魔渡氏・作

 魔渡さんによる「つよきす」のエロパロSSです。

 若い2人(笑)のラブラブな一日・・・でもちょっとお尻もイジメちゃったりして気持ちエエわ〜という、タイトル通り甘々のエロストーリーが展開します。


 本日は土曜日
「やっぱり、こっちの服のほうがいいかな?」
 ツインテールの少女は朝早くから鏡の前でもう2時間も洋服選びに必死になっていた。
 少女の名前は近衛 素奈緒(このえ すなお)私立「竜鳴舘」に通う二年生。演劇部長兼風紀委員長。性格はかなりの負けず嫌い。その性格のために何度かトラブルになったりもした。そんな彼女でもやはりデートの日となれば浮かれまくる。もちろん下着選びも慎重にもなる。なにせ今日のデート…と言っても本日の予定は彼の家で2人だけですごす予定ではあるが彼の家には居候中であり憧れの先輩である鉄 乙女(くろがね おとめ)が拳法部の合宿で留守であり、両親も元々海外で仕事をしているために2人を邪魔する存在はなし。つまり若い男女が一つ屋根の下ですることといえばもはや限られてくる。素奈緒としてはあまりそういうのを好ましく思わないがもしそうなったらと考えるとやはり下着選びにも気合いが自然と入っている自分に気づき赤面したりしてもいる。
「そういえば…こないだ男子から取り上げた本に書いてあったけど…やっぱり、ああいうのとか好きなのかな?」
 素奈緒は再び、頭を抱え始める。

 ★ ★ ★

 対馬 レオ(つしま れお)はそわそわとしていた。今日は素奈緒と2人っきり、むろん、あんなことやそんなことを期待してしまうお年頃。そして、素奈緒と2人っきりの時間に邪魔が入らないようにいろいろと細工もすましてある。
 素奈緒とは中学生時代のクラスメートではあったが中学時代のある事件をきっかけに一度、築き上げた関係が崩壊したが、わだかまりが解消されめでたくラプラブカップルへと進化をとげたのであった。
「もうすぐ、時間だけど…そういえば飲み物とかおやつとか買ってなかったな」
 そう呟くと玄関の鍵をかけずに近くのコンビニ(徒歩8分)へと向った。
 レオが家を出たほんの数分後、すれ違いで大きなバック(お泊りセット入り)をもった素奈緒がレオ宅に到着した。
「こんにちわて、いないのかな?鍵はかけてないから、多分コンビニかな?よし、いまのうちに…」
 そういうと家へと入り、いそいそと仕度を始めた。

 ★ ★ ★

「すこし、買いすぎたか?」
 レオはコンビニの買い物袋を片手に玄関をあける。
「ただいマっ!?」
 玄関をあけたレオはあまりの出来事に驚き買ってきた物を落とした。
「お帰りなさいご主人様…なーんてね」
 そこで待っていたのはメイド姿の素奈緒だった。
「どう?懐かしいでしょ。体育祭のときのメイド服」
 そのばでくるりと回りにっこり微笑む。
「イヤ、なんというかはいウレシイデス」
 レオの声は裏返り嬉しさのあまり文章がへんになっていた。
「じゃー…」
 素奈緒は目をつぶる。それはキスしてのサイン。チュッと軽いキスを一度してから離れるが、まんぞくできなかったのか2度3度とくりかえす。満足した2人はレオの部屋へと向う、このとき玄関の鍵をかけるのを忘れない。
 部屋で2人っきりなにげない会話が続くが10分に1回はキスしている。
 だが、レオのゲージはMAX。超必殺技発動可能に達していた。
「素奈緒…今日はお前が…欲しい」
 ドキッと素奈緒の鼓動が激しくなる。だが、それは決して不本意なことではなくむしろ望んでいたことでもある。
「うん…」
 素奈緒はベットに無防備に仰向けに押し倒される。そこでもう一度キス。レオは服の下へと手を滑り込ませて器用にブラを外す。このときメイド服を脱がさないことにそこはかとなくこだわりを見せる。
「はぁ…あっ…そこ…」
 甘い吐息が漏れ呼吸が乱れ頬が上気し赤く染まる。たっぷりと時間をかけ素奈緒の体を堪能するかのようにレオは指を動かす。
 やがてレオの手は下半身と伸びるとビクッと素奈緒は体を硬くする。
「大丈夫か?」
「う、うん…」
 かけてくれる優しい言葉にほっとして体から力が抜ける。
「そろそろいいか?」
 いよいよとなりショーツを少しだけ下ろす。
「あっ…その…そっちじゃなく…その…」
 素奈緒はもじもじと小声で呟く
「あの…妊娠したり…したら…大変だから…その…レオが嫌じゃなかったら…そのお尻に…その…」
 顔を真っ赤にしながら呟く
「えっ…あうっ……その…イヤジャナデスヨ」
 再び声が裏返る。レオは一呼吸をおき少し冷静になる。
「でもやっぱりそういう格好をしてるんだからおねだりして欲しいな」
 どうやら、冷静になるよりもさらに暴走したようだ。
(えっと…こういうときは…)
 男子から取り上げた雑誌にかかれていた文章を思い出しながら口にする。
「ご、ご主人様…素奈緒のケツマンコをご主人様のペニスで気持ちよくしてください」
「よ、よしたっぷり可愛がってやるぞ」
 演劇部所属の素奈緒の熱の入った演技(半分は本気だが)がレオのテンションをさらにヒートアップする。レオは今度は素奈緒のアナルの周りを丁寧に指を這わせゆっくりと慣らしていく。
「ひゃぅ…なにか…きテ…あぁぁ…ふぐぅ…」
 その愛撫だけで素奈緒は軽くイッてしまった。
「もしかしてイッちゃた?」
「はぁ…それは…はぁ…その…」
 素奈緒の息はさらに乱れる。
「それにずいぶんなれてるけど初めてじゃないだろ?」
 カマをかけてみる。
「うっ、それはその…」
「『ご主人様』の命令だぞ」
「い、意地悪…今、そういうこと言われたら…その…ご主人様にして欲しくて毎日、いじってました」 
「このかわいい奴ね」
 ギュッと抱きしめキスをする。
「それじゃ、かわいいメイドさんのお尻にご褒美をあげようかな」
 素奈緒をお尻の蕾をペニス押し当てるとゆっくりと呑みこんでいった。
「うぐぅ…」
「大丈夫か?一度止めて…」
「ううん、はぁん…大丈夫、動いて」
「判った」
 レオは腰をゆっくりと動かし始める。素奈緒の口から一突きごとに甘い声が漏れる。
「あっあっあっ」
「もう…出すぞ素奈緒」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
 素奈緒の中に熱い物が広がりその感覚とともに素奈緒は達した。
「素奈緒…」
「はぁはぁ…レオ…」
 アナルに挿入したまま2人は唇を重ね舌を絡めあった。


 1時間後――

 レオの上で素奈緒は激しく腰を動かす
「はぁん…あっ…また…」
 素奈緒は気絶しそうな絶頂を何度も味わいながらも体は快感をもとめて体は素直に動いてしまう。

 それから――

 ちゅぱ…ぺちゃ…
「フェラも上手くなった」
「そ、そんなこといわないでよ。教えたのレオでしょ」
 顔を赤くする。今日の素奈緒の格好はブルマ。学校以外でしかも彼氏の自宅でとなると恥ずかしい。
「それじゃ、今日もしようか?」
「きょ、今日も素奈緒のお尻を可愛がってください」
 今日も2人の甘い休日が始まった。

 おわり(笑)


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