーズを支配したいその気持が際限なく広がっていく)
 そして彼は何故かガンダムシリーズを覗き見る。
(オレのいない世界は……なおも進んでいく。小競り合いを繰り返しながら失墜し、迎合し……。無数に存在した勢力が徐々に数を減らしていく。直にガンダムシリーズは一つに結束するのだろうか。それこそが……
ガンダムシリーズが進むべき、正しき道筋なのだろうか)
 それをみたチョウマは笑い出した。
(……否。断じて否。何がガンダムシリーズでのファン同士の議論……何が決着。何が太平だ? 間違っている。今の世は過ちだらけだ。 憎い……憎い憎い。此世の全てが憎い!! 悪しきガンダム作品も認め、謳歌する畜生どもに災厄を……災厄を!)
 すると、ファンから不評の「ガンダムAGEの世界」と書かれた球体に隕石が落ち、爆発した。それを見たチョウマは喜んだ。
(これは……何だ? どういうことだ……? 燃える、燃えていく。悪しきガンダム作品が)
 そしてある事に気付いた。
(……む? なんだ……これは。この手触りは……石? いや……珠か? 凄まじい力を感じる。此世のものとは思えぬほどの……。これは……いつからここにあった? ふふ…ふふふ、ふふふふ……。
いや、もう思い悩むことはあるまい。これは運命……あるいは、オレの力が手繰り寄せた奇跡。この珠があれば、全てが意のままだ。さあ、行こう。新たな世の始まりだ。壊していこう……正していこう。
此世が犯した過ちを、塗り替えよう!)
 チョウマはそう思うと、DMMの世界の某河原を後にした。



 2022年11月27日。
 チョウマは「ガンダムジオラマフロント」の世界の上層部近くに降り立ち、その防衛網を強引に突破すると金髪碧眼の美青年のもとに向かった。
「エム・シーナリー、久しぶりだな」
「お…お前は!?」
 エムが答える前にチョウマは右手の念動力を放って彼を吹き飛ばした。
「俺がいないのをいい事に好き勝手やってくれたな! その上、ゲスリーナに絵まで書いてもらいやがって!」
「さ…最後はどうでもいいだろ…」
 エムのツッコミにチョウマは逆ギレした。
「今の俺は帝王チョウマだ! 帝王である俺の威厳溢れる絵をゲスリーナは書いて然るべきだ」
「訳わからん…」
 エムは気を失った。



 エムが目を覚ますと、目の前にチョウマが嬉しそうな笑みを浮かべて椅子にふてぶてしく座っていた。
「気がついたようだな、エム」
「ここは総帥の部屋。チョウマ、総帥はどうした!?」
「彼には退場してもらった。あいつには用はないからな」
 激昂するエムだが、チョウマの念力に束縛されて身体が動かない。
「では始めるか、エム・シーナリー。俺の名を言ってみろ」
「チョウマ…」
 エムの至極まっとうな答えにチョウマは笑った。
「そう答えると思ったよ、エム」
「どう答えればいいんだ?」
「それでいい。そうじゃなければ楽しめないからなァ」
 チョウマは指をパチンッと鳴らした。すると、その音に誘われて彼の前の空間がグニャリと歪んで何かが姿を見せる。それを見たエムは驚きで目を見開いた。その何かとはエムが愛した女性であるエマ・シーンであるからだ。
「そこで見ているがいい。俺の女に手を出したらどうなるか思い知れ。そして呪うがいい、己の迂闊さを」
 チョウマはそう言うと、エマの唇を奪った。そして、己の舌で彼女の舌を無理矢理絡めることで存分に楽しむと、唾液を彼女の喉に流し込んだ。チョウマは彼女が飲み込んだのを確認すると口を離した。
「では、かの有名なエマ・シーンの全裸を拝ませてもらおう」
 チョウマはわざとらしくそう言うと、彼女の服をゆっくり丁寧に脱がして裸にした。
「おお! 流石ガンダムシリーズで人気ヒロインの一人だけのことはある! エムが手を出したくなるのもよぉく分かる! 次にエマ・シーンのおっぱいを味わわせてもらおう」
 チョウマはエマの乳房を揉んだ。
「いい、いいおっぱいだぜ、エマ」
 じっくり揉みしだく内にエマの呼吸が乱れてきた。
「や、止めろ!」
「分かった、分かったよ、エム。おっぱいを揉むだけじゃ芸がないからな。お前のご要望に応えてかの有名なエマ・シーンが俺の女であることをお前に証明してやろう」
 チョウマはズボンを下着ごと脱ぐと、肉槍を取り出した。そして、エムに見せつけるかの如くエマの秘部に男根を侵入させる。
「はあぁ…。気持ちいい、気持ちいいぜ、エマ・シーン。さあ、始めるぞ」
  チョウマは腰を動かし始めた。その度にエマの口から悲痛な声が上がるが、チョウマは気にしない。これまでなら腰を早く動かして腟内射精するのだが、今回はエムになるべく長く見せつけるために敢えて早く動かさない。その内に彼女の秘洞から徐々に愛液が染み出し始めて、腰を打ち付ける音にも水音が混ざり始めた。
「いい音がしてるぜ、エマ・シーン。やっぱり俺じゃないと満足できないよなァ」
 エマはその言葉に涙を流しながら首を懸命に振って拒絶する。そしてとうとう絶頂の時が訪れた。
「中に出すぞ」
「や、止めて!!」
「そう言うな、エマ・シーン。俺の熱い想いを子宮で素直に受け止めろ!!」
 チョウマはエマの腰をしっかり押さえ込み、限界寸前の肉棒を奥深く突き入れた。そして彼女の中に大量の欲望液を放出した。
「イ、イヤあぁぁッ!!」
 エマは悲鳴を上げ、エムは愛する人を救えないことに涙する。
「さあ、エマ・シーン。お前の恋人とお前の主は誰だ?」
 チョウマは肉棒を引き抜くと、エマに優しく問いかけた。
「両方ともチョウマ様、あなたです。これからも私を可愛がって下さい」
 その答えにチョウマは勝ち誇った表情をエムに向けて言い放った。
「聞いたか、エム。エマ・シーンはお前の女ではない、俺の女だ!」
「ふざけるな、チョウマ! エマを何らかの力で洗脳させておいてよく言うよ」
「寝取りヘタレがいっちょ前に吠えるな。耳障りだ」
「何だと!」
 気色ばむエムに、鬱陶しそうな視線を向けたチョウマだが、すぐに何かを思いついた表情を顔に浮かべた。
「そいつは悪いことをしたな、エム。俺とエマのラブラブを見て寂しくなったか。お詫びにその寂しさを埋めてやろう」
 チョウマはエムにそう告げると、指をパチンッと鳴らした。すると、その音に誘われて彼の前の空間がグニャリと歪んで一人の少女が姿を見せる。その少女はチョウマを見ると、彼を睨みつけた。
「エムにネーナ・トリニティよ、お互いに愛し合って寂しさを埋めるがいい。俺はエマと愛し合っている内にな」
 チョウマは嬉しそうに言うと、エマは彼の逸物を嬉しそうに咥えた。エムとネーナは当然拒否したかったが、チョウマの力により強引に互いの身体を密着させた後、唇を触れ合わせ、舌を絡めあった。
 それから、しばらくしてエムは口を離すと、ネーナの服を脱がせ、裸にした。
「いいおっぱいをしているよ、ネーナ・トリニティ」
「嬉しいわ、エム」
 ネーナは微笑んだ。当然エムとネーナは強制的にふざけた言動をさせられているため、チョウマを憎悪している。
「ネーナ、好きだよ」
「あたしもよ」
 エムはネーナの乳房を揉みつつ、右手の人差し指で左の乳首を触り、右の乳首を唇で吸った。すると、ネーナの呼吸が乱れてくる。
「エム、私…あなたと一つになりたい」
 ネーナの願いにエムは頷き、ズボンを下着ごと脱いで、逸物を取り出した。そして、彼女の秘部に押し当て、一気に膣を貫いた。
「一つになれて…嬉しい」
「いくよ、ネーナ」
 エムはネーナと目を合わせた後、腰を動かした。その度にネーナは喘ぎ声を上げる。エムの腰の動きは徐々に早くなり、絶頂の時が訪れた。
「中に出すよ」
「お願い、エム。私の中をエムので一杯にして!」
 エムはその言葉に頷くと、ネーナの膣内に大量の精液を放出した。その後、彼女と共に快楽の余韻に耽った。そんな彼らに対してチョウマは唇の両端を吊り上げた。
「エム・シーナリーよ、お前のネーナ・トリニティとのラブラブっぷりをカメラに撮らせてもらった。ガンダムジオラマフロントに出て来ない女との性行為は禁止されているのにしたということにより、お前は主人公の地位を剥奪、世界は滅亡したも同然。そして死刑になってもらうぞ」
 こうして2022年11月27日に『ガンダムジオラマフロント』の世界は滅んだ。



 元『ガンダムジオラマフロント』の世界を自分が帝王である世界に作り変えたチョウマは自らの姿と縄で拘束されているエムの姿をあらゆる機器を使って投影した。当然、エムがネーナと性行為した場面もだ。
「聞け、司令官達や民衆共!」
 囚われのエムの前に立つチョウマは大きな声で言い放った。
「エム・シーナリーは見ての通りガンダムジオラマフロントに出ていない悪女と凌辱ならまだしも和姦という主人公としてあるまじき大罪を犯した! それにより彼は辞職、よってこの世界はこの俺帝王チョウマとして支配する!」
 彼の言葉に人々は野次を飛ばした。訳のわからないことを言うなと。しかし、チョウマは動じない。
「今にわかる。そしてお前達はガンダムシリーズのキャラクターと共にこの俺帝王チョウマの前に跪くであろう!」
 言い終えた後、チョウマは高笑いを上げた。



 チョウマはそこまで回想終えると、立ち上がった。
「今日はエム・シーナリーの処刑日だったな。その前に楽しみがあるからそれをしてからするとしよう」
 そう言うと、どこかへと向かうのだった。














『あとがき・キャラ紹介など』



〇 エム・シーナリー

 私作者イタチグレイのオリジナルキャラクターで年齢21歳。
 「ガンダムジオラマフロント」の主人公だが、チョウマに敗れたために主人公としての地位を剥奪による『ガンダムジオラマフロント』滅亡を招いた挙げ句、エマ・シーンを彼に寝取られた上に好きでもないネーナ・トリニティと強制的に性行為させられて現在受難中。
 早い話が、『ガンダムジオラマフロント』が2022年11月27日にサービス終了した言い訳回。




〇 チョウマ

 私作者イタチグレイのオリジナルキャラクターで年齢25歳。
 ガンダムシリーズ支配の妄念で蘇った諦めの悪い上にこのサイト『最低のオリ』に対して喧嘩を売った挙げ句ゲスリーナ様に自分のイラストを書いてもらったことを根に持つ器があまりにも小さく身勝手極まる男。エムからエマ・シーンを寝取り、彼をネーナ・トリニティと強制性行為させて『ガンダムジオラマフロント』を滅ぼした後、元『ガンダムジオラマフロント』の世界の拠点で帝王チョウマと自称する。




〇 エマ・シーン

 この作品ではエムの恋人設定だが、チョウマに洗脳されて彼の女兼専属パイロットになる。




〇 ネーナ・トリニティ

 『機動戦士ガンダム00』のキャラクターの一人。主人公が所属するテロ組織『ソレスタルビーイング』の薄っぺらさを誤魔化すために民間人を襲撃する罪を背負わされた。

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