MARS-G(まるす・じー)氏・作


 MARS-Gさんによる「さよなら絶望先生」のショートエロ作品です。

 内容については、
MARS-G様御本人によるコメントをどうぞ↓

 MEMO
かなり好きなんです「絶望先生」。普段はハーレムものに「ケッ!」とか言って見向きもしないんですが、「ああ、ハーレムものの楽しさが解かった気がするよ♪」なのです。友人には「ソレ、微妙に違うから!」と突っ込まれましたが(笑)。設定やキャラなど意図的にズラしてありますので御目溢しを〜。あー、千里ちゃん良いなあ(包丁で刺されたい♪)。


 身体中に寒さを感じてアタシは目を覚ました。寒い上に、身体のあちこちが痛い。
「なっ、なによコレぇ!!」
 真っ暗な学校の教室の中、自分の机に腹ばいになったアタシは両腕両脚を机の脚に縛り付けられていた。
「タカシ?」
 ジタバタともがくうちに、暗闇に眼が慣れていき、アタシはすぐ眼の前に長々と伸びているタカシに気がついた。
 ……アタシのモトカレだ。
「目が覚めた?」
 視界の外で声がした。女の声だった。
「振った男を使ってエグイ事するもんよね。」
 そう、アタシはモトカレのタカシを呼び出して、あることを依頼した。
 ……イマカレ、ひとりの男をめぐって争っている同級生を強姦して犯してくれと頼んだのだ。
「キリのヤツねっ! アイツに頼まれたのっ!?」
 きっと、返り討ちにあったか、先手を打たれたんだ。タカシのドジ野郎っ!
 床に伸びるタカシを睨んで心の中で吼える。ホント使えないヤツ!!
「誰にも頼まれてなんかいないわよ。」
「じゃあ、ナンだってゆうのさ!」
 女の手がアタシのスカートを大きく捲り上げた。下着を引ん剥かれている!?
 冷えた外気が直接、お尻に当たっていた。
「あなたみたいな“ケツの穴の小さいヤツ”を見ると、お仕置きしたくて、
 …したくて、……したくて! ………したくてっ!!」
パシーンッ!
「イテーっ!」
 平手でお尻を叩かれて、アタシは悲鳴を上げてしまう。
「……お仕置きしたくて堪らなくなっちゃうの。」
 眼の前に、ブランと黒いゴムホースのようなものが突き出された。
 大人のオモチャのたぐいだとスグにわかった。
 カリ首や、イヤらしいイボイボが付いている。
「……エグイのはどっちよ」
スコ! スコスコ!!
 そのエゲツないシロモノから生えているレモン大の空気ポンプを、
女の手が握り潰していくと、真っ黒いゴムチンポがムクムクと膨らみだした。
 まるで血圧を測るときのベルトみたいな感じだった。
スコスコ! スコスコスコ!!
 ゴムホースほどのサイズだったゴムチンポは、みるみる大人の握りこぶしほどの大きさに膨れ上がっていく。
側面にミッシリと並んでいたイボイボも、ひとつひとつがビー球くらいに膨らんでいた。
「そんなモン、どこに突っ込もうってんだよ……」
 ツバを飲み込もうとしたけど、口の中がカラカラだった。
「うふふふふ。」
 ユラユラと、人間の“腕”を思わせるほどのソレを、女はアタシの眼の前で振る。
 膨らむことによって風船のように薄くなったゴムチンポの表面から、向こう側の風景が透けて見えた。
「これで、“太いウンチができる”ようにしてあげるわね。」
シューッ!
 眼の前で空気を抜かれてゴムチンポが萎えていき、元の黒さを取り戻していく。
 女がアタシのお尻に、ヒヤリと冷たい手をかけた。
ベチャ!
「ふあ〜っ! あっ! あっ! ……ナ、ナニすんだよ!!」
 ヌルヌルとした冷たいクリームみたいなモノが、お尻の割れ目に塗りつけられる。思わず自分の口から、ヘンな声が出たことがアタシを赤面させていた。
「よく、ほぐしておかないとね。」
 と、女の指がアタシのお尻の穴に、そのヌルヌルを寄せ集めてグイグイと押し込むように揉み立てる。
「あっ、あっきゅ〜ン! やっ……イッ、イテエだろっ!」
 まるで注射の痕を、グイグイとやられるみたいに痛かった。そして冷たい指先が、何度かお尻の穴に突き刺さった。
ツプッ! プスッ!!
「あっ! きゅ〜ん……うっ、うひっ!!」
 冷たい指の挿入感よりも、その指が引き抜かれるときのムリヤリな排泄感が、アタシにはヤバかった。細い指一本なのに、お腹の中がゴッソリと引っこ抜かれるようなカンジだった。
「ヤバ、ヤバイって! やめろよ、ヤバイってば!!」
 手の先や、足の先が冷えていき、代わりに鼻の先や耳たぶ、……オッパイの先とか、オシッコの穴の周りとかが、カッカと熱くなっていくのが、たまらなく恥ずかしかった。
「このドスケベ娘。感じてるんでしょ。」
 自分の顔が熱い。……身体のあちこちが、真っ赤に火照っているのが解る。
「淫乱女のケツは、コレでもお喰らいなさい。」
ズッニュ〜ッ! ズップ!!
「ひゃふあっ! ひゃややや〜っ!!」
 さっきのゴムチンポだ!? アタシのお尻に、あんなモノ入れてやがる!! チクショーッ!!
ムリムリっ! プス〜っプスっ!!
 お尻の穴の中に侵入してくる異物感。ヘンにプリプリと弾力のあるソレにお尻の穴がまっすぐに貫き通されていく。オナラというほどの音ではないけれど、お腹の中のガスが抜けていく音がする。
「ぐっ! 抜けっ! すぐ抜かないと只じゃおかないぞ、テメー!!」
 アタシは視界の外にいる女に凄むが、……じつは半ベソだった。お尻の穴のなかで、さっきみたいにゴムチンポを膨らませられたら、どうなるか解らない。
「頼むから、やめてくれよ……」
「ダメよ。一度決めたら、何事もきっちりと最後までやらないと。」
スコ! スコ! スコ! スコ!
 ゴムチンポに繋がっている空気ポンプを握り潰す音がして、アタシは自分自身のお腹の中で、それを実感していた。
プクリ、プクリ、プクリ、プクリ。
 お尻の中で、ゴムチンポが少しづつ膨れていく。酷い便秘で貧血になったときとそっくりだった。出したくても出ないのに、それでもお尻の穴が破裂してしまいそうな、あの感覚……。
「やめろぉ! や、やめ……。やめてえーっ!」
スコスコ!!
ぷく、ぷく! みちっ、みちっ!!
 ビー玉大に膨れ上がったイボイボが、お尻の中で行き場所を探し、腸の壁を擦り立てていた。
スコスコスコ!!
ごりっ、ごりゅりゅ!
 ゴムチンポのカリ首の部分が腸の中で大きく広がって栓になっているのもわかった。その部分の“重苦しさ”が身体の中でビクともしないのだ。
スコスコスコスコ!!
ぷく、ぷく、ぶわっ!!
「きゃあーっ! やめてっ! ゆるしてーっ!!」
 ついにゴムチンポの端が、お尻の穴を拡げて、外にあふれ出したとき、アタシは悲鳴を上げて泣き出してしまった。
めきめき、むにょ! ぷくぷく、むにょ〜っ!!
 外という逃げ場所を見つけた風船のようなゴムチンポは、情け容赦なく、アタシのお尻の穴を、これでもかと言わんばかりに拡げていく。
「どう、破裂するとこまでいっとく?」
 ようやく空気ポンプを押し潰すことをやめた女が面白くもなさそうに言う。
「じょ、冗談じゃないわよーっ!」
「あら、残念だわ。」
スコッ!
「ぎゃひんっ!」
 ほんの一握り分の空気だったが、それがアタシの限界だった。身体が縛り付けられた自分の机の上で、カエルのオモチャみたいにビクンと勝手に跳ねた。




 あ、気絶する……。アタシ、このまんまの格好で気絶しちゃう……。
 眼がひっくり返るのがわかった。まぶたの裏の真っ黒い闇が、アタシの意識を包み込んでいく。
 朝、お尻の穴拡げたままでクラスのみんなに晒しモンになるんだ……。
 もちろん、あの人も、アタシのこんな姿を見るだろう……。
 死んじゃいたい……。

 そのときアタシは、絶望した……。


おしまい


→戻る