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「全くやんなっちゃうわ!だーれも世話もしないんだから!」
早朝、小学校のウサギたちの世話をしながらエリスは思わず毒
づいてしまっていた。
どこの小学校にでもあるウサギ小屋、そこの世話
をするのは当番制だったが、男子はいつもサボっているのでウ
サギたちが薄汚れた中、お腹をすかせていることも珍しくはな
い。
そんなこんなで、ウサギ小屋の中に入ろうと扉を開け、扉の枠
に手をかけた瞬間。
ビリビリビリビリ!!
エリスの手が火花を散らす。「んーーーーー!!」
咄嗟に手を放すが、その時後ろに誰かがいた。
「ちょっと、感電したから保健室に…」とエリスが
口を開こうとした瞬間、後ろの何者かの蹴りがエリスの背中を
直撃する!!
思わず校庭に叩きつけられる、一体何が?
混乱するなか後ろからぶつぶつといった声が聞こえてくる。
「お前生意気なんだよ、大学卒だがなんだか知らないけどイイ
かっこしやがって」
え?私イイカッコなんてしてない…
「ムカつくんだよ、その見下したような視線…」
そんな目で見てない…
「北斗君に対してなれなれしいのよ、ブス!」
北斗とはただの同僚…
「身の程を教えてやるよ…」
ひいっ……
いつの間にか、後ろの気配は何十人にも膨れ上がっていた…。
「ひっ…いったいなんなの…?」
振り向きたいが、振り向くとそこには恐ろしいものたちが待ち
受けているようで、体が凍りつく…
だがその沈黙の時も終わりを告げることになった。
エリスの小さな体をいくつもの手が絡みつく…
小さな手、大きな手…そして、無理やり振り向かされた先に見
た光景は
小さな手…クラスメイトたち…
大きな手…クラスメイトの親だろうか?
手はエリスの体を四方八方から押さえつけながら
衣服をずたずたに引きちぎっていく。
「や、やめてください!私が何を!!」叫びかけた口を別の手
が塞ぐ。
そして別の手がエリスの両足を無理やりこじ開ける! そして
40代くらいの確か用務員のおじさんだったはずの中年男性が
ズボンを下ろした姿でエリスの前で立ち止まる
(ちょ、ちょ嘘でしょ?そんな大きなの入れたら
壊れちゃう!! お願いやめて!)
TO BE CONTINUED
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