「はうっ〜ん。うう〜んっ」
今、ジーン討伐軍所属のコトナ・エレガンスはボロボロの着衣のままで、その身体を前と後ろから屈強な男たちの筋肉に挟み込まれていた。
深い森林の中のディガルド武国軍前哨基地。基地といっても数個のテントをはったキャンプである。しかし中距離支援型キャノン砲装備のバイオゾイドが複数機配備されていたのだ。
(しまった! なんてドジっ!!)
ガガーッン!
飛行型ゾイド・レインボージャークで偵察飛行中のコトナは、森のなかに散って巧妙に隠れていたバイオゾイドに集中砲火を浴び、撃墜されてしまったのだ。
(う、イタタ。……か、……身体が動かせない)。
平衡感覚も回復していないようだった。グルグルと世界の天地が回っているように感じられる。レインボージャークで乱気流に突っ込んだ時のような感覚だった。
「やっと気がついたようだぜ。このオンナ」
墜落の衝撃で脳震盪を起こしたコトナは、意識が覚醒する前に完全に武装解除されていた。全身に潜ませた暗器も、ディガルド兵士の装備した金属探知機によって、ことごとく排除されてしまっている。
ガガッ! ピー、ピピピッ!
「……殺さなければ良いそうだ」
感度の悪そうな無線装置に向かっていた男は、下卑た笑いを浮かべると、ピクリとも動かないコトナの身体に荒々しく手を掛けた。
「ぐうゅっ! ひぃぎっ!」
野外で月明かりに照らし出され、コトナ・エレガンスのしなやかな肢体が弓のように仰け反る。
その胸で、天を指す双つの乳房をすくい上げるように、コトナの背後からゴツイ男の掌が回される。
グイっ! モミッモミッ!!
「はうぐっ!」
板のような掌が、布地越しにコトナの乳肉を掴み、その指先が乳首をまさぐり摘み上げる。
ギュウッ! シコシコッ!!
「ぐひひ、感じてやがるぜ。このオンナ!」
ミニスカートの裾をまくり上げ左右に大きく拡げられた脚の間では、ずらしたショーツの隙間から、疲れを知らない図太いペニスがコトナの女孔を貫いている。宙で足掻くロングブーツの爪先は地面に届いておらず、コトナの身体は男のペニスで空中に突き上げられ、祭りの神輿のように強引に揺さぶり立てられた。コトナのヴァギナの襞を、男の亀頭がこすり立て、柔らかい襞のひとつひとつを掻き立てながら、最奥に秘められた子宮口を突き上げる。
「はうっぐぅ!」
(奥に、奥まで届くうっ!)
後ろから鷲掴みにされたコトナの豊かな乳房は、大きく「の」の字にこね回され、熱い汗がびっしょりと服を濡らしていた。根本から絞られるようにされた乳房全体が、トクントクンと心臓の鼓動を拡大してコトナの身体感覚で主張を大きくしはじめる。
ギュ! ギュィ! モミッ!! モミィッ!!
(やめてぇ。私、オッパイ弱いのぉ! 弱いのにっ!)
紅く濡れたように光り、半開きになった唇を塞ぐように、男の唇が吸い付き、そのザラザラの舌が、コトナの口中をしゃぶり回して、舌をからめ取った。
「うぐふぅ〜っ!」
激しくペースを上げはじめたピストン運動に追い上げられ、コトナの意識は白熱化する。情け無用の節くれ立った剛直がヴァギナの中に満ち溢れ、子宮内までにも押し入ってくる。下腹の「熱さ」が、ヘソの裏側へと決壊し流れ込んだ。
「いやあっ! 子宮っ! そこは子宮ぅ〜っ!!」
男の亀頭が、ボコンと子宮口をくぐり抜け、雁首の部分が狭い子宮口へと引っかかる。
「へへへ、二本挿しいくぜぇ!」
コトナの胎の中までそのペニスで串刺しにした男が、両腕でコトナの身体を強く引き寄せた。
「なにっ? なにをするのぉっ!」
ピトッ!
「オレにも入れさせろ!」
太い剛直に擦り立てられるコトナの女孔の直ぐ後ろ、蟻の戸渡りと呼ばれる部分に、新たなペニスの先端が押し当てられ、強く強く前へと押し込まれる。
「イヤっ! イヤぁ!! そんなっ、2本も入るワケないっ〜!」
「おらおらっ!」
そのペニスの侵入が、コトナのヴァギナを縦方向に無理矢理に引き延ばしてしまう。女孔の下側に生じたわずかな隙間に、新たなペニスの亀頭部が強引にネジ込まれていった。
ミリッ! ピチピチピチッ!
「ひひいいいいっ! ひいいぃー! ひぐっ!!」
紅く腫れ上がったコトナのヴァギナの襞をまとわりつかせながら、もう1本の猛り狂った剛直がミシミシズルリと押し込まれる。コトナのヘソの直ぐ下、白いすべやかな下腹が、内側から押し上げられポコンと膨れ上がった。
ミシ、ミシ、ミシッ!
「あ! あっ! アっアっ!!」
眼を大きく見開き、だらしなく口を半開きにしたまま、コトナは声を上げる。まるで太い丸太を股間にハンマーで打ち込まれているような感覚に、身じろぎすることもできない。
「いやあっー! いや、いやぁー!」
ジュボッ、ジュボッ!
下腹の膨らみが、男たちのピストンに合わせて上下する。コトナの狭いヴァギナの中を、2本の剛直が交互に上下していた。引き抜かれ、繰り出され、子宮口を交代で貫通し、交代で子宮の内部にその亀頭部を満たす。
「アっ、アががっ! ひゅーっ! ひゅーっ!」
ジュボッ、ジュボッ! ビシャ! ビシャッ!
熱い体液がしぶく。コトナ自身は自分のヴァギナが裂けて出血しているのだと思っていた。それほどの激痛だった。
ジャブッ! ジャブッ!!
いつしか身体の最奥でも子宮粘膜が湿った音を立てている。コトナの身体自身が、その異様な状況下で精一杯女性器を保護しようと、無意識下で目一杯の愛液を分泌しているのだ。
ビシャビシャ! ビシャ!!
「潮を吹きやがったぜぇ!」
濃厚なメスの臭いのする愛液が、コトナのヴァギナに満ち満ちた、2本のペニスの隙間から勢いよく吹き出す。
「へへへ、スベリが良くなったな!」
そのメスの臭いに、男たちはさらにペニスを怒張させ注送を激しくする。
「ひくっ! ひくっ!!」
コトナには、もう数時間も経過したように感じられていた。身体の底が壊れそうなぐらいに責め立てられ続けている。
(いやぁ。また、イクッ! イカされる!! イキすぎて何も考えられない……。もう、やめてぇ)。
「いくぜぇ!」
男たちの手が、コトナのプリプリと張った腰に回され、汗に濡れそぼった尻肉をガッチリと掴んだ。
「い、いやあ。もう、ゆるしてぇっ!」
仰角をつけて大きく突き上げられた二本の肉棒は、とどめとばかりにコトナの最奥である子宮の奥をそろって直撃した。
ブリュリュ!
子宮口を2本の剛直がくぐり抜け押し広げる。
「ガハっ、ガハあっ、はっぎぃ〜ん!」
灼熱の血の味が下腹を中心にズンと拡がった。限界を越える人外の交わいに、コトナの内臓は思わず限界まで男たちの肉棒を喰い締めた。括約筋を震源地とし、コトナの全身の筋肉が雑巾を絞るように捩れていく。
「はぎぃ、はぎぃはぎぃはぎぃ、ひくっ! はひん、はひん……」
「おわっ、こりゃあ、すごい締め付けだぜ!」
(かはっ、はっ、はあっ。息が、……出来ない)。
コトナの心臓が悲鳴を上げていた。だらしなく涎が顎を伝い、全身をさざなみの様な痙攣が走り抜けると、眼球がクルリと反転する。身体の底から鋭い錐のような感触が脳天に突き上げてくる。口中には鉄の味が広がった。手足の先が氷のように冷たく痺れていく。突き入れられたままの強姦者の図太い肉棒だけが、灼熱の体温の塊として感じられた……。
「どうだったい? オレは満足だ」
グッタリとしたコトナのヴァギナから、ヌルリと逸物を引きずり出しながら男が言った。
「まだまだだな。締め付けはキツイが、なんというか、……エレガントさに欠ける」
コトナの白い太ももに手をまわし、名残惜しそうにこね回していたもう一人の男はおどけて言う。
「くくっ、なんだよ、それは。じゃあ、約束通り「ソラ」の連中に引き渡すか。…もったいないけどな」
気絶したままのコトナの身体が、ヒクヒクと痙攣し、ドプドプとそのヴァギナから男たちの注いだ大量の白濁液が吐き出される。周囲にオスとメスの放つケモノじみた臭いが立ちこめていた。
「う、ううっ……」
明け始めた群青の空の彼方から、やがて音もなく小さな光点が舞い降りてきた……。
おしまい
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