魔渡氏・作

 魔渡さんによる「魔法先生ネギま!」のエロパロSSです。

 今回は木乃香ちゃん&刹那ちゃんのオハナシですが、魔渡様によれば「ちうのホームページ(18禁ヴァージョン)の裏話的なもの」ということです。背徳の百合(?)世界をお楽しみ下さい。


 麻帆良学園中等部女子寮――
「ただいま〜ていうても誰もいいひんのやけどな」
 理事長の孫娘。近衛木乃香(このえ このか)は自室に帰り制服を脱ぎ私服に着替える。木乃香はまるで陶磁器のような白い肌と腰まで伸ばした新緑の黒髪が特徴的な京美人で性格は非常にのんびりしている。
「ネギ君はなんやお仕事をしてからそのあとエヴァちゃんところで修行してくるいうてたなし。明日奈も部活に顔をだしてから夕刊を配ってから帰ってくるいうとったからうち1人だけや」
 ちょっと寂しそうなそぶりを見せながらも部屋の掃除を始める。別に誰に言われるわけでもなく家事はいわば木乃香の趣味のようなものである。
「あれ、これカモ君のやんな?」
 床に落ちていたノートパソコンを見つけるとしゃがみ込んで確認した。
「スイッチ入りっぱなしんしゃないな・・・」
 周りをすこし確認すると
「ちょっとだけ中、覗いてもええよな?」
 誰に確認を取るわけもなく操作を始める。
「なんやろな。これ・・・」
 隠すようにファイルの奥にデータを見つけ開いた。
「なんや綺麗やな〜・・・なんや眠うなってもうたぁ・・・・・・」
 木乃香はそのまま床に寝転がった。

「・・・・・・さ・・・・・・じょ・・・様おじょ・・・様・・・お嬢様」
「うぅぅん・・・」
 木乃香は目を眠いまぶたを擦りながら頭を起こした。
「お嬢様。こんなところで寝ていると風邪をひきますよ」
「せっちゃん・・・」
 寝ぼけ眼で捕らえたのは制服を着た幼馴染の桜咲刹那(さくらざき せつな)だった。刹那は木乃香の護衛役として麻帆良学園にいることと生来よりも生真面目さのため敬語で喋ってしまう。
(目の前にせっちゃんがおる・・・そや・・・キスせなあかんな〜)
「お嬢様?」
 木乃香は刹那の首に手を回すと体を引き起こしそのままキスをした。
「むぐぅう」
 あまりの突然のことに刹那は何もできずされるがまま木乃香が満足するまで離れることができなかった。
「お、お嬢様なにを!?」
「もう、せっちゃん昔みたいに、このちゃんて呼んでっていってるやん」
「ちょっ、お嬢様そこは・・・」
 刹那の制止の声を聞かず木乃香は制服の中に手を滑り込ませるとその薄い胸を締め付けるサラシを上から緩やかに揉む。
「やめ・・・くだ・・・」
「せっちゃん感じてるんやね。ここが気持ちええの?」
「はぅぅっ!!」
 刹那は胸だけでイッてしまったが木乃香はその手を止めない。
「せっちゃんイッてもうたの?そやったらうち嬉しいわ。ほなもっとしてあげるな」
「やめっひゃっ・・・おじょ・・・いま・・・敏感にッぃ!」
 木乃香の責めは的確で感度が上がった刹那にとってはたまったものではない。
「また、お嬢様いう。これはもっとせな」
「はぁはぁ・・・お嬢様・・・何を・・・」
 腰が抜け力が入らず起き上がれない刹那に馬乗りの形になると木乃香はスカートの中に手を滑り込ませ股間を覆う薄布の中にまで侵入する。
「そ、そこは・・・ダメです!!止めてくださいお嬢様」
「このちゃんて呼んでくれるまでやめへんで〜」
「ひゃぅ・・・そこをそんな・・・やめ・・・」
 木乃香は刹那のショーツを膝の辺りまで下ろす。そこには女性にあるはずのない器官が存在した。刹那は実は半陰半陽であり普段は膣内にしまいこみながら幻術の札を貼り付けることで誤魔化していたのである。
「でも、せっちゃんのゾウさんはどんどん大きくなってるで?せっちゃん凄いなこんなに大きいのをいつも膣内に修めてるやろ?中で大きくなったりしたら大変やな」
 ヌラリと光る男根に指を這わせる。
「おじょ・・・そんな・・・」
「こうすると気持ちええん?」
「やぁ・・・」
 普段の刹那から考えられない女の子らしい声があがる。
「せっちゃん可愛い声や。なんやうちも興奮するわぁ」
「ひゃうっ・・・おじょ・・・もう・・・」
 あと一歩で射精というところで木乃香は手を止める。
「なんや、せっちゃん気持ちよくて続けて欲しいから呼んでくれへんかったんやな」
「ち、違います・・・そんなことはひゃっ・・・」
 一瞬、射精感が収まったと思った瞬間、木乃香は再び扱き始める。だがやはり射精しそうになると木乃香は手を止めて収まるのを待ってから再開を繰り返した。木乃香は刹那が「このちゃん」と呼ぶまで止める気はなかった。
「なぁせっちゃん。『このちゃん』て呼んでくれるだけでうちはええんよ?」
「このちゃん・・・かんにん・・・してぇ」
 ついに刹那の口から京都弁が出始めた。
「やっとで呼んでくれたうち嬉しいわ。ほな、ご褒美あげな〜」
 木乃香は器用に自分のショーツを脱ぐと柔らかい刹那の男根を掴むと自らの濡れた秘裂に擦りつける。
「これが入るって考えたらなんやうちむも興奮してこんなに濡れてるねん。もうがまんできへんから堪忍な」
「このちゃん・・・それはあかん!」
 しかし木乃香は無視して愛液で濡れた刹那の男根を挿入する。木乃香の秘裂からは純潔の雫が垂れ落ちる。
「入ってもうた・・・ほな動かすで?」
 ゆっくりと腰を動かすと二人の口からくぐもった甘い声が自然と漏れ始める。
「このちゃん・・・堪忍・・・このままやとこのちゃんの中に出してまう」
「せっちゃんはうちのこと嫌いなん?うちはせっちゃんとの間にならできてもええんよ?」
「ひゃう・・・このちゃん!!!」
 木乃香が刹那の秘裂に指を挿入させると中に指を這わされたため思わず中に出してしまった。
「せっちゃんのがうちの熱いのが広がとっる。けどまだ出るやんな?まだうちの中で大きいままやもん」
 にっこりと微笑み再び腰を動かし始める。
「このちゃん・・・あかん・・・・・・」
 刹那の口からは拒絶の言葉が漏れるがそれは最後の理性の欠片。体はすでに木乃香を求めていた。
 そして、日が傾くまで2人だけの世界が続いた。

 だが、実はそれを見つめる小さな影があった。
(なんで木乃香姉さんと刹那の姉さんがあんなことに・・・はっ、まさか木乃香姉さんあれを見たんじゃ・・・)
 影の正体はネギのベットのオコジョ妖精アルベール・カモミール(通称:カモ)だった。木乃香が見た映像は実はタダの映像ではなく。その映像を見た人の心に眠る好意を高めかつ催淫性の強い暗示をかけるサブリミナルが織り込まれていたモノだった。ある人物に使い終えたものなのだが一応、保存していたものだった。
(俺はしーらね)
 カモは見なかったことにして部屋を去っていった。

 それから――
 麻帆良学園の広大な敷地にはいたるところに林がある。その一角。
「せっちゃん。はよう見せてえな」
「うん、このちゃん・・・」
 刹那はスカートをたくし上げる。ショーツは穿いておらずヴァギナとアナルには太い双頭バイブがねじ込まれおり太股にはローターのコントローラが両脚で10本ほどあった。
「すっごくびちゃびちゃやね。ようばれへんかったな」
「このちゃん・・・もう、がまんできへん・・・」
 甘えた声をだす。
「しゃーないな。せっちゃんは今日はどうして欲しいん?」
「このちゃんのお口でして欲しい」
「もうすこし詳しくいうてくれへんとうちわからんわ」
「このちゃんのお口でうちのデカチンポをしゃぶって欲しい」
「それだけでいいん?」
「精液も飲んで欲しい・・・おねがいや・・・このちゃん・・・」
 目をウルウルさせながら木乃香に哀願する。
「ええで、せっちゃん」
 木乃香は刹那のペニスにしゃぶりつく。今の刹那は純粋に快楽の虜であり木乃香から与えられる刺激的な快感を求めつづける。
 それが背徳的なこととはいえ二人は幸せだった。

 おわり


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