魔界――荒廃し治安も悪く危険な世界――そう思う人も多いだろう。だが、ラハールが魔王の座に即位。天界との国際交流が再開され治安は安定し荒廃していた街並みもずいぶんと繁栄してきた。
そのラハールが住まう居城。
「エトナさん。どうしたらラハールさんを気持ちよくして上げられるでしょう?」
その自室でフロンの相談を適当に聞いていたエトナは思わず飲んでいた紅茶を吹き出したフロンは元天使だが、ラハールが即位の時に起きた事件のさい天界の掟を破り堕天使となった。もっとも天界と交流が再開された現在ではあまり意味はなく。いわば形だけということになっている。その証拠にラハールとフロンの結婚式に天界の最高指導者であるラミントンが出席している。そんな訳でラハールとフロンは新婚真っ只中である。
「ど、どうしたのフロンちゃん?」
エトナは口の周りをぬぐい向き合った。
「いえ、その・・・ラハールさんとの夜のことで・・・」
「ああ、つまり殿下のテクが凄くてイカされまくってるので悔しいと」
フロンの言いたいことをあっさりと状況を理解すると端的にそうのべられフロンは顔を真っ赤にすると俯いて指をもじもじと動かした。
(これは面白いわね。ちょっとからかってやろうかな)
少し考えるそぶりを見せながら口を開いた。
「なら、簡単よ。これを使うのよ」
「それは!!・・・ラハールさんも恐れる『馬のチンチン』・・・なんでエトナさんがもってるんですか?」
「気にしたらダメよ」
ぶっちゃけ今もってるほうが話がスムーズで・・・げふげふ・・・なぜか都合よくエトナは持っていた馬のチンチンを取り出した。
「それをどうするんですか?」
「こうするのよ」
エトナは目にもとまらないフロンのスカートをめくり上げるとショーツを少しずらすと股間にそれをくっつけ
「封印と」
「えっ、えっ!?」
混乱するフロンをエトナはベッドに押し倒し馬乗りになる。
「魔法で神経もつないだから・・・」
エトナがフロンにくっついた男根の亀頭の先端を指でぐりぐりと刺激すると
「ひぅっ!」
短い奇妙な声をあげる。
「感度も良好みたいね」
「エ、エトナさんいったいなにを!?」
「悪魔流の性のレッスンよ。ようはどうすれば気持ちいいのか自分の体で覚えればいいのよ。あっちなみに馬のチンチンは20回射精しないと外れないから」
「えっ?」
エトナはあっさりととんでもないことを口走るがそれをフロンが理解するよりもその動きは速かった。
「ふふふ、まさかフロンちゃんをベッドの上で泣かせる日が来るなんてね」
「あ、あのエトナさん?」
エトナの目は尋常ではなくその動きもどこか怪しい。
「先ずはお口でしてあげるわ」
「はぅっ・・・ひぃはぁ・・・」
エトナの舌技は巧であっという間にフロンは射精してしまった。
「ふー凄い量ね。飲みきれなくて全身がザーメンまみれになっちゃったわ」
「はぁはぁ・・・」
「でも、まだ全然元気ね?まー当然だけどね」
「エ、エトナさん・・・いまイッたばかりだから・・・はぅ・・・そんな・・・指で・・・」
舌をペニスに這わせながら指を柔らかいタッチで満遍なくなでまわす。その心地よい刺激に早くも二回目の射精を迎える。フロンの股間の男根は萎えるどころか意気揚揚にそそり立っていた。
「あっ、言い忘れたけど20回射精するまで萎えないから」
とんだ爆弾発言である。
「えぇぇぇ!!」
「だってそういう呪いだもん。ふふふ、観念なさい」
エトナは手を添えながら自らの秘裂に押し当てる。
「エ、エトナさん?」
「大丈夫、妊娠はしないから、はぅぅ」
そのまま体重をかける深々と挿入する。
「すごい・・・ほらフロンちゃん見てフロンちゃんの太いからくっきりと形が出てる。じゃー動くわね」
恍惚の笑みを浮かべながら腰を激しく動かす。エトナの膣はその細胞の一片、一片がまるで別の生き物の様に動きフロンの男根を刺激する。
「はぅっ・・・はぁ・・・エトナさん・・・またぁぁぁ」
「あぁぁぁぁぁぁ・・・凄い・・・私もイッちゃったわ。見てフロンちゃん。今の私のお腹、まるで妊婦みたい。じゃー続けてもう一回ね」
「へっ?あっあっあっ・・・いまイッたばかりのなのに・・・はぁん・・・まぁた・・・ひゃうっ・・・出ちゃうっっ!!」
「はぐぅぅぅぅぅあぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・はぁはぁ・・・お腹が破裂するかと思ったわ」
エトナの呼吸と髪は乱れ大粒の汗を浮かべて呼吸を整えると秘裂に打ち込まれた肉の杭を引き抜くと腹部を手で押すと秘裂から溢れたザーメンはフロンの全身がまるで滝のような牛乳の雨に打たれたかのように白く染まった。
「はぁはぁ・・・まだ私は満足してないから今度はこっちね」
「えっ・・・そっちに入るんですか?」
「慣れれば癖になるわよ」
戸惑うフロンにエトナに余裕の笑みを浮かべるとアナルへとすんなり挿入した。
「こっちだと3回くらい射精に耐えられるのよ」
エトナとのアナルSEXは今までとはまた違った刺激がフロンの体を刺激するとエトナの言った通り3回連続で濃厚なザーメンを射精した。
「ふぅ〜さすがに私の体も限界ね〜やっぱ20回は多かったかな?まーいいっか。とりあえずフロンちゃんは残りは自分でしてね?」
「はぁはぁ・・・自分でってどうすれば・・・」
「ああ、大丈夫」
エトナは手をかざすと短く呪文を唱えると
「えっ体が!?」
「手足と舌が勝手に動く魔法けたから残りの回数が終るまで動きつづけるからじゃーお休み」
そういい残し満足の笑みを浮かべながら眠りについた。
「はぁん・・・あぁんぐ・・・またでちゃうです・・・うっ!」
エトナが眠る横でフロンはオナニーを続ける。気絶しそうになっても手足が勝手に動き射精に導きザーメンを舌が集める。
フロンはエトナの言った通り残りの回数射精するまで続いた。
数日後
「フロンちゃん・・・もう無理だから許して。ねっ?」
「ダメですよエトナさん。私まだ満足してないんですから。それにこれは愛です」
ベッドが激しく軋む音を発てる。フロンは激しく腰を動かしエトナを責めたてる。
「また出しますよ」
「ムリムリムリムリ!!これ以上は本当に・・・あぐぅっ」
「大丈夫ですよ。魔法で強化してるんですから壊れたりしないですよ」
立場は完全に逆転し馬のチンチンの快感が気に入ったフロンは暇さえあればエトナを犯している。エトナのお腹は大きく膨らみ破裂寸前の巨大な風船のようだが魔法の効果でまだまだ膨らみ足腰立たなくなるまで犯される。しかもフロンの射精の回数は日に日に増えあれから数日しか立っていないのに50回は連続で射精できしかもその感覚は恐ろしく早い。いまやエトナが回復する頃にはフロンに犯されるという性処理人形な日々となっていた。
なんというか因果応報というか哀れなエトナだった。だが魔界はそれ以外は平和な日々だったとさ・・・○
終わり
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